桜なべ中江

その他鍋料理

吉原に唯一残った桜なべの名店

生でも食べられる「極上ロース」(1人前、2980円)。「白い肉」はコラーゲンたっぷりの馬肉の脂身} 生でも食べられる「極上ロース」(1人前、2980円)。「白い肉」はコラーゲンたっぷりの馬肉の脂身

吉原はさまざまな文化の発祥地として知られる。馬肉食文化もそのひとつで、かつては農地が広がっていたため農耕馬や荷役用の馬道などがあり、馬とは非常に深いつながりがあったという。また、吉原といえば遊郭が思い浮かぶが、遊郭へ繰り出す前や、遊郭帰りに桜なべを食べる客も多く、当時は桜なべを提供する店が20軒以上あったという。1905年(明治38)に創業した「桜なべ中江」もそのなかの1軒だ。こだわりの馬肉は九州・久留米で育てられた桜なべ専用の深紅の肉で、うまみ、甘みとも十分。割り下は濃厚でまろやかな味わいの醤油だれに味噌だれが加わり、よりいっそうのコクを肉に与えている。また、桜なべ専用に作られたしらたきやえぐみの少ない江戸菜など、ザク(野菜類、1人前850円)も馬肉のうまみを存分に引き立てている。まずはすき焼きのように馬肉を煮込んで味わう。次にザクを入れて煮込んで味わい、最後に割り下に溶き卵を混ぜてごはんに載せて食べる、これが中江で桜なべを味わう王道のスタイルだ。築100年になる店には昔ながらの風情が残り、まるで明治時代にタイムスリップしたかのような雰囲気。老舗の貫禄が所どころでうかがえるような店構えも見逃せない。

中江でいちばんおいしいと評判の高い「あとご飯セット」(500円)は必須} 中江でいちばんおいしいと評判の高い「あとご飯セット」(500円)は必須

戦火を潜り抜け、国の有形文化財にも登録されている建物} 戦火を潜り抜け、国の有形文化財にも登録されている建物

1階は掘りごたつ式。宮大工が作った神棚、谷文晁(たにぶんちょう)が描いた春夏秋冬の馬の画が配されている} 1階は掘りごたつ式。宮大工が作った神棚、谷文晁(たにぶんちょう)が描いた春夏秋冬の馬の画が配されている

スポット詳細

住所
東京都台東区日本堤1-9-2 map map 地図
エリア
浅草エリア
電話番号
0338725398
時間
[平日]17:00-22:00(21:30 L.O.)
[土日祝]11:30-21:00(20:30 L.O.)
休業日
月(祝日の場合は翌火がお休み)
駐車場
なし
クレジットカード
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、その他)
電子マネー/スマートフォン決済
可(PayPay)
Wi-Fi
なし
コンセント口
なし
喫煙
不可
ベジタリアンセレクション
あり(2023年11月より提供予定)
平均予算
【昼】5,001-10,000円
【夜】10,000円以上
滞在目安時間
60-120分
乳幼児の入店

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • さくら鍋
    4.0 投稿日 : 2022.03.25
    日比谷線の三ノ輪駅から、徒歩10分明日のジョーの銅像を過ぎて間もなくですさくら鍋ランチ(3980円)を注文江戸っ子の愛した独特なさくら鍋のおいしい食べ方を教わりながら馬の肉を堪能建物も重要文化財とのこと贅沢なひとときでした
  • あれ?
    3.0 投稿日 : 2021.03.23
    久しぶりに行きましたが、以前の味と違う感じでした。ご飯も硬く先方も、ん〰️って感じでした。早々にお店をあとにした次第です。よく行っていた同僚も同じように言っていました。これもコロナ禍の影響でしょうか。
  • 桜鍋が美味しい
    4.0 投稿日 : 2020.03.05
    古い立派な店構え。桜鍋がうまい。美味しいので、お代わりししながら、たくさん食べた。周囲の吉原も、歴史を感じさせた。

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アクセス

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最寄り

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