青森ベイエリア(青森ウォーターフロント)
新旧が融合するノスタルジックなウォーターフロント
時の流れを感じる青森ベイエリア
1988年(昭和63)まで活躍していた青函連絡船の遺構を残しながら、2010年(平成22)には東北新幹線新青森駅開業に合わせて新たな施設が誕生。それにより、青森ベイエリアにはモダンとレトロの入り交じる景観が生まれた。JR青森駅から左手に歩くと、近代的なマルシェと、ねぶたミュージアムが見えてくる。また西方面には、青函連絡船の船体がほぼ就航当時の状態で係留保存された、貴重なミュージアムがある。東側には青森港に隣接した公園などもあり、ベイエリアの風景を楽しみながら散歩を楽しめる。この公園には「青森EXPO'88」の遺産が残り、1980年代当時の面影に触れることができる。現代的なミュージアムやショッピングスポットを楽しみつつ、時の流れも感じることのできるのが、ここ青森ベイエリアの魅力なのだ。
青森ねぶたの制作風景も見学できる
青森ベイエリアは、青森市を訪れた人の多くが、ここを起点に観光をするといってもいいだろう。その理由はJR青森駅に面しているのはもとより、その独特の景観と利便性によるところが大きい。「見て、食べて、買う」施設が集中するほか、海上に突き出した歩行者専用橋「ラブリッジ」をそぞろ歩くこと約8分で、その形状に思わず目が行く「青森県観光物産館アスパム」まで直行できる。アスパムではさまざまな観光情報を入手できるので、迷ったらまずはここを目指そう。アスパムの海側には5月から青森ねぶたの制作小屋「ねぶたラッセランド」が立ち並び、青森ねぶたの制作風景を見学できる。タイミングが合うのならぜひともチェックしたい。
新たなスポット「あおもり駅前ビーチ」
JR青森駅を出てすぐ左手には、2015年(平成27)から整備が進められていた人工海浜が、2021年(令和3)7月に一般開放となった。砂浜の景観がおしゃれなムードを醸し、早くも人気のスポットとなっている。足洗い場の用意があるため、海に入って楽しんでもいい。ほかにもベイエリア一帯には、展望台や野外ステージ、アート作品などが点在しており、訪れた人を飽きさせない工夫が満載だ。青森湾に架かる「青森ベイブリッジ」のライトアップも見られ、デートスポットとしても人気が高い。進化を続ける青森ベイエリアは、青森を満喫できるスポットだ。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン
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