旧滝沢本陣
刀傷や弾痕が生々しく残る白虎隊出陣の地
江戸への主要な街道であった旧白河街道(きゅうしらかわかいどう)沿いに位置し、参勤交代や領内巡視などの際の会津藩主の休息所として、江戸時代初めの延宝年間(1673-1680年)に滝沢組郷頭(ごうがしら)であった横山家(よこやまけ)に設けられた。幕末の戊辰(ぼしん)戦争の際には総大将が指揮をとる本営となり、1868年(慶応4)8月22日、藩主・松平容保(まつだいらかたもり)が白虎隊士中二番隊に、約10km離れた戸ノ口原(とのぐちはら)への出陣を命じた場所でもある。茅葺きの屋根に覆われた書院造りの建物は、国の重要文化財に指定。殿様がくぐった「御入御門(おいりごもん)」や、着座した「御座の間(ござのま)」などが当時の姿のまま残され、また歴代藩主の愛用品、藩主専用の風呂や手洗い所、参勤交代の道具類、古文書なども保管、展示されている。建物のあちらこちらに刀傷や弾痕があり、当時の戦いの痕跡をとどめる。かつて悲惨な戦争があったことを生々しく実感させる場所だ。
スポット詳細
- 住所
- 福島県会津若松市一箕町滝沢122 地図
- エリア
- 会津若松エリア
- 電話番号
- 09073349277
- 時間
-
[4月-9月]9:00-17:00
[10月-11月]9:00-16:00
[12月-3月]要予約 - 休業日
- [12月-3月]予約のみの営業
- 料金
-
【入館料】
[大人]400円
[高校生]300円
[小中学生]200円 - 駐車場
- あり(7台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 0-30分
情報提供: ナビタイムジャパン