小樽三角市場

市場

JR小樽駅から徒歩2分、朝から多くの人で賑わう市場

小樽には、昔ながらの市場がたくさんある。「小樽三角市場」もそのひとつだ。朝8時から夕方の17時まで、年中無休(店舗による)で開いており、観光客や地元の人たちでいつも賑わっている。

JR小樽駅側の階段を上がったところの入り口} JR小樽駅側の階段を上がったところの入り口

細い通路にズラリと並ぶ店

JR小樽駅からすぐのところにある「小樽三角市場」。駅を出ると左手に看板があるのですぐにわかる。看板横の階段を上ると、脇に石川啄木の歌碑が立っていて、歌集『一握の砂』に収められている歌が記されている。すぐ目の前には、のぼりがはためく三角市場の細い入り口。人の出入りが多く、賑やかな雰囲気が伝わってくる。横幅2mほどの細めの通路は、ゆっくりと下り坂になっていて、両側には海産物の店をはじめ、青果店や日用品の店が並んでいる。

小樽市内には3つの啄木の歌碑があり、これは3番目に建てられたもの} 小樽市内には3つの啄木の歌碑があり、これは3番目に建てられたもの

ゆるやかな坂になっている市場の中の通路} ゆるやかな坂になっている市場の中の通路

70年以上の歴史を誇る市場

三角市場の始まりは、1948年(昭和23)頃といわれている。小樽駅前で、7~8軒の露店商が並んで店を出したのがきっかけ。その後も多くの出店者が相次ぎ、近郊の石狩、後志(しりべし)地方からはもちろん、上川(かみかわ)や日高地方からも買い出しにやってくる客たちが集まったことで、朝市として発展した。1957年(昭和32)には、そこに店を出していた30軒ほどの露店商で任意組合を設立し、今の市場を建設した。5年後に小樽駅前市場共同組合が誕生、現在まで三角市場の運営を行っている。

国道5号側の入り口から入った市場の様子} 国道5号側の入り口から入った市場の様子

店の人とのやり取りも楽しい

そもそも、なぜ「三角市場」という名前なのか。それは、上から見た際、ここの土地と屋根が三角の形をしているから。全長200mほどの細い通路の両側には16の店舗が並んでいる。一軒ずつのぞきながら、気さくな店の人たちとの掛け合いも楽しい。スーパーではできない、市場ならではの値引き交渉に挑戦してみるのもいいかもしれない。カニやホタテ、メロンなど、地方発送にも対応してくれるので、お土産に購入するのもおすすめ。また、市場内には朝7時からやっている食事処も6軒入っており、旬の魚介を使った丼や定食などを味わえる。

店先の生け簀にはカニやホタテ、牡蠣など、北海道の海の幸がそろう} 店先の生け簀にはカニやホタテ、牡蠣など、北海道の海の幸がそろう

スポット詳細

住所
北海道小樽市稲穂3-10-16 map map 地図
エリア
小樽エリア
電話番号
0134232446
時間
6:00-17:00
[お食事処]7:00-17:00
※お店ごとに異なります。
休業日
年中無休

情報提供: ナビタイムジャパン

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クチコミ

  • 食事をする
    5.0 投稿日 : 2023.05.10
    ここの市場内にある食堂は、全ての店が美味しいのですが、特に武田商店が美味しいです。帰りの水産物のお土産も良い品ぞろえです。
  • シャリが ベチャ 蒸らす時間を惜しんで提供された。
    2.0 投稿日 : 2023.01.07
    戦後の混沌とした頃をほうふつさせる市場。 小樽駅に超近い。お客は観光客だらけ。 まだ外国からの旅行者は2割ほど。ひとつの店で、海鮮丼を頼んだが5000円もするのにがっかり。 赤身は 黒い。これだけで質がわかる。 シャリもベチャ でまずい。 お客が多いので飯を蒸らす時間を削ったんだろう。 1時間も並んでがっかりでした。小樽の友人に聞いたら、おいしい海鮮、寿司は、予約2か月前だそうです。
  • 入口からは想像出来ない海の幸の店
    4.0 投稿日 : 2022.10.27
    小樽運河からやや離れた場所でかなり歩かないといけませんが、北海の珍しい海鮮を頂くことができます。大変美味しい八角やほっき貝など、北海道でしかいただけないものを堪能しました。

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アクセス

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