浜町アーケード
長崎グルメも楽しめる! 約700軒が集まる長崎最大の商店街
高級ブランド店から日用品、レストラン、コンビニまであり、「浜んまち商店街」の通称で市民に愛されている
全国でも2か所しかないアーケード国道
浜町アーケードのある場所は江戸時代には港を一望できる浜辺で、多くの店が出て賑わっていたという。やがて埋立地が拡大して海は見えなくなったが、辺りには商家が建ち並び、店舗の数も増えて、明治10年代には商店街の基礎ができていたようだ。その頃から営業している老舗は、店先のほてい様が名物の「たけや薬局(竹谷健寿堂)」、舶来雑貨と婦人服の「タナカヤ」、長崎関連の文房具を扱う「石丸文行堂」などがある。「浜屋百貨店」は1937年(昭和12)創業。アーケードが付けられたのは戦後のことだ。驚いたことに、浜町アーケードは全域が国道324号でもある。5:00~10:00を除いて車両の通行ができないという珍しい国道なのだ。
商店街だが国道なので標識もちゃんとある。ちなみにもう1か所のアーケード国道は大阪の国道170号にある
アーケードがあるので天候を気にせず歩けるのがいい。車両の通行を妨げないよう看板は高い位置に設置されている
長崎のグルメを堪能する
浜町界隈には長崎名物&グルメを楽しめる店がたくさんある。まず訪れたいのが、ベルナード観光通りを北へ入ったところにある「吉宗(よっそう)」。創業150年を超える名物店で、伝統の茶碗蒸しを一度は味わっておきたい。食べ歩きをするなら、観光通りの南端にある「岩崎本舗」の長崎角煮まんじゅうも食べておこう。ふんわり生地に甘辛でトロトロな角煮の相性は抜群だ。締めのデザートには「浜屋百貨店」の斜向かいにあるレトロなカフェ「オリンピック」のパフェを検討しよう。パフェだけでなんと約50種類。なかには高さ1.2mの巨大なものもあり(要予約)、映えること間違いなしだ。
アーケードのほぼ中心に建つ8階建ての「浜屋百貨店」。定期的に催事が行われ、多くの人で賑わう
長崎ランタンフェスティバルの会場のひとつ
浜町アーケードは、長崎の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」の会場のひとつだ。期間中には、浜町アーケードを含めたさまざまな会場で中国風のちょうちん(ランタン)や巨大オブジェが街を彩る。浜町アーケードでも、天井に極彩色のランタンが吊るされる。夜に通れば幻想的な世界に浸ることができるだろう。また、会場ごとに個性豊かなオブジェも配置されるが、浜町アーケードでは浜屋百貨店前に「月下老人」のオブジェが置かれる。月下老人は縁結びの神様だ。隣で売られているフェスティバル特製「赤い糸のお守り」を購入し、月下老人のかたわらにしっかり結んで、好きな人との良縁をお願いしてみよう。
春節(1月末~2月上旬。年によって異なる)から2週間行われるフェスティバル期間中は、アーケードの天井がランタン一色に
周辺の観光スポットも合わせて巡ろう
浜町アーケード周辺には立ち寄っておきたいスポットがいくつかある。浜町アーケードから北へ約8分歩けば、国の重要文化財にも指定されている日本初のアーチ式石橋「眼鏡橋」に出る。食べることが好きなら浜町アーケードから南へ徒歩約5分、日本三大中華街のひとつ「長崎新地中華街」にも足を運ぼう。中華街のなかでも独特の食文化をもつこの街では、個性的な「ちゃんぽん」や「皿うどん」を堪能することができる。さらに南へ歩いて「オランダ坂」を上がり、長崎を代表する観光地「グラバー園」や「大浦天主堂」にもぜひ立ち寄りたい。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
アクセス
最寄り

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【予約制】akippa PARK515【月極スペース】8
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679m
