さっぽろ地下街

地下街

札幌中心部・東西と南北に延びる2つの地下街

1971年(昭和46)に誕生した地下街「オーロラタウン」と「ポールタウン」は、地下鉄大通駅と直結。地下歩道でありながら、両側にファッション、グルメなどの店が軒を並べる都市空間として、多くの人が利用している。

大通、狸小路・すすきのをつなぐポールタウン} 大通、狸小路・すすきのをつなぐポールタウン

中心部の要所とつながっている地下街

地下鉄の大通駅を起点に、ポールタウンはすすきの駅がある南側へ、オーロラタウンはテレビ塔がある東側へ延びている。ポールタウンは、延長約400m。地上に立ち並ぶほとんどのファッションビルや商業施設と地下でつながっており、狸小路商店街の3丁目と4丁目の間からはエスカレーターで地上へ出ることもできる。2011年(平成23)には、札幌駅から大通駅までをつなぐ札幌駅前通地下歩行空間が開通したことで、札幌駅からすすきの駅まで地下を通って歩くことが可能に。一方のオーロラタウンは、延長約312m。途中から地上へ上がれば、時計台や市役所へ行くこともでき、東の端はテレビ塔の地下入り口と直結している。

札幌地下街のキャラクター「ちかぴぃ」が描かれているオーロラタウンの壁} 札幌地下街のキャラクター「ちかぴぃ」が描かれているオーロラタウンの壁

札幌冬季オリンピック開催を機に誕生

オーロラタウンとポールタウンは、1972年(昭和47)の札幌冬季オリンピック開催に向けて進められていた地下鉄建設を機に誕生した。もともとは、狸小路3丁目と4丁目に地下歩道を造ろうという発想から始まったのだそう。オープン時、通路の両側に並ぶ店は合わせて150店舗以上あり、本州から出店した一流店も名を連ねていた。雪が多い冬も快適に歩くことができるうえ、さらにショッピングも楽しめるとあって、2つの地下街は市民にとって欠かせない場所となった。

多くの人が行き交うオーロラタウンの様子} 多くの人が行き交うオーロラタウンの様子

オーロラタウンで小鳥の姿に癒やされる

オーロラタウンにあるイベント空間の「オーロラスクエア」や「オーロラプラザ」では、さまざまな展示や抽選会などが行われている。催事がないときは、ひと休みできるスペースがあり、近隣オフィスで働く人や買い物途中の人などがひと息つく姿も見られる。また、オーロラスクエアのそばには、20羽近くのセキセイインコの暮らす「小鳥のひろば」が。待ち合わせ場所としてもよく利用されるスポットだ。ここでは、ガラスケースの中を色とりどりの小鳥たちが飛び交う様子を見ることができる。スピーカーが設置され、小鳥たちのさえずりも聞こえてくるちょっとした癒やしの場となっている。

オーロラタウンにある「小鳥のひろば」の小鳥たち} オーロラタウンにある「小鳥のひろば」の小鳥たち

待ち合わせは「HILOSHI」前がお約束

ポールタウンの大通側の入り口付近は、「ポールスクエア」という広場になっている。地下鉄大通駅の改札口がすぐ目の前にあり、その横には札幌三越の地下入り口があるため、地下街の中でもひときわ人通りが多く感じられる場所だ。ポールスクエアの一角、ポールタウン入り口の横には、「HILOSHI(ひろし)」と呼ばれる大きなビジョンが設置されており、地元では老若男女問わず待ち合わせスポットとして定着している。

「じゃあHILOSHI前で」は地元ではよく耳にするセリフ} 「じゃあHILOSHI前で」は地元ではよく耳にするセリフ

スポット詳細

住所
北海道札幌市中央区大通西2 map map 地図
電話番号
0112213639

情報提供: ナビタイムジャパン

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