八剣山果樹園
山のふもとで、果物狩りや無農薬野菜付きのBBQを堪能
登山口を有する果樹園は、周辺の観光農園の先駆け
札幌市にある10の区のなかで最も面積の広い南区。定山渓(じょうざんけい)温泉や豊かな自然、山々を有するエリアで、その自然や山の傾斜を生かし、果樹栽培が盛んに行われてきた。通称・八剣山(正式名は観音岩山)は南区にある山で、標高498m。それほど高くはないが、切り立った岩が山頂にそびえ立つ独特な形をしている。この八剣山のふもとにあるのが「八剣山果樹園」。敷地内には八剣山の中央登山口もあり、登山客が多く訪れる珍しい果樹園だ。同園は、もともと米、リンゴ農家を営んでおり、その後養鶏や畑作、サクランボ栽培などを行ってきた。現在のように観光農園として営業を始めたのは1980年代の終わりからで、南区のこの周辺で最初に観光農園を始めた果樹園ともいわれている。
リクエストがきっかけで体験メニューや施設を増設
最初は果物狩りだけから始まった観光農園だったが、お客さんから「ここで食事をしたい」などさまざまなリクエストが増え、BBQを提供するように。現在あるBBQハウス「八剣山の山小屋」は、養鶏をやっていたときの鶏舎を改装したもの。「屋根と柱だけだったので自分たちで壁を造り、テーブルや椅子も手作りしました」と話すのは、山小屋を担当している櫻井ひとみさん。ジンギスカンだけでなく、ニワトリ、牛、豚肉のBBQも提供。農園で採れた旬の無農薬野菜や山菜と一緒に炭焼きで楽しめる。屋外席も用意されており、天気のよい日は辺りの自然や八剣山を眺めながらBBQをできる。料金は、ジンギスカン、BBQ各1人前1680円。山小屋の目の前には、沢の水を引いた釣り堀も。池の奥には、「ここでキャンプをしてみたい」という声に応えて造られたキャンプサイトもある。
収穫体験、ワークショップ、スケボー。楽しみ方もいろいろ
6~9月には、季節ごとにイチゴ、サクランボ、プラムの果物狩りを楽しめるほか、8~9月にはじゃがいもやとうもろこしの野菜収穫体験もできる。ここで収穫した無農薬野菜は山小屋でも販売。山小屋の向かいには、スケートボードのミニランプ(エアーターンといった技で使用する、円形のパイプを半分に切ったような形状のセクション)が設置されており、スケートボードを楽しむ人も訪れる。山小屋の奥には「NPO法人 八剣山エコケータリング」の建物があり、櫻井さんの義妹でドイツ人のビアンカ・フュルストさんが、ドイツの環境教育に基づいたワークショップを開催。子どもたちが楽しめる自然素材を用いたものづくり体験も可能だ(要予約、4人以上で開催)。また、園内には乗馬体験ができる場所もある(運営は別だがBBQランチとのセットプランあり)。年数を重ねるごとに楽しいメニューや施設が増えている果樹園だ。
スポット詳細
- 住所
- 北海道札幌市南区砥山126 地図
- エリア
- 札幌郊外エリア
- 電話番号
- 0115962280
- 時間
-
[平日]9:00-16:00
[土日祝]9:00-17:00(レストランは11:00より) - 休業日
-
水(祝の場合は営業)
※6/15-8/15は無休 - 駐車場
- あり(150台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、Apple Pay、PayPay、楽天ペイ、d払い、auPAY、ALIPAY)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可(喫煙所有り)
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 120分以上
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン