釈迦堂遺跡博物館
縄文時代の土器や土偶など貴重な文化財を展示
パーキングエリアでの休憩時に寄れる博物館
中央自動車道下り線釈迦堂PAから、表示に従って階段を上ると博物館の入り口に出る。1980~1981年(昭和55~56)、中央自動車道建設に先立って行われた発掘調査において、縄文時代を中心とする土器や土偶が多数出土。これらの文化財を保存し、次の時代に伝える目的で、1988年(昭和63)に博物館が建てられた。出土品のうち計5599点は国の重要文化財に指定されている。展示されているのはその一部で、現在も修復、復元が進められている。博物館のある笛吹市は、桃の生産量日本一を誇る町。甲府盆地を見下ろす博物館からは、「桃源郷」と称される桃の里を見渡せる。
「土偶の聖地」を目指して全面リニューアル
京戸川によって運ばれた土砂が扇状に堆積した「京戸川扇状地(きょうどがわせんじょうち)の中央部分で発見された「釈迦堂遺跡」。学術的価値の高い縄文時代の遺構・遺物が多数発掘され、当時はその様子をひと目見ようと見学者が絶えなかったほど。博物館は開館30周年を機に全面改修に入り、2020年(令和2)6月にリニューアルオープン。可動式展示ケースを導入し、展示品を裏側からも見えるようにするなど、より楽しむための工夫が加えられた。1116点所蔵している土偶は全点展示。一室だけの常設展ながら、見ごたえは十分だ。
縄文式土器のデザインにもはやりがあった
展示室の奥、スロープに沿って縄文式土器の並ぶ「土器の森」は、デザイン面で縄文の魅力に触れられるコーナー。縄文人の背丈に合わせて低い位置に展示したり、当時の明かりが焚き火であったことからアンダーライトを使ったりと、展示の仕方にもこだわりがうかがえる。約1万年続いたという縄文時代を、デザインの変遷を通じてたどってみよう。ほかにも、土偶が作られた理由を探る展示などがあり、いまだ謎の多い縄文美術のミステリアスな魅力を、余すところなく紹介している。
スポット詳細
- 住所
- 山梨県笛吹市一宮町千米寺764 地図
- エリア
- 勝沼・石和温泉エリア
- 電話番号
- 0553473333
- 時間
- 9:00-17:00(入館16:30)
- 休業日
- 火、祝の翌日、年末年始
- 料金
- [入館料]一般・大学生400円、小中高生200円(団体割引あり)
- 駐車場
- あり(普通車28台、大型車2台、障害者用2台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- 縄文時代には土偶や甕、壺などが作られたんですね。
- 中央高速の”釈迦堂サービスエリア”のすぐ横にあるんです。この博物館は、土器を持たず、定住をしていなかった旧石器時代が終わり、約16,000前に縄文時代が始まりました。縄文と呼ばれるように、主に縄紐を回転させた縄目文様が土器に施されることからこの名前が付けられました時代の遺跡からの出土品を展示しています。”土偶”です。 縄文時代の人形の土製品のことなんです。 ここには1116点の土偶が展示されて...
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- 釈迦堂PA(下り線)から利用可能。
- 山梨エリア観光時に立ち寄り。中央自動車道の釈迦堂パーキングエリア(下り線)から直結で利用可能です。2019年6月1日-2020年4月までの期間、改修工事の為、休館という事で、今回は利用できませんでしたが、周辺には釈迦堂遺跡に関わる土偶なども展示されており、興味を惹かれるスポットです。
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- 味わいの土偶逹と素晴らしい眺望
- 中央道釈迦堂PAから直接行けるアクセスも良いですが、土偶達の素朴で、屈託のない表情に癒されます。PAから少し高い位置にあり、甲府盆地を一望出来る見晴らしも素晴らしいです。
TripAdvisorクチコミ評価
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