県北エリア

NORTHERN AREA

広大な大崎平野、ハイカーに人気の栗駒山。そして鳴子温泉郷など、豊かな自然に包まれている

東北屈指の穀倉地帯・大崎平野の広がる大崎市、栗駒山のそびえる栗原市、「みやぎの明治村」と呼ばれるレトロな街・登米市などが点在する県北エリア。どのエリアでも、宮城の豊かな自然を楽しめる。大崎市では、山形との県境に位置する鳴子温泉郷にある鳴子峡で、新緑や紅葉、雪景色などの絶景を見られる。栗駒山では、春から秋にかけての登山がおすすめ。栗原と登米にまたがる伊豆沼・内沼では、秋から冬にかけて数万の水鳥たちが北国から飛来し、翼を休める。この時期に県北エリアで見られるマガンの群れの飛ぶ姿は、宮城の秋の風物詩のひとつだ。大崎平野は「ササニシキ」や「ひとめぼれ」といったブランド米の誕生の地。牛の肥育も盛んで、全国区の人気を誇る仙台牛の生産者も多い。雄大な自然のなかで遊んだあとは、おいしいグルメに舌つづみを打ち、県北エリアを満喫しよう。

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エリアの見どころ

  • spot 01
    鳴子温泉郷
    5つの個性的な温泉が集まった歴史ある温泉郷
    鳴子温泉郷は、鳴子温泉、東鳴子温泉、川渡温泉、中山平温泉、鬼首温泉という5つの温泉地からなる温泉郷だ。宮城県北部を流れる江合川の上流に位置し、美しい森やのどかな田園風景が広がるなか、昔ながらの湯の町に湯煙が上がる。
    鳴子温泉街にはあちこちに鳴子こけしの像が立つ
  • spot 02
    鳴子峡
    深さ100mの断崖が約2.5kmにわたって錦秋に染まる
    江合川(えあいがわ)の支流・大谷川の峡谷は、深く切れ込みV字となっている。その断崖に這うように木々が折り重なり、独特の景観をつくり出しているのが鳴子峡だ。毎年10月下旬から11月初旬に見頃を迎え、鮮やかな錦秋が峡谷を彩る。
    見晴台から見る鳴子峡の紅葉
  • spot 03
    鳴子ダム
    日本人技術者が完成させた、国内初のアーチ式コンクリートダム
    複雑なカルデラ地形の江合川水系上流部に、国内で初めて、外国の技術者を招かず日本人技術者だけで建設した100m級アーチ式コンクリートダム。1957年(昭和32)の完成以来、治水や水力発電など多目的に運転を続けている。
    周囲を新緑に包まれた鳴子ダム
  • spot 04
    餅処 深瀬
    大粒の栗が入った温泉の名物だんご
    鳴子温泉で100年以上続く老舗。初代店主が考案した「栗だんご」は、今では多くの店が販売する鳴子温泉街の名物だ。やわらかな餅の中に大粒のクリがまるごと入っていて、特製の甘じょっぱい醤油だれで味わう。餅のなめらかな口あたりと、その中に入ったホクホクのクリの食感が格別だ。すべてが手作業のため、数が限られてしまうこともあり、早い時間に売り切れることも。ただ、どんなに人気でも作る量は増やさず、長年、その日のうちに売り切れる数だけを作り続けている。保存料をいっさい使っていないため、やわらかくおいしい餅を食べられるのは作られた当日のみ。以前は店内でのイートインも可能だったが、新型コロナの影響もあり2021年(令和3)11月現在は行っていない。
    栗だんご(2個入)380円(2021年11月現在、新型コロナ禍につき土産用のみ)
  • spot 05
    桜井こけし店
    老舗のこけし工房でこけしの絵付け体験
    鳴子温泉は古くからこけし作りの盛んな地で、その始まりは200年以上前といわれている。「桜井こけし店」は、そうした鳴子のこけしの歴史とともに歩んできた、江戸時代創業の老舗こけし店。首を回すと「キュッキュッ」と音が鳴る伝統の鳴子こけしのほか、モダンにアレンジされた現代風のこけし、ユニークな形をしたオリジナルのこけしなど、さまざまなこけしを制作販売している。店内の一角で、実際にこけしを作る工人の姿を間近に見られるのも、こけし好きにはうれしいかぎり。また、こけしの絵付け体験も行い、自分だけのオリジナルのこけしを作ることができる。店のスタッフがていねいに教えてくれるので誰でも気軽にチャレンジでき、所要時間は約30分。
    こけしの絵付け体験1980円。3名以上要予約
  • spot 06
    栗駒山
    奥羽山脈の女王とも呼ばれる東北の名峰へ
    標高1626mの栗駒山は、宮城県、秋田県、岩手県の3県にまたがる裾野の広い山。初夏に見られる残雪が馬の形に見えることから、その名がついた。「神の絨毯」とも称される紅葉の絶景スポットとしても知られる。
    初夏の栗駒山には、まだ残雪が見られる
  • spot 07
    教育資料館
    明治時代に建てられた貴重な小学校
    木造2階建で校舎の中央にバルコニー式の玄関が突き出たおしゃれな建物は、1888年(明治21)に建てられた旧登米高等尋常小学校。明治時代の洋風学校建築を代表する建築物として、国指定重要文化財になっている。
    登米(とよま)町を代表する建物の「教育資料館」
  • spot 08
    うなぎの東海亭
    北上川を眺めながら絶品うなぎを頬張る
    北上川のほとりに建つうなぎ料理の老舗。創業は1875年(明治8)で、現在の店舗は山形県鶴岡市にあった米穀店の蔵を移築したもの。自慢の「うな重」は、ふっくらとした国産うなぎをていねいに調理。なにより特製の秘伝のタレのおいしさが味の決め手だ。醤油のコクがしっかりとあるものの、決してしょっぱ過ぎず、上品でまろやかな味わいのうな重に仕上げている。米は、地元登米産のササニシキを使う。蒲焼きのような濃い目のタレで味わうには、軽い食感のササニシキがよく合うのだ。うなぎ、タレ、米、この3つのバランスの秀逸さこそ、東海亭のうな重の真骨頂。2階の座敷席に設けられたテーブル席から、雄大な流れの北上川を眺めながら絶品のうな重を頬張るのは、まさに至福の時である。
    特製ダレで焼いた「うな重」3600円
  • spot 09
    警察資料館
    明治時代に建てられた警察署を資料館として公開
    1888年(明治21)に、金成警察署登米(とよま)分署から登米警察署に昇格したのにともない建てられた。設計監督は、登米を代表する建築物「教育資料館」と同じ山添喜三郎による。木造2階建て寄棟の瓦葺きで、白壁に金色の警察紋章が輝く。和洋両方の要素がバランス良く共存した、明治期を代表する宮城の建造物に数えられ、県の文化財にも指定されている。1968年(昭和43)に、登米警察署新庁舎の落成にともなってその役割を終え、1987年(昭和62)からは警察関係資料を展示した希少な「警察資料館」として一般公開されるように。館内には、本物のパトカーや白バイ、警察官のバッジなど、ふだんなかなか見られない貴重な警察資料を展示。復元された明治期の留置場もあり、昔の警察署の雰囲気を感じられる。
    モダンな洋館風のかつての警察署
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旅のヒント

  1. その1

    大崎市には、JR東北新幹線の古川駅があり、ここから在来線に乗り換えて鳴子温泉郷に行くのが良い。古川駅にはレンタカーもある。

  2. その2

    仙台-鳴子、仙台-古川、仙台-登米、仙台-築館・金成などの間では、高速バスが運行しているので便利。

  3. その3

    鳴子温泉郷では、温泉街の旅館や共同浴場で使える「湯めぐりチケット」1300円を販売している。お得に温泉を利用できるのでおすすめ。

  4. その4

    登米市登米地区の、教育資料館や警察資料館などの洋館を巡る際は、「6施設共通観覧券」がおすすめ。1000円で6つの施設に入ることができる。

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