ひめじ城下町

姫路城を見ながら散歩するぜいたくな時間

姫路城がたたずむ姫路公園へ

JR姫路駅から北へ15分ほど歩くと、世界遺産の「姫路城」を中心に、自然豊かで街の歴史に触れられるスポットが集結する姫路公園がある。「日本の歴史公園100選」にも選出された都市型公園で、広々とした園内には市役所を改装したレンガ作りの美術館や昭和レトロな動物園、四季を感じられる美しい日本庭園などが集合している。車での来園の場合は、公園の正面入り口となる大手門からもいちばん近い、大型駐車場の「大手門駐車場」の利用がおすすめ。

駐車場から桜門橋までは徒歩3分ほど

四季の植物や自然に触れて

姫路城の内堀をまたぎ桜門橋から入ると、目の前には広大な芝生が敷き詰められた姫路城三の丸広場があり、丘の上にたたずむ天守閣が現れる。観光客だけでなく、遊歩道を散策する地元民でも賑わいを見せている。公園西側には、毎年5月頃にボタンの花が見頃を迎える「千姫ぼたん園」があり、その奥には日本庭園の「好古園」があるが、内堀の外に位置するため、大手門から西へ100mほどの道路沿いからの入場になる。園内散策の最初か最後に訪れるとスムーズに巡れるので、訪れたい場所があれば園内の位置関係もチェックしておこう。

「好古園」では錦鯉がお出迎え

姫路の歴史に触れられるスポットも

姫路城から東側には「姫路市立美術館」や「姫路市立動物園」、大規模改装中で2023年(令和5)4月に開館する「兵庫県立歴史博物館」、ピクニックなどのアウトドアレジャーも楽しめる「シロトピア公園」などもあるので、快晴の日にはまったり園内散策を楽しもう。姫路公園を出て徒歩15分ほど、大手前駐車場から車で3分ほどの城下町エリアには、姫路にゆかりのある作家や学者たちの活動などについて知ることができる「姫路文学館」があるので、街の歴史と文学についても学んでみて。

姫路城をバックにたたずむ「姫路市立美術館」

カンガルーも暮らす「姫路市立動物園」

城の北側にある「シロトピア公園」

姫路公園から少し歩くと「姫路文学館」が