銀嶺
長崎とともに歩んできた老舗レストランで本格トルコライスを
昭和初期から続く長崎屈指の名店
1930年(昭和5)創業。伝統の洋食の味を守り続ける老舗として、地元に愛され続けているレストラン。創業当時は繁華街である長崎市鍛冶屋町に店舗があり、名だたる芸術家や小説家も訪れ、市民憧れの店として名を馳せた。2005年(平成17)には長崎歴史文化博物館の敷地内へ移転、営業を続けている。広い窓からは緑に囲まれた美しい庭が見え、店内に並ぶ貴重な骨董品や美術品、創業当時から使用している重厚感のある調度品の数々が目を楽しませてくれる。博物館の見学のあとに、ゆっくりと食事やティータイムを過ごしたい。
思わず笑みがこぼれる洋食メニュー
ボリュームがあったり、ソースの種類に特徴があったり、長崎市内でさまざまなトルコライスが目立つなか、こちらのトルコライスは熟練のシェフが仕上げる上品な味わいが魅力だ。バターの甘い香りが広がるピラフに、フレッシュなトマトの酸味を感じるスパゲッティ、隠し味には時間をかけて手作りするデミグラスソースが使われている。豚肉のうまみを感じるとんかつは脂っぽさがなく、女性でも食べやすい絶妙なバランスとボリュームだ。付け合わせにはやさしい風味のかぼちゃのポタージュも。ていねいな下ごしらえと上質な味付けを感じる王道のひと皿をぜひ味わいたい。またランチメニューは特製ビーフカレーライスやハンバーグランチも定番メニュー。ディナーには、じっくり煮込まれたタンシチューもおすすめだ。
甘い時間にも歴史あり
ランチやディナー以外にスイーツも充実している。老舗カステラ店の味を楽しめる「かすてらセット」(650円)は、長崎の地で海外の商人たちとコーヒーの取り引きをしていたと伝わる坂本龍馬にちなみ名付けられた「龍馬の愛したコーヒー」(単品450円)のチョイスも可能。また出島に砂糖がたくさん輸入され、豊かな砂糖文化がはぐくまれた長崎では甘いスイーツも数多く誕生。夏季限定で味わえる「ミルクセーキ」(580円)は人気メニューとなっている。長崎の歴史を感じさせてくれるスイーツで旅の思い出を彩ろう。
長年集められた長崎ゆかりの舶来品に囲まれて
店内には「アンティークが好きな方に見てもらえたらうれしい」と江戸時代の骨董品から貴重な美術品が数多く並んでいる。鎖国時代、海外に輸出していた「有田焼」を真似て作られたオランダ製の徳利は、細かい絵付けなどが美しく、ついつい時間を忘れて見入ってしまう。また長崎ゆかりの画家、野口彌太郎、横手貞美、山下南風らの作品も間近で鑑賞することができ、美術館さながらの雰囲気に包まれている。長崎にまつわる美しい美術品をゆっくりじっくり楽しみたい。
スポット詳細
- 住所
- 長崎県長崎市立山1-1-1 長崎歴史文化博物館 地図
- エリア
- 長崎エリア
- 電話番号
- 0958188406
- 時間
- 10:30-21:00(L.O.20:00)※冬季の閉店時間は20:00(L.O.19:00)
- 休業日
- 第3月
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 博物館に併設したレストラン
- 長崎歴史文化博物館に併設したレストランです。1930年創業の老舗洋食店で博物館開館時に現在の場所へ移転したようです。メニューは長崎名物トルコライスやビーフカレー、ハンバーグ等の他、ケーキやコーヒー等のスイーツ・ドリンクがあります。ビーフカレーを注文。味は普通です。アンティーク家具に囲まれ、落ち着いた空間です。
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- レトロな雰囲気でランチ
- 別の場所にあった老舗レストランが移転されたもの。調度品などに古き良き時代みたいなものを感じることができます。ただ、狭いスペースなのでそれらが生かしきれていないような、ちょっともったいない感じもしました。ローストビーフのランチはとても美味しかったです。
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- 遠藤周作お気に入りのレストラン
- 長崎歴史文化博物館を見学後のランチに行きました。遠藤周作氏が良く通った以前とは場所が変わっていますが、雰囲気のあるレストランでランチのハンバーグセットがお得で美味しいです。遠藤周作の小説を何冊か読んだ後での沈黙等の舞台のなった寺院等の訪問途中でした。
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