ニシメヤ・ダムレイクツアー
水陸両用バスに乗って津軽白神(しらかみ)湖を遊覧しよう
西目屋村内をドライブしながら、津軽白神湖へ向かう
世界自然遺産「白神山地」の入り口として知られる西目屋村。「一般財団法人 ブナの里白神公社 津軽白神ツアー」ではさまざまなアクティビティを用意しているが、「西目屋村・水陸両用バス ニシメヤ・ダムレイクツアー」も人気のひとつ。ツアーは例年、4月下旬から10月中に開催。「道の駅 津軽白神」で乗車し、一般道路を約20分走行、津軽白神湖の遊覧を約20分楽しんだら道の駅に戻るという、所要約1時間のツアーコースだ。料金は中学生以上2500円、3歳~小学生1500円、幼児(2歳以下)500円(幼児は座席指定なし。保護者の膝の上に乗せて利用)。西目屋エリアは、津軽平野を流れる一級河川、岩木川の上流域に位置する。その岩木川沿いを水陸両用バスで湖へ向かう道中は、同行するツアーガイドによる自然風景や地域の歴史に関する解説を聞きながら、楽しくドライブ。県道沿いにある落差33mの「乳穂ヶ滝(におがたき)」や、岩木山を中心とする絶景ポイント「見返り坂」、焼山(やけやま)の頂上にそびえる「不識塔(ふしきのとう)」、そしてツアーのメインスポットとなる「津軽ダム」「津軽白神湖」など、西目屋の見どころをガイドがていねいに説明してくれる。オープンとなっている車窓からの風景を堪能しながら、あっという間に、湖面乗り入れ口のある津軽白神湖パークに到着だ。
ダム湖「津軽白神湖」へスプラッシュイン!
世界自然遺産・白神山地の玄関口に位置するのが津軽ダム。その津軽ダムによって形成されたのがダム湖である津軽白神湖だ。津軽白神湖パークに到着した水陸両用バスは、さあ、いよいよ、陸からそのまま湖に進水。バスには窓がないので水しぶきがかかることもあるが、それもまた一興、まるでテーマパークのアトラクションのようだ。水陸両用バスはゆっくりと湖を周遊する。遠くに、さきほど通ってきた砂子瀬(すなこせ)橋や津軽ダムの全景も見えてくる。周囲の山々には針葉樹や広葉樹が多く、津軽白神湖を取り囲む風景は季節それぞれの装いを見せてくれる。「春、雪どけの水で満水になり、春紅葉や山桜などが碧色の湖面に映る姿がおすすめ」という人がいる一方、「夏の鮮やかで深い緑のグラデーションがいい」「紅葉の秋こそが最高」と話す人もおり、ツアーシーズン中、幾度か訪れる人もいるとか。湖上に吹く静風を感じながら、湖岸の木々の様子、山々の自然を満喫し、しばしの湖上遊覧に心癒やされよう。
月に一度のスペシャル運行もおすすめ
本ツアーには、月1回、津軽ダムの内部見学もセットされたスペシャル運行(所要時間約130分、乗車料金大人3000円)がある。津軽白神湖遊覧のあとに、津軽ダム堤体の頂上部分である天端(てんば)と、ダム内、監査廊を徒歩で見学できるのだ。津軽ダムは2016年(平成28)10月に完成した県内最大の重力式コンクリートダムで、「2017グッドデザイン賞」を受賞。ツアーでは管理事務所の専門員の案内のもと、天端を歩き、ダム内に入ったのち、監査廊を徒歩で見学できる。そしてダムの下にある「白神が故郷橋(ふるさとばし)パーク」で津軽ダムについての解説を聞くという流れ。天端から広大な津軽白神湖を望み、ダム内を歩いて見学できるのは、貴重な体験だ。途中、記念撮影スポットもある。機会があったらぜひ参加したい。ちなみに「ニシメヤ・ダムレイクツアー」では、水陸両用バスカードが、スペシャル運行では津軽ダムカードももらえる。そのほか、「アクアグリーンビレッジANMON(あんもん)」や「白神山地ビジターセンター」を訪れてカードを集めると、西目屋村限定オリジナルグッズがもらえる。これも旅のちょっとした思い出だ。
スポット詳細
- 住所
- 青森県中津軽郡西目屋村田代神田219-1 地図
- エリア
- 弘前・黒石・岩木山エリア
- 電話番号
- 0172853315
- 時間
-
[第1便]9:30
[第2便]10:50
[第3便]13:15
[第4便]14:40
[電話受付]9:00-17:00 - 休業日
- 水、その他不定休
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、銀聯)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(Beech-free-Wi-Fi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 60-120分
情報提供: ナビタイムジャパン