三県境
たった3歩で3県をまわれる場所へ散歩しに行こう
埼玉県加須(かぞ)市(北川辺地域)、栃木県栃木市、群馬県板倉町の境目となっている行政界で、加須市側にある「道の駅かぞわたらせ」から南南東に約450m、歩いて6分ほどの水田のなかにある。全国で40か所以上ある三県境のほとんどは山頂や尾根、河川の上にあるが、ここは気軽に歩いて行ける平地に存在する全国的にも珍しい場所だ。かつてこの場所は、渡良瀬川が「海老瀬の七曲がり」と呼ばれるほど蛇行して流れており、洪水の際に幾度も堤防が壊れていた。そのため、明治から大正にかけて大規模な河川改修工事が実施され、現在の河道となった。2016年(平成28)に行われた測量の結果、3方向からの水路の合流点から、以前に入れられたと思われるコンクリート製の杭が見つかり、その点が三県境であると確認された。現在は周囲が遊歩道として整備され、観光客が思いおもいのポーズで記念写真を撮るスポットとなっている。また、近くにある「道の駅かぞわたらせ」には「三県境(さんけんきょう)ショップさいぐんと」があり、3県の名産品や限定商品が販売されている。
スポット詳細
- 住所
- 栃木県栃木市・埼玉県加須市・群馬県邑楽郡板倉町 地図
- エリア
- 足利・佐野・栃木エリア
- 電話番号
- 0276821111
情報提供: ナビタイムジャパン