中鉢美術館
研ぎ澄まされた日本刀の美しさを紹介する美術館
JR陸羽東線の有備館駅のすぐ近くにある「中鉢(ちゅうばち)美術館」。シンプルなデザインの館内には、日本刀の源流ともいわれる「奥州鍛冶」が造った刀を中心に展示。国内でも珍しい日本刀専門の美術館である。古来、奥州(東北)では、多くの刀鍛冶が活躍していたとされ、刀剣に関して資料的価値の高い「観智院本(かんちいんぽん)」(国重要文化財)においても、鎌倉時代までの歴代名工42人のなかに、奥州鍛冶が8人も入っている。彼らの技術が古より高いものであったことがこうしたことでもうかがい知れる。奥州鍛冶は、大きく分けて平泉エリアの「舞草系」出羽三山の「月山系」宮城県北部の「玉造系」という集団に分かれて鍛冶を行っていたとされる。中鉢美術館では、奥州刀をそれぞれの系統別に展示。舞草系では、平安時代後期に造られた在銘で現存する最古の奥州刀とされる「閉寂」、月山系では鎌倉時代、室町時代の名刀、そして玉造系では同じく鎌倉・室町時代の「宝寿」を展示。このほか、ロシアの刀やアイヌ刀なども紹介している。旧有備館の庭園観賞とあわせ、奥州鍛冶たちの力作を鑑賞するのもおすすめだ。
スポット詳細
- 住所
- 宮城県大崎市岩出山上川原町7-6 地図
- エリア
- 県北エリア
- 電話番号
- 0229299833
- 時間
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[3-11月]10:00-17:00
[12-2月]10:00-16:00 - 休業日
- 12/28-1/3
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
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【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 60-120分
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 素敵な博物館
- 仙台に長期滞在の予定があったので日本最古の現存学舎として著名な旧有備館及び庭園と一緒に見てきました。私は歴史が好きで主に中世史関連の展示会に目が無いのですが、刀剣類には人並みの興味しか無くそんなに詳しくなかったのですが大変楽しませていただきました。刀剣の源流、特に日本刀とはどう言った経緯で生まれどのように広まったかがよくわかる展示内容で展示品の8割以上が刀剣です。原初の刀剣であり蝦夷の生活必需品...
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- 偽装表示。看板に偽りあり
- 看板に300円と書いてありましたが、500円一律でした。その上、写真撮影禁止で刀の種類も少なく、今まで言った中で最悪の美術館でした。行かない方が吉です。
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- 日本刀マニア向け
- 有備館の斜め向かいにある日本刀専門の小さな私設美術館です。こういうのが好きな人にはたまらないんだろうなという感じ。有備館を見学したあと、電車を待つ間の時間つぶしに立ち寄るといいかもしれません。
TripAdvisorクチコミ評価
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