男木島路地壁画プロジェクトwallalley(ウォーラリー)
島の景観に溶け込む、カラフルな壁面アート
「瀬戸内国際芸術祭2010」の作品。wallalleyとはwall(壁)とalley(路地)を組み合わせた造語で、島内で集めた廃材や廃船などに風景のシルエットをカラフルにペイントし、それを民家の外壁に設置しているものだ。ペイントは赤や黄色、緑など原色を多用しカラフルなのにもかかわらず不思議と島の風景に溶け込み、制作から10年以上が経った今ではすでに島の景観の一部となっている。この作品を見られるのは1か所だけではない。坂道の石段や石畳が美しい路地を歩いていると、いたるところでカラフルな壁画と出合うことができ、それぞれに見る人を楽しい気持ちにさせてくれる。作者は眞壁陸二。壁と路地と集落が織りなすここでしか見られない景観を、ぜひ自分の足で歩いて見つけてみてほしい。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン