国虎屋
1971年(昭和46)創業、パリにも支店を出す高知を代表するうどんの名店
国道55号線沿いに立つ古民家風の建物に赤い看板で「国虎屋」の文字が見える。1971年(昭和46)創業の、地元では知らない人のいないうどんの名店で、店名には地元の戦国武将・安芸国虎公の名を冠する。名物は豚汁を思わせる味噌ベースの出汁に手打ち麺をあわせた「国虎うどん」。土佐清水の宗田節を使った出汁に酒粕と味噌を加えたスープは風味豊かで、薬味の柚子皮が爽やかなアクセントになっている。豚肉やゴボウ、ニラのコクと甘みも加わったスープは、つい最後まで飲み干してしまうほど。「カレーうどん」も人気で、これを目当てに遠くから訪れる人もいる。とろりとしたカレースープはこの店ならではの味わいで、ちょっとピリ辛がクセになる。ほかにもセルフサービスで皿に取り出す「おでん」も人気だ。すべての器に安芸市伝統工芸である「内原野焼」が使われている。フランス・パリに支店があり、フレンチシェフだった2代目店主がフランスへ渡り、パリのオペラ座近くで創業。伝説になるほどの人気店に。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン