徳島木のおもちゃ美術館
大人も子どもも大満足! 全国最大規模の「木育」ミュージアム
徳島で受け継がれる文化や風景を県産材で表現
「0歳から100歳まで楽しめる」をコンセプトに、2021年(令和3)10月「あすたむらんど徳島」内にオープンしたのが、徳島木のおもちゃ美術館である。おもちゃ美術館としては6館目だが、全国で初めて「県立」のおもちゃ美術館として誕生。それぞれにテーマが決まっているスペースや遊具、おもちゃには、県内各地から集められた県産材をふんだんに使用している。エントランスから「鎮守(ちんじゅ)の杜のトンネル」を抜けると、そこは「あさん農村舞台」と名付けられたスペースだ。徳島に数多く残る農村舞台をモチーフにしており、おもちゃ学芸員と一緒に、積み木遊びや遊山箱(ゆさんばこ)を使ったおままごとなどを楽しむことができる。また、続く「里山ひろば」には、徳島市のシンボル「眉山(びざん)」をはじめ、約5万個もの木のたまごが流れる「吉野川」、1999年(平成11)に農林水産省の「日本の棚田百選」に選出された「樫原の棚田」をモチーフにした印象的なフィールドが広がっている。多くの子どもたちが目を輝かせて元気に遊ぶ空間だ。
1人でも、2人でも、グループでも楽しめる!
大きく分けると9つのスペースに分かれる徳島木のおもちゃ美術館。元気いっぱいの子どもたちから大人気なのが、館内最大の高さと広がりをもつ「ごっこフォレスト」である。「徳島すぎ」で造られた巨木を中心に、山の散策や木製の野菜やキノコの収穫といった「ごっこ遊び」を体験できるほか、ロープを編んだ「かずら橋」や巨木の内部をらせん状に滑り降りる「渦潮すべり台」など、アスレチック要素も満載。木の伐採から利用までを表現した木製からくり「山の仕事」なども見逃せない。その隣にある「グッド・トイひろば」には、おもちゃコンサルタント選定の「グッド・トイ」が勢ぞろい。世界中から集められた良質なおもちゃは自由に遊ぶことができる。2人で勝負したい場合は「テーブルサッカーフィールド」、グループで楽しみたい場合は、さまざまなボードゲームの集められた「ゲームひろば」がおすすめ。すぐ横にある「企画展示ひろば」では、徳島の伝統工芸品や東京おもちゃ美術館の収蔵品の一部が展示されている。
五感を通じて木の魅力が感じられるスペースの数々
徳島木のおもちゃ美術館が掲げたテーマの一つが、徳島の魅力を伝える「文化継承」である。「あさん農村舞台」や「里山ひろば」と並んで見ごたえ十分なのは「うだつのまち」と名付けられたスペースだ。ここはその名のとおり、国の重要伝統的建造物保存地区であり、観光名所として知られる美馬市脇町の「うだつの町並み」をモチーフに構成。通りを構成する左右の小屋は、けん玉やコマ回しのほか、徳島のおもちゃ作家の作品で遊んだり、テーマの異なる遊びを体験することができる。また、3歳未満の乳幼児とその保護者向けに、専用空間となる「赤ちゃん木育ひろば」がある点もうれしい。年齢や発達にあわせた空間デザインと遊具、おもちゃの設置が特徴で、大きな子どもたちが遊ぶほかのスペースから隔離されているため、ゆっくり過ごすことができる。空間全体から五感を通じて木の魅力が感じられる徳島木のおもちゃ美術館。ぜひ、徳島の旅で立ち寄ってみてほしい。
スポット詳細
- 住所
- 徳島県板野郡板野町那東字キビガ谷45-22 地図
- エリア
- 徳島市周辺エリア
- 電話番号
- 0886721122
- 時間
-
9:30-16:30
[7・8月]9:30-17:30 - 休業日
- 水
- 料金
- [入館料]一般800円、小中学生300円、小学生未満は無料
- 駐車場
-
あり(約1,300台)
※あすたむらんど徳島共有 - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(Tokushima Free Wi-Fi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 120分以上
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン