高ボッチ高原
アクセス抜群の大パノラマ。富士山と諏訪湖が織りなす絶景
街中から車で30分。視界が開けた高原へ
長野自動車道の塩尻ICから国道20号を南へ10分ほど走ると、高ボッチ高原入り口の標識が見えてくる。これを目印に細い道に入り、林道のような細い道を20分ほどくねくねと登っていく。すれ違いに気をつかうほど狭い場所があるため、運転が苦手な人は慎重に行こう。高ボッチ高原は、もともと刈敷(かりしき)といって、田畑の肥料の材料となる草を刈っていた場所。定期的に草を刈り、火入れをしていたため、草原環境が維持され、現代においても大パノラマが楽しめるのだ。
インパクトのある名前の由来
「高ボッチ高原」の名前の由来は下記のように諸説ある。
(1)「ダイダラボッチ」あるいは「デイラボッチ」などと呼ばれる巨人が腰を下ろしてひと休みしたところという説。
(2)「ボッチ」にはアイヌ語で巨人や巨大という意味があり、高い山あるいは大きな山という説。
(3)「ボッチ」とは高いところにある「くぼ地」という説。
(4)山の形がビンに栓をしたように一段高くなっているので、栓の意味の「ボッチョ」になぞらえ「高ボッチ」としたという説。
たしかな由来は不明だが、土地の形や言い伝えから名前がつけられたのではと推測されている。
高ボッチ高原で楽しむキャンプやピクニック
「でいだらボッチ館」は第二駐車場の隣に位置し、おもに土・日曜、祝日のみ開館。館内には、高ボッチ高原の成り立ちや名前の由来についての展示があるほか、花やチョウの図鑑などを自由に読むことができる。また、コーヒーセットやボッチ飯(パスタ)セット、キャンプ用の椅子やテーブルなどを貸し出しており、手ぶらでもプチキャンプ体験を楽しむことができる。高ボッチ高原キャンプ場は2021年(令和3)にリニューアル。オートキャンプサイトとフリーサイトに分かれる。飲料水がないため持参が必要。洗い場での洗剤使用は禁止。ゴミは必ず持ち帰ろう。
高原の行き帰りにおすすめのスポット
高ボッチ高原のアクセス道路は、塩尻市と諏訪市を結ぶ国道20号から入る東山ルートと、崖の湯温泉から入るルートがある。以下に紹介する2つのスポットは、国道20号沿いにある。まず、塩尻市民のソウルフード「東山食堂」は、全身に煙を浴びながら食べる焼肉屋。さまざまな食材の入ったタレがおいしく、タレだけでもご飯が進む。食後には人数分のソフトクリームをいただけて、口の中をさっぱりと締めることができる。サンサンワイナリーは、2011年(平成23)にブドウの樹を植栽し始め、4年後の秋に初めてエステートワイン(自園原料100%)の仕込みを開始した。ヨーロッパの郊外のような美しいブドウ畑の風景をぜひご覧あれ。
スポット詳細
- 住所
- 長野県塩尻市片丘 地図
- エリア
- 白馬・安曇野エリア
- 電話番号
- 0263888722
- 時間
- 24時間
- 休業日
- 冬期閉鎖あり
- 駐車場
- あり(約200台)
- Wi-Fi
- あり
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 備考
- ※電話番号は塩尻市観光協会・塩尻駅前観光案内所へ繋がります。
情報提供: ナビタイムジャパン
- アニメスポット情報
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君の名は。の劇中並びにキービジュアルに登場する。
※ナビタイム調べ