猿島公園
自然と歴史が詰まった東京湾の無人島
横須賀港からわずか10分でプチ探検できる
三笠公園の隣にある三笠ターミナルから船で約10分。猿島は面積約5万5000平方メートル、周囲約1.6kmの島で、南側の船着き場周辺に管理棟やBBQのできる砂浜がある。ここの砂には砂鉄が含まれているので磁石を持っていくとおもしろい。南北に細長い島のほぼ中央に幹道(メインロード)が通っていて、東側の林のなかにも遊歩道がある。行きと帰りで異なる道を通るといい。50分程度で1周できる。途中、上り下りがあり、一部舗装されていない場所もあるので歩きやすい靴で。歩き出す前にトイレに行っておこう。
静かな小島が江戸・東京を守る要塞に変貌
歩き出してすぐに見える煙突のある小屋は明治時代の発電所。さらに進むとレンガの美しい兵舎や弾薬庫、トンネル等がある。日本近海に異国船が次々と現れた江戸後期、徳川幕府は江戸湾の守りを固めるため猿島に台場(砲台)を建造。明治維新後、さらに強固な要塞が必要となり、1884年(明治17年)に竣工した。これらは赤レンガの長辺と短辺を交互に並べるフランス積みで造ったもので、愛知県で焼かれたレンガが使われた。フランス積みは明治時代初期に盛んに用いられていたが、地震などで多くが失われ、現在では群馬県の富岡製糸場など全国で数か所しか残っていない。
サルとヘビの言い伝え
幹道を突き当たりまで進み、砲台を見たら展望台へ。条件が良ければ東京スカイツリーや、記念艦三笠の右に富士山が見えるだろう。猿島では縄文時代の土器なども見つかっていて、古くから人間に利用されていたことがわかっている。しかし、サルはいない。地元の言い伝えでは、小舟で海を渡っていた日蓮上人が嵐に遭ってこの島へ漂着。その際、白いサルが現れて島の奥へ案内し、日蓮は難を逃れたとか。これが島の名の由来といわれる。また、大蛇伝説も残っている。かつて島には神社があったが、大祭が近くなると守護神である大蛇が千葉の鹿野山から島の洞窟まで泳いできたという。その洞窟は江の島や富士山ともつながっているそうだ。
スポット詳細
- 住所
- 神奈川県横須賀市猿島1 地図
- エリア
- 三浦半島エリア
- 電話番号
- 0468257144
- 時間
-
[3/1-10/31]9:30-17:00
[11/1-2/28]9:30-16:00 - 休業日
- なし(猿島航路の欠航日を除く)
- 料金
-
[大人]2,000円(乗船料1,500円+猿島公園入園料500円)
[小学生]1,000円(乗船料750円+猿島公園入園料250円)
※その他の料金については要webサイト確認 - クレジットカード
-
可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
※乗船料・入園料で使用可。猿島公園内は不可。 - 電子マネー/スマートフォン決済
-
可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、WAON、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、auPAY、ゆうちょペイ、銀行Pay、K+、EPOS PAY、atone、ANA PAY、Payどん、FamiPay、pring)
※乗船料・入園料で使用可。猿島公園内は不可。島内はPayPayのみ可。 - Wi-Fi
- なし(島内はなし、三笠ターミナルにフリーWiFiあり)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(島内の指定喫煙所のみ可、三笠ターミナルは不可)
- 平均予算
- 【昼】1,001-3,000円
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可(限られた場所のみ可)
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい(悪天候の場合は運休する可能性あり)
情報提供: ナビタイムジャパン