はまだお魚市場
「ノドグロの本場」浜田に誕生した新しい観光拠点
浜田漁港で水揚げされた新鮮な魚介が買える
日本海の海の幸といえば、まず思い浮かぶのはカニと、高級白身魚のノドグロ(アカムツ)。ノドグロの産地といえば島根県と山口県で、その2県で漁獲量の約7割を占める。そして浜田漁港は、全国屈指のノドグロ漁獲量を誇る。「特に重要な漁港」として全国でも13しかない「特定第3種漁港」にも指定されている。その浜田漁港に近接した「しまねお魚センター」が、2021年(令和3)に「はまだお魚市場(山陰浜田港公設市場)」としてリニューアルオープン。浜田漁港で水揚げされた獲れたてピチピチの旬の魚がゲットでき、地元の海山の幸、伝統の味が堪能できる「浜田の新しい観光拠点」として注目を集めている。
新鮮な海の幸と、浜田ならではの水産加工品
「はまだお魚市場」には、「仲買棟」と「商業棟」がある。「仲買棟」には地元で鮮魚の仲買を商う12店が集まり、ノドグロそのほか新鮮な魚介を仲買人から直接購入できる。良心的な地元価格で新鮮な魚介が買えるため、観光客だけでなく地元の人も利用しているという。「商業棟」では、浜田はもとより島根県内各地から集まった地域産品を中心に、水産加工品から農産品、特産品に加え、伝統工芸品の石見焼など、豊富な品を販売している「ここマーケット」で土産が選べる。なかでも特に注目の品は、浜田特産のノドグロの干物だ。浜田は昔から水産加工が盛んで、商業棟の2階にはフードコートがあり、のどぐろ炙り丼などの海鮮丼が人気の「めし処ぐっさん」、刺身と魚のフライが食べられる浜っ子定食が人気の「まる姫食堂」、地産地消にこだわったメニューや仲買棟で購入した魚の捌きや調理をしてくれる「海音」の3店舗で、港町ならではの料理が堪能できる。
買い物がてら漁港の周辺を散策してみたい
「商業棟」の1階には「どぶろく工房」が併設され、ここで醸造したビールやどぶろくが味わえる。また、ここではノンアルコールの甘酒も製造販売し、「鯖ドック」や下味にどぶろくを使った「どぶろく唐揚げ」なども提供している。ここならではのファストフードを肴に、できたての酒を味わうのも一興だ。浜田で見どころといえば、シロイルカが人気の水族館「しまね海洋館アクアス」や、古からの名所「石見畳ヶ浦」に目が行きがちだが、それだけではもったいない。土産を求めて「はまだお魚市場」を訪れた際には、潮風に吹かれて浜田漁港の周辺を少し散策してみるのもおすすめだ。往時の面影を石垣に残す「浜田城跡」へも、ここから車で約10分。ゆとりがある旅なら、あわせて訪ねてみたい。
スポット詳細
- 住所
- 島根県浜田市原井町3050-46 地図
- エリア
- 江津・浜田エリア
- 電話番号
- 0855237111
- 時間
-
仲買棟 8:00-15:00
商業棟 (1F) 9:00-17:00
(2F) 10:00-17:00(LO 15:00) - 休業日
-
[仲買棟]土、市場公休日(一部店舗営業)
[商業棟]火(祝日の場合は営業)、その他
[めし処ぐっさん]月・火(祝日の場合は営業、平日振替) - クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、nanaco、WAON、楽天Edy、PayPay、LINE Pay、メルPAY、auPAY)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
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