滋賀県立陶芸の森
信楽の町を見渡す丘の上で焼き物の魅力に触れる
まずは陶芸館で陶芸作品を鑑賞
信楽高原鐵道信楽線信楽駅から歩くなら20分ほど。本数は多くないが信楽駅から甲賀市のコミュニティバスも出ており、陶芸の森のそばまでアクセスできる。陶芸の森は、陶芸館、信楽産業展示館、池や緑の広場のある広大な公園で、ほかに次の世代を育成するための創作研修館や窯場もある。階段が不安な人は車道を兼ねた坂道を利用して移動しよう。園内は気ままに散策できるが、抜群の眺望を楽しめる最上段のエリアから巡るのがおすすめ。こちらに建つ陶芸館は多彩なテーマの展覧会を開催しており、信楽焼はもちろんのこと、国内外の現代陶芸や古陶磁など、さまざまな作品に出合える。陶芸館から橋を渡って「風の搭」を右手へ進むと自然と一体になった陶芸作品や信楽の町を一望する「星の広場」がある。
信楽焼の今を発信するショップ&ギャラリー
次は100段強の「ダイエット階段」を降り、太陽の広場へ。宇宙船のようにも見えるユニークな建物が、信楽焼の最新の産業製品の展示や季節ごとの企画展を行う「信楽産業展示館」。併設のショップでは、信楽焼のたぬきをはじめ、湯呑や急須、マグカップなど日常づかいの器を中心とした信楽焼がずらりと並ぶ。信楽焼のたぬきは、昔ながらのリアルなたぬきから丸みのある愛くるしい姿のものまでバラエティ豊かだが、共通するのが「八相縁起」。頭にかぶる笠は災難から身を守る、腰にぶらさげた徳利は飲食に困らず徳をもつ、など8つの縁起が込められている。県内に限らず民家や商店に信楽焼のたぬきが置かれていることが多いのはこのためだ。
ランチや園内の散策で、陶芸の森をもっと満喫
陶芸の森へはお弁当を持参するのもいいが、信楽産業展示館内のカフェレストラン「山とおむすび 銀月舎」もおすすめ。コンセプトは、米を軸とした里山の食文化を次の世代へつなぐこと。信楽産有機コシヒカリや滋賀の在来種の大豆で作った自家製味噌など一つひとつ吟味した素材と調味料でていねいに作ったランチやスイーツが評判だ。ランチのあとは、薪で焚く穴窯や登り窯など7つの窯がある窯の広場へ。薪窯は、信楽焼の発展を支えてきた存在だ。登り窯は、保全と継承のため、年に一度秋の4日間だけ焼成が行われているので興味がある人は事前にチェックしておこう。
スポット詳細
- 住所
- 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 地図
- エリア
- 信楽・甲賀エリア
- 電話番号
- 0748830909
- 時間
- 9:30-17:00(陶芸館・信楽産業展示館への入館は16:30まで)
- 休業日
- 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)、年末年始
- 料金
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[入園料]無料
[美術館]有料(展覧会により異なる) - 駐車場
- あり(約250台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(場所により支払い方法が異なる)
- Wi-Fi
- あり(Biwako Free Wi-Fi)
- コンセント口
- なし
- 備考
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掲載写真 01:陶芸館外観02:園内風景(太陽の広場)03:園内風景(星の広場)
04:信楽産業展示館外観05:信楽産業展示館内ショップ
06:カフェレストラン銀月舎07:登り窯
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- [陶芸の森]の構成施設として [陶芸館][星の広場][火鉢ロート][信楽産業展示館][太陽の広場][泉の広場][窯の広場]等 数多いので 時間的余裕を持つことお薦めします
- こちらは見所が一杯あり 時間的余裕を持って訪問されることをお薦めします、[陶芸の森]の構成施設として [陶芸館][星の広場][火鉢ロート][信楽産業展示館][太陽の広場][泉の広場][窯の広場]等 数多いので。又[陶芸館]等においてあるパンフレット《陶芸の森うおーかー(添付 写真参照)》も散策時 お役立ちです。 公共交通を利用する場合 信楽鉄道・信楽駅前からの信楽高原ハスの時刻表を確認し...
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- 広い
- 有料の展覧会は見ていませんが、屋外のパンダや火鉢など見どころはありました。駐車場も、広くて無料です。
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- すべてがアート!
- たぬき村からついでにこちらへ。思っていたよりきれいなところで驚きました。紅葉・芝生・レンガ・オブジェすべてが調和のとれたアート!です。大会の受賞作品の展示もありました。専門学校生の作品にはどれが良かったか投票するようになっていました。
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