小田原かまぼこ通り

通り

進化し続ける小田原かまぼこの聖地

小田原名物として有名なかまぼこ。その発祥の地ともいえるのが、全国に名を馳せる有名かまぼこ店が軒を連ねるかまぼこ通り。ほかに老舗の和菓子店や料亭、乾物屋などもあり、お土産探しの名所としてはもちろん、食べ歩きを楽しめるスポットだ。その歴史と伝統を感じながら散歩したい。

かまぼこ通りの入り口。2つの通りに老舗かまぼこ店が点在している かまぼこ通りの入り口。2つの通りに老舗かまぼこ店が点在している

老舗かまぼこ店が並ぶ2本の通り

江戸時代、箱根手前の宿場町として東海道で最大規模を誇った小田原宿は、活気にあふれた漁師町だった。相模湾の豊富な漁場に恵まれ、大きな魚市場があったこの地では、かまぼこや干物など水産加工業が盛んだった。今でも全国的に有名なかまぼこ店が集まる一角があるが、その2本の通りは現在かまぼこ通りと呼ばれ、小田原の知られざる見どころのひとつ。12店の練り製品店のほか、干物屋、かつお節屋、料亭、飲食店、和菓子屋など30店舗余りが並び、点在する伝統的なしつらえの建物は城下町の名残を今に伝えている。

小田原かまぼこ発祥の店として知られる「鱗吉(うろこき)」 小田原かまぼこ発祥の店として知られる「鱗吉(うろこき)」

マンホールも「かまぼこ通り」仕様になっている マンホールも「かまぼこ通り」仕様になっている

なぜ小田原でかまぼこ作りが盛んになったのか

小田原かまぼこの重要な要素のひとつに水がある。かまぼこ作りには豊富で良質な水が不可欠だが、この地には箱根連山、西丹沢水系、相模湾の海水が混ざり合ったミネラル分豊富な水があり、これを使用することでたんぱく質の結合度が上がるのだ。また、かまぼこは相模湾で獲れるグチと呼ばれる魚を主原料としているが、ほかにもさまざまな魚でさまざまな水産加工品が作られてきた。相模湾の恵みもなくてはならない要素のひとつだ。およそ220年前頃、箱根に魚を供給するために保存性の良いかまぼこが作られるようになったのは、これらの条件がそろっていたから。参勤交代で箱根路を通る大名たちにも賞味され、職人たちは技術の向上に励んだという。

老舗蒲鉾店のひとつ、籠清本店の店内 老舗蒲鉾店のひとつ、籠清本店の店内

古き良き伝統文化を保存するために

かまぼこ通りで立ち寄りたい店といえば、小田原かまぼこ発祥の店といわれる「鱗吉(うろこき)」や「籠清(かごせい) 本店」。どちらも江戸時代から続く小田原かまぼこを代表する老舗で、そのたたずまいも伝統と格式を感じさせる。地域を活性化する取り組みの一環でかまぼこ食べ歩きのメニューが開発され、この2店を含め、ほとんどの店でおいしいかまぼこを気軽に食べることができる。この取り組みはかまぼこ店の有志により2013年(平成25)から始められたもの。その成果もあり、訪れる人は倍以上に増えているという。

籠清本店ではその場でかまぼこを揚げてくれるので、熱々を食べることができる 籠清本店ではその場でかまぼこを揚げてくれるので、熱々を食べることができる

周囲の古い町並みも魅力

かまぼこ通りは国道1号とその海側の通りの2本の通りにまたがっているが、国道1号側の本町交差点付近は風情ある風景に出合える場所。大きな柳の木の周囲に2軒のかまぼこ店、老舗和菓子屋「伊勢屋」「小田原宿なりわい交流館」などが並ぶ。また、国道1号を箱根方面に進むと、八棟造りの建物が目をひくういろう発祥の店でその名も「ういろう」や、江戸時代初期から続く登録有形文化財指定の薬局「済生堂薬局小西本店」、1871年 (明治4)創業の梅干店「欄干橋 ちん里う」など、小田原の歴史を語る興味深いスポットがめじろ押しだ。合わせて訪れるのもおすすめだ。

「小田原宿なりわい交流館」前に立つ柳の木 「小田原宿なりわい交流館」前に立つ柳の木

スポット詳細

住所
神奈川県小田原市本町・浜町他

情報提供: ナビタイムジャパン

アクセス

最寄り

          周辺の駅はありません。 周辺のバス停はありません。 周辺の駐車場はありません。 周辺のインターチェンジはありません。

          小田原・箱根エリアのおすすめスポット

          神奈川のその他のエリア

          + -
          back
          open

          周辺のスポット

          このスポットを共有

          back

          クリップボードにコピーしました