津田の松原・琴林公園

公園/緑地

白砂の浜と松原のコントラストが美しい景勝地

海岸沿いに約1kmにわたって広がる黒松の林。青い海と白い砂浜、そして緑輝く黒松林とのコントラストが、古くから多くの人たちの心をとらえてきた。木漏れ日を感じながらゆったり散策を楽しもう。

白い地面に松がずらりと並ぶ景色には、どこか神聖な空気を感じる} 白い地面に松がずらりと並ぶ景色には、どこか神聖な空気を感じる

道の駅や海水浴場が隣接

松原が広がっているのは、道の駅津田の松原のすぐそば。道の駅までは、津田東IC、津田寒川(つださんがわ)ICからともに車で約10分、JR讃岐津田駅から徒歩10分と、アクセスは抜群だ。道の駅の駐車場から道を1本挟めばすぐ目の前に松原が広がっていて、自由に散策を楽しめる。この松原は「日本の白砂青松100選」や「日本の渚100選」にも選ばれた名勝で、園内には日本画家の平山郁夫が写生した場所に記念の碑が建てられていることからも、古くから多くの人に愛されてきたことがわかる。さらに、隣接する津田の松原海水浴場は香川県で最も多くの人が訪れる海水浴場。高松や東讃エリアで育った人にとっては、海水浴に訪れるたびに目にしてきたこの松原は、まさに幼い頃から慣れ親しんだふるさとの景色といえるだろう。

津田の松原海水浴場。砂浜の奥にはどこまでも松原が続いている} 津田の松原海水浴場。砂浜の奥にはどこまでも松原が続いている

散策中、視線を上に向ければ青空、横へ向ければ白い砂浜と穏やかな瀬戸内海が見える} 散策中、視線を上に向ければ青空、横へ向ければ白い砂浜と穏やかな瀬戸内海が見える

白い砂浜と黒松林のコントラストが美しい

津田の松原を含む一帯は県立琴林公園として整備され、瀬戸内海国立公園にも指定されている。なかには樹齢600年を超える老松や、力強い生命力を感じる根上がり松などもあり、松の形はそれぞれ個性的で見飽きることがない。また、特に立派な老松7本にはしめ縄がかけられ、それぞれに七福神をあてて祀られている。散策中、目に飛び込んでくる赤い欄干は、松原内に流れる川に架かっている「願い橋・叶え橋」と呼ばれる橋。往路が願い橋、復路が叶え橋と名付けられていて、橋を渡るときに願いを唱えながら渡り、叶いますようにと念じながら引き返すと願いが叶うとか。また、松原内には「私を10分使ってください」という看板とともに所どころに熊手が設置されているので、公園の整備に貢献してみてはいかがだろうか。

松原から海へ向かうのが願い橋、海から松原へ向かうのが叶え橋} 松原から海へ向かうのが願い橋、海から松原へ向かうのが叶え橋

七福神の松のひとつ、布袋尊の松。堂々とした太い幹が布袋尊のお腹を思わせる} 七福神の松のひとつ、布袋尊の松。堂々とした太い幹が布袋尊のお腹を思わせる

松原内にある津田石清水神社。1600年(慶長5)に現在の場所へ遷座した際、氏子が防風林として境内に大規模な植栽を行ったのが松原の起源とされる} 松原内にある津田石清水神社。1600年(慶長5)に現在の場所へ遷座した際、氏子が防風林として境内に大規模な植栽を行ったのが松原の起源とされる

夏にはさまざまなイベントを開催

松原の松はおよそ3000本、広さは約1万平方メートルもあり、朝と夕方では違った表情を見せるため、訪れる季節や時間が変わると受ける印象もまた変わるだろう。どの季節にもそれぞれの美しさがあるが、賑わいという意味ではやはり夏。人気の海水浴場となるだけでなく、例年はビーチバレーの大会が開かれるほか、夏祭りの花火が見えるスポットでもあり、昼に夜に大勢の人が訪れる季節だ。そんな津田の松原を中心とする津田湾一帯にはさまざまな観光施設や飲食店があり、食べて、見て、体験して一日中楽しむことができる。海で遊ぶなら、近くの温泉施設「クアタラソさぬき津田」で申し込めるシーカヤック体験や、イルカと触れ合ったり一緒に泳いだりできる「日本ドルフィンセンター」がおすすめ。また、総菜店や飲食店もあるので、地元の新鮮な海の幸やご当地グルメをぜひ味わってほしい。

スポット詳細

住所
香川県さぬき市津田町津田 map map 地図
電話番号
0878941114

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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