伊勢河崎(河崎のまちなみ)

伝統的町並み/家並み

江戸時代に伊勢の台所として栄えた、河崎を代表する商家の町並み

伊勢河崎は、かつて「伊勢の台所」と呼ばれ、栄えた町。勢田川に沿うように、昔ながらの商家や黒塗りの蔵など、江戸時代からの町並みがそのまま残る。蔵を利用したおしゃれなカフェや雑貨店など見どころも満載だ。

町並みと「世古」と呼ばれる路地で構成されている 町並みと「世古」と呼ばれる路地で構成されている

川に沿って続く黒塗りのレトロな町並み

「河崎のまちなみ」は、近鉄伊勢市駅から歩いて10分ほどの距離に位置する。伊勢市の真ん中を流れる「勢田川(せたがわ)」の水運を利用して、さまざまな物資がこの河崎まで運ばれたといわれる。勢田川に沿うように、江戸や明治に建てられた町家や商家の蔵が立ち並ぶ。河崎にある蔵は、黒塗りの壁が特徴的。訪れたら、まずは「壱の蔵」「弐の蔵」「参の蔵」などの蔵が連なる「伊勢河崎商人館」を目指そう。江戸、明治時代の蔵7棟と町家2棟に入ることができ、当時の伊勢河崎の代表的な商家や土蔵に収蔵されていた資料などを見学できる。河崎についての知識を学びながら、町を散策してみてはいかが。

勢田川沿いに発展した商業の町。懐かしい町並みが今も守られ続けている 勢田川沿いに発展した商業の町。懐かしい町並みが今も守られ続けている

護岸のため道が造られたが、かつては蔵に船を横付けして荷下ろしをしていた 護岸のため道が造られたが、かつては蔵に船を横付けして荷下ろしをしていた

どっしりとした屋根瓦が河崎独特の建築様式

特徴は、建物の入り口が妻側にある「切妻妻入り」の町並みである。伊勢神宮の御正殿が「平入り」だったため、同じでは恐れ多いという理由から、「妻入り」になったとされる。「切妻妻入り」は、雨風が強い伊勢地方の気候に合った造り。出格子、軒から張り出したひさし板、外壁に板を打ち付けた「刻み囲い」と呼ばれる壁囲い、水はけのために塗られた黒い外壁が特徴だ。外観からも歴史ある重厚感を漂わせている。また、繊細な彫刻が見どころの「鬼瓦」や、河崎ならではの瓦の一種「隅蓋(すみぶた)」も際立つ。この「隅蓋」の種類は、水にまつわるモチーフや亀、カエル、桃など縁起物で彩られている。

趣を感じさせる黒塗りの外壁が特徴の蔵 趣を感じさせる黒塗りの外壁が特徴の蔵

河崎の商家の特徴でもある飾り瓦 河崎の商家の特徴でもある飾り瓦

内宮への道を案内する道標や船着き場も残る

河崎には伊勢神宮への道を示す道標が今も2柱残されている。1882年(明治15)のものには、「左 二見神社大湊道」「右 宮川道」「すぐさんぐう道」と刻まれている。さらに、最も栄えた江戸時代や明治時代だけではなく、室町時代後期の史跡も残る。また、勢田川に面して建つレトロな駅舎風の建物は「河崎・川の駅」。勢田川を遊覧する木造船の船着き場として、今も親しまれている。

「河崎・川の駅」の建物の中では、河崎の歴史がわかるパネルなどを展示 「河崎・川の駅」の建物の中では、河崎の歴史がわかるパネルなどを展示

カフェ、レストラン、雑貨店巡りも楽しい

黒壁の蔵は「商人蔵カフェ」として営業しており、手作りケーキが人気。また伊勢の伝統工芸品である「伊勢春慶」を扱うショップなど、おしゃれな雑貨店を巡っても楽しい。おすすめの土産は、かつてこの町で製造されていた「エスサイダー」の復刻版。レトロなラベルがかわいらしく、プレゼントにも喜ばれそう。観光地・伊勢のなかにあっても、レトロでノスタルジック、そして落ち着きのある古い町並み。まだまだ穴場といえるだろう。SNS映えする撮影スポットも多いので、カメラやスマホを片手にのんびりと町歩きを楽しみたい。

レトロな建物を利用したカフェや雑貨店が並ぶ レトロな建物を利用したカフェや雑貨店が並ぶ

スポット詳細

住所
三重県伊勢市河崎
エリア
伊勢エリア
電話番号
0596224810

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

最寄り

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