TDK歴史みらい館
チームラボの体験型シアターを常設した科学技術体験スポット
TDK歴史みらい館としてリニューアル
JR仁賀保駅から徒歩10分、日本海東北道仁賀保ICから車で10分ほどで到着する秋田県沿岸部のにかほ市内。ここには日本で発明された磁性材料フェライトの工業化に成功し、秋田県内に生産拠点を構えつつ今では世界約30か国100か所ほどに生産拠点や支店を構えるTDKの本社がある。1935年(昭和10)に今のにかほ市出身の齋藤憲三(さいとうけいぞう)によって設立されたTDKは、磁性材料フェライトの技術特性を生かしつつ、現代社会に欠かせない電子機器の部品製作を行ってきた。2005年(平成17)にTDKのものづくりの歴史を紹介するために造られた「TDK歴史館」を、創業80周年のタイミングで全面リニューアル。新たに未来の最新テクノロジーやモノのインターネットIoT技術で変わっていく世界を想像できる「みらいゾーン」が加わったことで、体験して遊べるエンタメ要素がパワーアップ。しかも入館無料のため、特に親子連れの観光客に喜ばれる人気スポットになった。
歴史ゾーンで知って学んでみらいゾーンで最新技術を体感
入り口を入ると秋田弁が堪能なロボットPepperがお出迎えしてくれる。しかもかなりネイティブな発音なので、ぜひ会話にチャレンジしてほしい。館内は大きく2つのゾーンに分かれており前半が歴史ゾーン、後半がみらいゾーンになっている。歴史ゾーンは創業者のエピソードなどを伝える「創業コーナー」、TDKが歴史的に社会に大きなインパクトを与えた技術を紹介する「4大イノベーション」、今は珍しい黒電話やテープレコーダー、ゲーム機などで昔の技術を体験できる「体験コーナー」などに分かれている。4大イノベーションコーナーにはフェライトコア、磁気テープ、積層チップ部品、磁器ヘッドの4つの技術をCG映像などでわかりやすく解説。テレビやビデオレコーダーをはじめ、携帯電話やパソコンまで。TDKの技術が過去から現在にいたるまで、生活必需品の製造に欠かせなかったことがわかる。歴史ゾーンをあとにしたら、次は2035年(令和17)のみらいを体感できる「みらいゾーン」へ。
観て触れて遊んで楽しく未来の技術を知る
みらいゾーンの中央に見えてくるのが「フューチャータウン2035」。一見真っ白なジオラマに見えるがCGや拡張現実AR(かくちょうげんじつえーあーる)などの最新技術で、自動運転やIoT技術ですべてがつながる快適な未来社会を鑑賞できる仕組みになっている。特に注目したいのが国内外で活躍するデジタル集団「チームラボ」とコラボした常設体験シアターだ。広い真っ暗な空間に入ると、TDKを象徴する「磁性」を宇宙・地球・電子という3種類の映像が3D空間いっぱいに映しだされる。たとえば、壁に映し出されるオーロラに触れると、指先の軌跡にあわせてオーロラの形が変化したり、床を歩くと水紋が広がったりと、デジタル空間ならではの神秘的な体験を味わえる。館内でたくさん遊んだあとは、併設するゲスト用のレストランへ。秋田県産由利牛を使ったランチやケーキセットなど、本格的なレストランメニューをお得なゲスト特別価格で堪能できる隠れたグルメスポットだ。
スポット詳細
- 住所
- 秋田県にかほ市平沢画書面15 地図
- エリア
- 由利本荘・鳥海エリア
- 電話番号
- 0184356580
- 時間
- 10:00-18:00(最終入館17:30)
- 休業日
- 日、月、当館が定めた日
- 料金
- [入館料]無料
- 駐車場
-
あり(50台)
※その他大型バス2台可能 - クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、AMEX、銀聯、Diners Club、その他)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、iD、nanaco、Apple Pay、PayPay、LINE Pay、d払い、auPAY、ALIPAY、Kitaca、manaca、TOICA、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA、UnionPay、Coin+、Jcoin、微信支付)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし(別途スタッフへ申し入れください)
- 喫煙
- 不可(屋外(駐車場そば)に1箇所は可)
- 英語メニュー
- あり
- 平均予算
-
【昼】1-1,000円
備考: 入館無料につきランチ利用時のみ - 滞在目安時間
- 60-120分(ランチ利用含む)
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン