茅ヶ崎市開高健記念館

記念館

芥川賞受賞作家、開高健が晩年暮らした茅ヶ崎の邸宅

茅ヶ崎海岸から徒歩5分ほどの住宅街にある記念館。開高健、牧羊子の表札が今も残る} 茅ヶ崎海岸から徒歩5分ほどの住宅街にある記念館。開高健、牧羊子の表札が今も残る

『裸の王様』『オーパ!』『パニック』などの著書で知られる作家の開高健。純文学や釣り紀行文から、グルメエッセイ、広告コピーまで幅広い分野で活躍した。晩年彼が暮らしていた茅ヶ崎の住居は、記念館として一般公開されている。壽屋(現在のサントリー)宣伝部でPR誌『洋酒天国』の編集長を務め、数々の名キャッチコピーを生み出し、1958年(昭和33)には『裸の王様』で第38回芥川賞を受賞した。その後、壽屋を退職し、朝日新聞社臨時海外特派員としてベトナム戦争取材のため南ベトナムに出発。戦地取材での壮絶な体験がもとになったルポタージュ『ベトナム戦記』が生まれた。1974年(昭和49)、東京・杉並から茅ヶ崎市東海岸南のこの地に移り住み、亡くなる1989年(平成元)まで執筆活動に勤しんだ。当時居間・応接間だった部屋は現在常設展示室になっており、彼が愛用していたライターやパイプ、直筆の原稿、壽屋入社時の履歴書などが展示されている。建物奥にあるのが実際に執筆を行っていた書斎。自身が釣り上げた魚の剝製やルアーも飾られている。名言が詰まったポストカードや開高健オリジナルグッズの販売もしているので、見逃さないように。

釣りを楽しんでいたときやベトナムでの戦争取材の写真、トナカイの剝製なども展示されている常設展示室} 釣りを楽しんでいたときやベトナムでの戦争取材の写真、トナカイの剝製なども展示されている常設展示室

在りし日のまま残されている書斎。アラスカで釣り上げたキングサーモンの剝製も飾られている} 在りし日のまま残されている書斎。アラスカで釣り上げたキングサーモンの剝製も飾られている

開高健が「哲学者の小径」と命名した南面の庭に通じる小道} 開高健が「哲学者の小径」と命名した南面の庭に通じる小道

スポット詳細

住所
神奈川県茅ヶ崎市東海岸南6-6-64 map map 地図
エリア
湘南エリア
電話番号
0467870567
休業日
年末年始(12/29-1/3)

情報提供: ナビタイムジャパン

クチコミ

  • オーパ! 悠々と急げ
    4.0 投稿日 : 2019.09.21
    フライフィッシャーの夫の希望で訪問しました。金土日祝しか会館していないので注意が必要です。茅ヶ崎の瀟洒なご自宅が記念館になっており、駐車場もあり、便利です。ソファーに座ってビデオを拝見したり、愛用の品々を観賞したり、直筆原稿を拝見するとご本人の風貌と重なる字体が素敵でした。案内して下さる方の説明もわかりやすく、猫好きだったことにも共感を覚えました。(ただ、愛猫を剥製にする気持ちは理解できま...
  • 元々開高健が住んでいた
    4.0 投稿日 : 2019.07.01
    東海岸通り、ラチエン通りにあります。茅ヶ崎ゴルフ倶楽部の近くです。元々、開高健さんが住んでいた家とのことです。
  • 文豪と酒豪の才能に接する場所
    3.0 投稿日 : 2019.05.05
    正直、開高健の名前しか知らなかったが、大阪出身の酒好きに引かれた。本を買って、芥川賞受賞の才能を読みたいと思わされた。

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アクセス

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