客神社

神社

嚴島神社の主祭神である三女神の兄弟神の神々を祀る

舞台側から見た客神社の祓殿(はらいでん)。海側の波除板(なみよけいた)が切れているのは、海へ降りるための出入り口の名残という} 舞台側から見た客神社の祓殿(はらいでん)。海側の波除板(なみよけいた)が切れているのは、海へ降りるための出入り口の名残という

嚴島神社の入り口から東回廊を進み、初めにあるのが客神社 。初めて嚴島神社を訪れた人なら、これが御本社かと勘違いするかもしれない。摂社のなかでは社殿がいちばん大きく、御本社に次いで格式が高い。社殿の構成・配置が御本社と同じ造りで、御本社と間違えるのも無理はない。客神社の「客(まろうど)」とは「客人」を意味し、ここに祀られるのは、天忍穂耳命(あまのおしほみみのみこと)、天穂日命(あめのほひのみこと)など5柱の神々。天照大御神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の御誓(うけい)の際に生まれた兄弟神で、御本社に祀られる嚴島神社の主祭神である三女神とも兄弟神の関係になる。そして、嚴島神社の祭事の際には、この客神社から始めるのが習わしになっている。建物は鎌倉時代の1241年(仁治2)再建時の姿を残し、平清盛によって造営された平安末期の社殿構成が踏襲されているという。嚴島神社の国宝建築物のひとつ。

客神社の祓殿は、天井が格式高い折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)になっている} 客神社の祓殿は、天井が格式高い折上小組格天井(おりあげこぐみごうてんじょう)になっている

東廻廊の拝殿前から本殿を望む。摂社とは思えないような立派さだ} 東廻廊の拝殿前から本殿を望む。摂社とは思えないような立派さだ

東廻廊から見た客神社。右手に拝殿・幣殿・本殿、廻廊の左手に祓殿があり、廻廊が祓殿と拝殿の間を通る造りになっている点などが御本社と異なる} 東廻廊から見た客神社。右手に拝殿・幣殿・本殿、廻廊の左手に祓殿があり、廻廊が祓殿と拝殿の間を通る造りになっている点などが御本社と異なる

スポット詳細

住所
広島県廿日市市宮島町1-1 map map 地図
エリア
宮島エリア
電話番号
0829442020

情報提供: ナビタイムジャパン

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