平久保埼灯台
見渡すかぎりの青に包まれる石垣島最北端の灯台
ロングドライブで辿り着く青の絶景
石垣島の北端にある平久保崎への道のりは、南ぬ島石垣空港から車で約40分、石垣の市街地からは約60分のロングドライブ。時折道路沿いに見えてくる青い海に癒されながら、和牛たちが草をはむのどかな放牧風景を通り抜けてたどり着く。そこに待ち受けているのは視界いっぱいに広がるコバルトブルーの海。白い灯台とのコントラストも美しく、「石垣島最北端」の岬で青い海にぐるりと囲まれて心地良い風を受ければ、運転の疲れも忘れてしまうほどの爽快感を味わえるだろう。
ほとんどの人が記念撮影をする絶景スポット
平久保崎灯台は1965年(昭和40)に初点灯した高さ13.7mの灯台で、風速や風向きを計測する気象測器が設置されている。駐車場に車を停め、坂道を登っていくと灯台を見下ろせる展望台に出るが、灯台に入ることはできない。柵の手前にある「石垣島最北端」の石碑前か、さらに小高い丘の上まで登ったところにある遠見台が定番の記念撮影ポイントになっている。丘の上までの道は未舗装の急な坂道なので、足元に注意しよう。また、「ふたりの未来を見つめるロマンスの聖地」にふさわしい光景として2016年(平成28)に認定された「恋する灯台」の記念版の前も人気の撮影スポットだ。
昼から夜まで時間帯によって移り変わる絶景
地球が丸いことを実感するようなパノラマビューの海と空の美しさが人気の平久保崎灯台だが、日中の輝くような青い海だけではなく、水平線に落ちる夕陽が海と空をあかね色に染め上げるトワイライトタイムの景観もすばらしい。また、南部にある石垣島の市街地から遠く離れていて、さらに沖縄県最高峰の於茂登岳(おもとだけ)が中央にあって光をさえぎることから夜の暗闇がとても深く、一年を通じて数多くの星を望める星空観察スポットとしても人気が高い。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン