おしどりの池
国立公園雲仙の自然に囲まれた湖のほとりで深呼吸
雲仙市千々石町(ちぢわちょう)の木場の交差点から雲仙に向かって登って行くと、左手に見えてくる23万5000平方メートルの大きな湖。雲仙温泉街の北部に灌漑用のダムとして1968年(昭和43)に造られた人工湖で、別所ダムとも呼ばれる。国立公園雲仙の豊かな自然に囲まれた湖で、湖畔には温泉宿も立っている。1周2.7kmの自然歩道は、軽く運動したい人におすすめのウォーキングコース。通常であれば、10月初旬からは冬鳥のカモ類が渡ってきて3月下旬頃まで観察できるそうだが、残念ながら、湖の名前になっているオシドリは見られないとのこと。昆虫類ではトンボやチョウが多数生息しており、歩きながら珍しいアゲハチョウやギンヤンマに出合うこともある。また、自然歩道の途中には、巨大な岩に彫られた磨崖仏の「大黒天」があり、鳥居なども立てられた神秘的な空間がある。製作された年代や作者は不明だが、雲仙が古くから修験者の聖地として栄えていたことがうかがえる史跡とのこと。ネイチャー&ミステリアスな「おしどりの池」、雲仙のおいしい空気を吸いながら散策してみよう。
スポット詳細
- 住所
- 長崎県雲仙市小浜町雲仙 地図
- エリア
- 小浜・雲仙・島原エリア
- 電話番号
- 0957733434
情報提供: ナビタイムジャパン