ネックス・プラザ

名古屋高速道路の「建設」・「管理」を楽しく学べる資料センター

1997年(平成9)にオープンしたネックス・プラザは、名古屋高速道路の情報を扱う広報資料センターとして親しまれている。館内では名古屋高速道路の「建設」「管理」について学んだり、高速道路を監視する交通管制室の実際の働きを見学することが可能。

ネックス・プラザ(NEX PLAZA)の「NEX」は、「Nagoya Expressway」の頭文字を取って名付けられた

地下鉄名城線黒川駅の1番出口から南へ徒歩5分。国道41号線沿いを進み、高速道路が巻き付いているように見えるビルがネックス・プラザだ。この施設は「名古屋高速道路広報資料センター」としての機能をもっており、高速道路の建設の仕組みや管理状況を紹介している。建設工程を表したジオラマや実物サイズの案内標識など、見ごたえ抜群の展示内容は子どもから大人までわくわくするに違いない。名古屋の街をドライブする際に立ち寄ってみよう。

名古屋高速道路を作る手順を紹介するジオラマは、人や乗り物の様子が細部まで再現され見ごたえあり

名古屋高速道路を見て・触れて・体験できるコーナーが盛りだくさん。非常電話をかけてみたり、トンネル内の消火栓を手に取ってみたりと、実物に触れる体験も可能。ふだんは近くで見ることがない遮音壁やクッションドラムの仕組みも、間近で見ることができる。そのほか、名古屋高速にまつわるクイズで遊びながら学べる「安全運転すごろく」や、自分で設計した高速道路を運転できるシミュレーションゲームをプレイして、楽しむのもいいだろう。

ETCコーナーでは、バーが開閉する仕組みをパネルでわかりやすく紹介。実際に体験してみよう

パーツを組み合わせてオリジナルの高速道路を作って遊べるコーナー。NEX号でドライブ気分が味わえる

実際に名古屋高速道路を管理する「交通管制室」も見学できる。事故や落下物など、危険物から利用者を守るために24時間体制で監視。名古屋高速道路に設置された260台ものカメラを切り替えながら、リアルタイムで道路状況を映し出す大きなスクリーンは圧巻だ。ネックス・プラザをじっくりと楽しみたい場合は、予約制の施設案内サービスもおすすめ。参加無料で記念品ももらえるので、旅の思い出に利用してみるのもいい。

交通管制室の様子を見られる見学室。スクリーンでリアルタイムの交通情報を確認できる