もみじ平総合公園

スポーツ施設/運動公園

子どもも大人も室内でも屋外でも遊べる広大な公園

富岡市の北部に位置するもみじ平総合公園は、スポーツと文化の融合したみんなが楽しめる公園。芝生の上や遊具で遊ぶ子どもたちから、グラウンドゴルフを楽しむ高齢者まで幅広い年齢層の人が集う。

東ゾーンのロングスライダー。繭の形の植え込みがかわいい} 東ゾーンのロングスライダー。繭の形の植え込みがかわいい

東ゾーンに2023年(令和5)、富岡初の水遊び場がオープン

もみじ平総合公園というのは愛称で、正式名称は富岡北部運動公園。オープンを機に公募したところ、富岡市の木であり市内の街路樹としても植えられている「もみじ」の入った名が多く寄せられたという。約35万平方メートルという広大な敷地は、東ゾーン、西ゾーン、北ゾーンの3つに大きく分かれている。1989年(平成元)、最初に完成したのは同園で最も広い7万3000平方メートルの広さをもつ東ゾーン。体育館や陸上競技場、県立自然史博物館、大型遊具のある広場などがある。県内でも珍しいのが、屋外のバスケットコートだ。ボール1つあれば遊べる手軽さも受けて、つねに利用者がいるほど。バスケットコートや大型遊具のある場所は2022年(令和4)9月から閉鎖され、2023年(令和5)4月にリニューアルオープンする予定。リニューアル後は、富岡市内初の水遊び場がお目見えする。噴水やミストなどの設置が計画されていて、今以上の人気のスポットになること間違いなしだ。もちろん、バスケットコートはリニューアル後も設けられる。生まれ変わったあとが楽しみだ。

手入れの行き届いた芝生の上に大型遊具が設置され、親子連れで賑わう} 手入れの行き届いた芝生の上に大型遊具が設置され、親子連れで賑わう

屋外にあるバスケットコート。取材の日は少年が練習をしていた} 屋外にあるバスケットコート。取材の日は少年が練習をしていた

低料金で利用可能、本格的なスポーツ施設

大型遊具の設置された広場の奥にあるのが、陸上競技場。日本陸上競技連盟4種L(ライト)の公認を受けた本格的な競技場で、公式の記録会も開かれている。ここは知る人ぞ知る穴場スポット。1日わずか1人100円の利用料金で、市の保有しているハードルやグラウンドに白線を引くラインカーなども利用できる。ウォーキング目的で訪れる人も多く、ウレタン舗装の走路以外は天然芝なので膝への負担が少ないと好評だ。年間利用券ならば1020円とさらにリーズナブルに利用できる。この芝生は、専任のスタッフがマメに手入れをしていて、ほれぼれするほどの美しさ。「視察に来る人にびっくりされるほど」と施設担当者は胸を張る。体育館は県内では珍しくハンドボールのコートが2面取れる。館内のトレーニングジムは筋トレや有酸素系の運動ができるマシンのほか、ダンベルやストレッチマットなどもそろう充実ぶり。また屋外には2018年(平成30)に、全長2450mのクロスカントリーコースが誕生。足元にはウッドチップが敷き詰められていて歩きやすい。

美しい天然芝が自慢の競技場。体力づくりに利用したい} 美しい天然芝が自慢の競技場。体力づくりに利用したい

1回200円で利用できるトレーニングジム。広々していて使い勝手がよい} 1回200円で利用できるトレーニングジム。広々していて使い勝手がよい

美術館で心に栄養。木陰で遊べる大型遊具も

東ゾーンと西ゾーンをつなぐのが、レンガ造りのもみじ橋。両脇にはガス燈があり、火が灯ると辺りはレトロな雰囲気に包まれる。西ゾーンの中心的な施設は、富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館や、富岡市民球場。美術館では常設展のほか企画展や、時折、ワークショップが開かれている。併設された福沢一郎記念美術館は、洋画家で文化勲章受賞者でもある富岡市出身の福沢一郎画伯の作品が鑑賞できる。90歳を過ぎても筆を握り続けたエネルギッシュな作品に触れると、心の中から元気が湧いてくる。富岡市立美術博物館・福沢一郎記念美術館と富岡市民球場の間の舗装された道を行くと、幼児向けの大型の遊具がある。周りを囲む木々の葉が直射日光をさえぎり、夏でも涼しく遊ぶことができる。市民球場の北側には、芝生が敷き詰められた多目的球技場。予約なしで利用できるので、ちょっと体を動かしたいときに気軽に利用できる。

日没から22時まで火が灯る「もみじ橋」} 日没から22時まで火が灯る「もみじ橋」

北ゾーンには8面のテニスコートを計画

もみじ橋のたもとにある大きな木に注目したい。「宇宙クロマツ」という名が付いているこの木は、宇宙を経験した種から育った特別なマツ。群馬県出身の宇宙飛行士である向井千秋さんが1998年(平成10)、2度目の宇宙飛行をしたときに、群馬県から公式飛行の記念品としてスペースシャトル「ディスカバリー」内に持っていった種を群馬県林業試験場が受け取って苗木に育てたものを2001年(平成13)に植樹したものだ。宇宙クロマツの斜め前、もみじ平総合案内所の横にあるのが、メロディボックス。ボタンを押すと富岡出身の童謡詩人である橋本暮村(はしもとぼそん)の『土筆(つくし)を摘んで』や、かぶらの里童謡祭で生まれた曲が流れる。案内所の売店でいちばん人気というソフトクリームを味わいながら鑑賞しよう。東ゾーンと西ゾーンから北へ車で2分ほど行ったところに、グラウンドゴルフができる北ゾーンがある。ここには、2023年(令和5)照明付きで夜間も利用できるテニスコート8面が新設される予定。要予約で市外在住者も申し込めるという。完成を心待ちにしたい。

見上げるほど大きく成長した「宇宙クロマツ」} 見上げるほど大きく成長した「宇宙クロマツ」

メロディボックス。4つのボタンがあり、押すとそれぞれ違う曲が流れる} メロディボックス。4つのボタンがあり、押すとそれぞれ違う曲が流れる

スポット詳細

住所
群馬県富岡市上黒岩1377-1 map map 地図
エリア
西部エリア
電話番号
0274636392

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

map map 地図

最寄り

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