北前船主屋敷 蔵六園
大聖寺藩主ゆかりの庭園で季節の山野草を愛でる
北前船主集落の面影を色濃く残す橋立で、ひときわ重厚な趣を見せるのが北前船主屋敷蔵六園だ。北前船主として財をなした酒谷家の屋敷で、江戸後期の建築と伝えられる。広い敷地に建坪約300坪(約990平方メートル)、総漆塗りという豪奢な屋敷が建ち、大聖寺藩主が滞在した部屋や土蔵などがほぼ当時のまま残る。主屋や門など11棟が国登録有形文化財だ。「蔵六」とは亀の異名で、屋敷を訪れた大聖寺藩主が庭で亀によく似た形の自然石を見つけて「蔵六園」と命名したという。その亀石をはじめ、北前船で運ばれた佐渡紅石(さどこうせき)、翡翠原石(ひすいげんせき)、鞍馬石(くらまいし)といった銘石を配した庭園は、手入れが行き届き見事。館主が丹精して育てる山野草が四季折々に彩りを添える。館内随所に古美術商を営む館主のコレクションが展示されているほか、庭を望む喫茶室で抹茶やコーヒーもいただける。
スポット詳細
- 住所
- 石川県加賀市橋立町ラ47 地図
- エリア
- 加賀市エリア
- 電話番号
- 0761752003
- 駐車場
- あり
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン