旧国立駅舎

歴史的建造物

市民に愛されて約100年。赤い三角屋根は街のシンボル

JR中央線国立駅南口に創建時の姿を復元。国立市有形文化財に指定されている} JR中央線国立駅南口に創建時の姿を復元。国立市有形文化財に指定されている

赤い三角屋根が印象的な木造駅舎として、長く親しまれてきた旧国立駅舎。イギリスの田園都市住宅風のデザインに半円アーチ窓が配された瀟洒な建物は、近代建築家フランク・ロイド・ライトとともに旧帝国ホテルの建築に携わった弟子の河野傳(こうのつとう)が設計したと考えられ、1926年(大正15)に完成した。それまで人家もなかったこの地域が学園都市として開発され、駅前広場や大学通りと東京商科大学(現一橋大学)を中心に整然とした街路が形作られるなか、駅舎は国立のシンボルとなった。時代による駅の機能の変化や鉄道利用者の急増によって駅舎の間取りは幾度か変更され、国内初の自動改札が試験導入されたが、2006年(平成18)、中央線高架化にともない惜しまれつつ解体される。その後、市民による保存運動が実り、2020年(令和2)に部材の約70%が再利用され、国立市の「まちの魅力発信拠点」として開業した。再築工事では創建時の間取りを復元し、地元の選りすぐりスイーツやクラフトなどを扱う「まち案内所」も併設。コンサートをはじめさまざまなイベントを開催するなど、新たな街のランドマークとなっている。

切符売り場と改札が復元された広間は、待ち合わせや憩いの場として使われている} 切符売り場と改札が復元された広間は、待ち合わせや憩いの場として使われている

開業時に手荷物扱所だった部屋は、ありし日を垣間見られる展示室になっている} 開業時に手荷物扱所だった部屋は、ありし日を垣間見られる展示室になっている

駅前の大学通りは都内でも指折りの桜の名所として知られ、1.3kmもの桜並木が見事} 駅前の大学通りは都内でも指折りの桜の名所として知られ、1.3kmもの桜並木が見事

スポット詳細

住所
東京都国立市東1-1-69 map map 地図
電話番号
0425056691
時間
【平日】
[広間]7:00-22:00
[まち案内所・展示室]10:00-19:00

【休日】
[広間]9:00-22:00
[まち案内所・展示室]10:00-19:00
休業日
年末年始(12/29-1/3)
駐車場
なし
クレジットカード
不可
電子マネー/スマートフォン決済
可(Suica、PASMO)
Wi-Fi
あり
コンセント口
なし
喫煙
不可
滞在目安時間
0-30分

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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