漲水御嶽
宮古島で最も格式の高い霊場
御嶽(うたき)とは、沖縄における信仰の拠所。その土地や自然の神様が祀られており、人々が祈りを捧げて大切にしている神聖な場所だ。漲水(はりみず)御嶽には、宮古島の創世神話の神々である「古意角(こいつぬ)」と「姑依玉(こいたま)」が祀られており、ここが宮古島の始まりの場所とされている。島内には大小あわせて数百もの御嶽があるといわれているが、そのなかでも、最も格式が高い聖地とされている。御嶽の周囲には大きなガジュマルの木が茂り、神秘的な空気を感じることができるだろう。ほとんどの場合、御嶽には許可なく立ち入ることができないが、漲水御嶽は誰でも立ち入ることができ、旅行者にも開かれた貴重な祈りの場所となっている。拝み方に決まりはないが、訪れる際は静かに手をあわせて島の神様にご挨拶しよう。また、日によっては神事が行われていることもあるので、島の人が祈願をしているときには邪魔にならないように配慮したい。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン