シャーレ水が浜

カフェ

湖畔のカフェで唯一無二のパノラマビューに感動

琵琶湖のドライブやツーリング、サイクリングの途中に立ち寄りたいカフェとして絶大な人気を誇る、近江八幡の「シャーレ水ヶ浜(みずがはま)」。琵琶湖にせり出したテラス席に広がる圧巻のレイクビューを堪能しよう。

琵琶湖に面したカウンター席が人気。撮影用のスペースも空けてくれている} 琵琶湖に面したカウンター席が人気。撮影用のスペースも空けてくれている

琵琶湖沿いの道をたどって目的地へ

「シャーレ水ヶ浜」へは、琵琶湖ドライブを兼ねた車でのアクセスが便利だが、公共交通機関を使うなら、最寄りはJR琵琶湖線近江八幡駅から近江鉄道バス長命寺線で約25分の長命寺停留所。西国三十三カ所第31番札所の長命寺を包み込む長命寺山の東麓、琵琶湖沿いの道を15分ほど歩くと現れる、崖にせり出したログハウス風の建物が「シャーレ水ヶ浜」だ。オーナーはもともとこの地でキャンプ場を営んでいたが、1981年(昭和56)、滋賀県で第36回国民体育大会(びわこ国体)が開かれることになったのを機に、「コーヒーを飲んでホッとひと息つける場所を」とキャンプ場の売店の建物を生かし、カフェをオープン。1997年(平成9)にリニューアルし、現在の空間ができあがったという。

現在は県の条例により、これほど眺めのすばらしい場所に商業施設を造ることはできない} 現在は県の条例により、これほど眺めのすばらしい場所に商業施設を造ることはできない

平日でもランチやカフェタイムには入店待ちのお客さんであふれかえることも} 平日でもランチやカフェタイムには入店待ちのお客さんであふれかえることも

ランチやカフェタイムを絶景とともに

カナダのケベック州から輸入した木材で建てたというログハウス風の店は、木のぬくもりが伝わるナチュラルな空間。大きな薪ストーブや室内席があり、冬も暖かく過ごせる。入り口でオーダーを済ませて、奥のテラス席に進むと、琵琶湖、そして彼方に「比良の暮雪(ぼせつ)」として「近江八景」のひとつに名を連ねる比良山系のパノラマビューが広がる。景色とともに楽しみたいメニューは、ホットサンドやビーフカレー、ドライカレー、ピラフ、ミートスパゲティ、山菜スパゲティなどの軽食のほか、ケーキ、ドリンクなどがスタンバイ。おすすめは、地元近江八幡のベーカリーから仕入れるパンや近江八幡産の卵、滋賀県産の新鮮な野菜を使ったホットサンド。ハムとチーズをベースに、卵とキュウリをサンドしたAタイプと玉ねぎ、ピーマン、トマトをサンドしたBタイプの2種がある。水道が通っていないため、水は山からの伏流水を汲み上げており、コーヒーの澄んだ味わいも評判だ。

テラス席が断然人気だが、山小屋のような室内席も素敵} テラス席が断然人気だが、山小屋のような室内席も素敵

テラス席はどの席に座ってもレイクビューを楽しめる} テラス席はどの席に座ってもレイクビューを楽しめる

ホットサンドとブレンドコーヒーのセットは1150円} ホットサンドとブレンドコーヒーのセットは1150円

刻一刻と移ろうレイクビュー

店が開いているのは朝10時から日没まで。朝の湖面は静かで青々とし、午後は逆光でキラキラと輝き、夕暮れどきには紅に染まる。湖を吹きわたる風を感じながら、空と湖の色や光が刻一刻と移ろってゆくのを眺めるのは至福のひととき。ランチやカフェタイムを堪能したあとは、店の横から浜辺に下りてみよう。エントランスのウッドデッキや浜辺へ降りる階段、水辺のウッドデッキ、石垣などはオーナーが仲間たちとコツコツと造り上げてきたもので、風合いのよいウッドデッキは、3年かけて集めた旧国鉄の線路の枕木1000本を使用している。この辺りは地中海に似た気候だといい、斜面にそびえるレモンやブンタン、鬼ユズの樹が生きいきと枝葉を伸ばし、秋には果実を実らせる。水辺には雛から育てたというアヒルたちが10匹ほど暮らし、コップいっぱいのエサ100円を購入して、エサやりもOK。湖畔のカフェで日常の喧騒から逃れてのんびり過ごしてはいかが。

静かに打ち寄せる波の音に耳を傾けて} 静かに打ち寄せる波の音に耳を傾けて

人気者のアヒルたち。野生のカモやカイツブリ、冬には渡り鳥の姿も} 人気者のアヒルたち。野生のカモやカイツブリ、冬には渡り鳥の姿も

スポット詳細

住所
滋賀県近江八幡市長命寺町 水ヶ浜182-8 map map 地図
電話番号
0748323959
時間
10:00-17:00(L.O. 16:30)
休業日
月(祝日の場合は翌日)

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • アヒル付き絶景カフェ
    4.0 投稿日 : 2023.05.08
    近江八幡市郊外の琵琶湖畔に佇むポツンと一軒の展望カフェレストランです。夕日の名所と聞いて行きましたが、カフェは長蛇の列で中々入店できない分、土手下の水際に群れているアヒルの軍団が愛想よく迎えてくれました。それほど広くはない駐車場にやっとの思いで車を停めて木製の階段を降りると、周辺は水鳥、特にアヒルの天下です。人慣れた群れが餌を求めて近づいてくる表情が愛くるしく、気が付くとたちまちアヒル達のサ...
  • 平日でも混雑している人気店
    4.0 投稿日 : 2022.11.21
    休日は待ちが当たり前ですが、平日でも時分時は満席で待ちます。開店10時前に行かないとテラス席はまず確保できないです。客層は若いカップルや遠方からのお客さん(三重、京都、大阪)も結構います。一番遠くで宮城ナンバーも見た事がありますね。お味は特筆するまででもないかもしれませんが、テラス席からの吹き抜けの雄大な琵琶湖を望む景色と青空はお値段に相当するのは間違いないと思います。近くに温泉もあ...
  • 緑のアーチ
    4.0 投稿日 : 2020.04.09
    琵琶湖が眼下に広がる静かな高台。浜辺から階段を上がったところにあるログハウス風の一軒屋。自然の中に溶け込んだ可愛らしい緑のアーチが目印のお店です。ビーフカレーには、フルーツが煮込まれていました。旬のフルーツの甘みと酸味がカレーの辛味とコクとマッチ。初夏の季節にぴったりのさわやかな味わい。琵琶湖の大パノラマも美しくて素敵な時間をすごすことができました。

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アクセス

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