ひるがのピクニックガーデン

桃色吐息が咲き誇る高原リゾート

4万株の桃色吐息(ペチュニア)が咲き誇る高原リゾート。標高1000mの山頂には大日岳、白山連峰を一望できるカフェがあり、地元食材を使ったドリンクやスイーツを味わえる。ワイルドなバギーツアーやジップラインなどアクティビティも充実。

桃色吐息は7月から10月まで長期間咲く。高原リフトは全長1000mあり、乗車時間は片道約8分

「ひるがのピクニックガーデン」の開園時期は例年7月中旬から10月中旬。年ごとに異なるので、公式ウェブサイトを確認してから出かけよう。まずは山麓から高原リフトを使って標高1000mの山頂へ。山頂エリアには日本最大級4万株の桃色吐息が咲き誇っている。また、ずんぐりした形のコキアが立ち並ぶ様も壮観。夏は爽やかな緑色の葉を茂らせるコキアは、秋が深まるにつれて紅葉していく。そのほか千日紅(せんにちこう)やサンビリーバブルなどの花々を見られる(花の開花状況は公式ウェブサイトを確認)。

山頂にある「コキアの丘」。コリウスの赤い葉とのグラデーションも美しい

高原リフト山頂駅を下りてすぐの場所にあるのが「Momoiroテラス&カフェ」。大日岳や白山連峰を眺めながら、心に残るティータイムを過ごせる。おすすめは果実ソースをたっぷり使った「夏雲ももかき氷」や「夏雲いちごかき氷」(各650円)など。地元のひるがの高原牛乳を使用したクリームも、味わいをワンランク高めている。ひるがの牛乳の濃厚なおいしさを感じられる、「ひるがの牛乳コーヒーフロート」(650円)も人気。また、山麓には「スカイレストラン」があり、「鶏ちゃん定食」(1400円)などご当地グルメも味わえる。

「Momoiroテラス&カフェ」では季節のフルーツクロワッサンサンド(550円)など、スイーツも販売している

「夏雲ももかき氷」(650円)。桃色吐息と並べて撮影するのもおすすめ

爽やかな風が吹き抜ける高原を舞台に、思いっきり身体を動かせるアクティビティも欠かせない。「ジップラインアドベンチャー」は、ワイヤーロープを使って高さ最大5mの場所から滑り降りるアトラクション。眼下に広がるひるがの高原と白山連峰の山々を眺めながら空中遊泳する、爽快さを味わえる。大型バギーに乗って絶景を目指す「山頂バギー」も大人気。2人乗りから6人乗りまで、さまざまなバギーがスタンバイしている。途中オフロードを走行する箇所もあり、ワイルドさ満点。また、ペットと一緒に入園も可能。ケージまたはドッグスリングがあれば、リフトにも一緒に乗車できる。ドッグランも完備。

6コースを巡る2時間の冒険ツアー「ジップラインアドベンチャー」(大人・小人同額3900円)。2人一緒に飛べる「ペアライン」がハイライトだ