因佐神社
大国主大神と国譲りの交渉をした建御雷神を祀る
高天原から「建御雷神(たけみかづちのかみ)」が降臨し、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)と国譲りの交渉をした神話の地として有名な「稲佐の浜」。その浜の北端付近の山際に、建御雷神を祀る因佐神社(いなさのかみのやしろ)がひっそりたたずむ。出雲大社の境外摂社で、小さな祠だが、立派な鳥居と奥行きのある境内をもち、「神社らしい趣」がある。この因佐神社は平安時代の「延喜式」にその名で記載され、また奈良時代の『出雲国風土記』では「伊奈佐乃社」として登場する由緒ある古社だ。またの名を「速玉社(はやたまのやしろ)」ともいい、地元で「速玉さん」と呼び親しまれている。建御雷神は武勇の神であり、戦前には武運長久、今は勝負事、進学・受験の神として崇敬される。また、この因佐神社で「鳥居をくぐって境内に入って参拝し、誰ともひと言も話さず再び鳥居まで戻って出る」ことができれば、万事の願いが叶うといわれている。この因佐神社の近くに、国譲り交渉の現場とされる「屏風岩」がある。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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