高志の国文学館
「ふるさと文学」の魅力を世界に向けて発信
ジャンルを超えた文学を提供
高志の国文学館では、富山県ゆかりの作家や作品を「ふるさと文学」と捉え、その魅力をさまざまな形とアイデアで発信しており、収蔵資料は80000点を数える。万葉歌人の大伴家持、現代の堀田善衞や源氏鶏太のほか、マンガ・アニメ、映画など従来の文学の枠組みを取り払うことで、新たな可能性を追求している。正面玄関を右に行くと、無料ゾーンのライブラリーコーナーがある。ソファに座るとガラスの外には庭が広がり、リラックスしながら読書を楽しむことができる。ミュージアムショップやレストラン、研修室を除いたエリアが有料ゾーンとなっている。有料ゾーンは5つに分かれており、「ふるさと文学の蔵」(1)(2)(3)、「ふるさと文学の回廊」(1)(2)がある。
デジタル絵本で作者になった気分に
ふるさと文学の蔵(1)では、富山の美しい景色と歌を紹介し、手のひらにのせた文字が飛んでいく体感型装置「万葉とばし」は子どもたちに人気がある。富山県ゆかりの作品や作家に焦点を当て、本のディスプレイにもこだわる「クローズアップコーナー」は学芸員の意気込みが伝わってくるようだ。また、大伴家持の越中万葉の世界に誘う映像ブースがある。ふるさと文学の蔵(2)では、万葉の時代から続く富山の文学の系譜を振り返ることができる。ふるさと文学の蔵(3)は、富山県ゆかりの漫画家の紹介のほか、マンガやアニメーションの制作過程を学べるデジタル装置「不思議な本」というコーナーがあり、まるで自分が作者になったような感覚が味わえる。
富山の文学の幅広さと奥深さを知る
さらに、導入展示では、富山県内に点在する文学ゆかりの地を地図で検索できるコーナーがあるほか、大伴家持の生涯を簡潔にまとめたデジタル万華鏡という映像コーナーもある。ふるさと文学の回廊は、富山県ゆかりの代表的な作家について振り返る大型タッチパネルや、貴重な直筆の原稿などが展示されている。また、富山県にゆかりのある人たちが次々と浮かび上がるデジタル万華鏡もある。木材や和紙をふんだんに使った親子スペースという空間では、親子で一緒に本を読むことができ、小さな子どもたちが絵本に親しむ部屋となっているので利用したい。富山の文学の幅広さと奥深さを知ることができる高志の国文学館。一度ならず二度、三度と訪れたくなる施設だ。
スポット詳細
- 住所
- 富山県富山市舟橋南町2-22 地図
- エリア
- 富山エリア
- 電話番号
- 0764315492
- 時間
- 9:30-18:00(観覧最終受付17:30)
- 休業日
- 火(祝日を除く)、祝日の翌日
- 料金
-
【観覧料(一般)】
[常設展]200円
[企画展]企画展により異なる - 駐車場
- あり(83台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、iD、nanaco、WAON、楽天Edy、au WALLET、Apple Pay、Google Pay、楽天ペイ、LINE Pay、メルPAY、d払い、auPAY、ALIPAY、その他)
- Wi-Fi
- あり
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 雨の日でも楽しめる
- はい
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 藤子不二雄(A)展(和元年10/6-12/22)で初めて立ち寄りました。
- 富山には数度訪れていますが、高志の国文学館を初めて立ち寄りました。藤子不二雄(A)(本名...
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- どこでもドアがありました。
- 富山県に関係する文学や文筆家などなど関連の展示がなされています。ちょうど最近アニメの「美味しんぼ」にはまっていたのでその作者も富山にゆかりがあったようで展示が見られて興味深かったです。どこでもドアもくぐれます。
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- 谷川俊太郎
- 初めて訪れました。閑静な住宅街の中にあり駅からは少し歩きます。企画展示で谷川俊太郎さんのがやっていなければ微妙かな。建物は綺麗です。
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