横手市増田まんが美術館
日本初のマンガ原画がテーマの美術館で貴重な原画を鑑賞
本物を観て読んで体験できるテーマパーク
増田町出身の漫画家・矢口高雄(やぐちたかお)氏を初代名誉館長に迎え、マンガの魅力を国内外に発信するため1995年(平成7)に開館。2019年(令和元)には、マンガ原画をテーマにした全国初の体験型美術館としてリニューアルオープン。原画の展示はもちろん保存にも力を入れ、日本のマンガ文化の魅力を世界に向けて発信している。蔵の町として有名な増田中七日町通りから車で3分、徒歩でも10分ほどで到着。入り口を入るとまず目に飛び込んでくるのが大迫力の「マンガウォール」だ。高さ約10m・幅約7mの壁一面に、名作マンガの名シーンを引き伸ばしたパネルが展示され、マンガファンは一瞬で心をつかまれてしまう。
巨匠作家たちが描いた名シーンで埋め尽くされた「マンガウォール」
世界にマンガ文化を発信するライブラリー
1階奥は美術館のメインコンテンツ「マンガの蔵展示室」。24時間温湿度管理がなされているガラス張りの原画収蔵庫には、40万枚以上という膨大な原画が収められている。ここでは原画を高解像度のデジタルデータとして保存する作業をガラス越しに見学したり、デジタルデータを大型タッチパネルで細部まで閲覧したりすることも。パネルで原画を拡大してみると、細かな修正の跡や製本時はカットされる端の部分への描き込みなど、原画ならではの発見ができる。
マンガの木を囲むあの名作や名シーンの原画
誰もが知る名作や名シーンの原画の数々が並ぶスロープ状の常設展示スペースを登って2階へ。常設としては74名もの有名作家の原画を、入れ替わりで展示している。ほかにも心に響く名作のセリフを集めた「名台詞ロード」など、館内にはフォトジェニックな仕掛けがいっぱい。
美術館のなかでも特に人気なのが、話題作や展示原画の作品など約2万5000冊のマンガが読み放題の「マンガライブラリー」。椅子はもちろん寝転んで読めるスペース(コロナ感染対策で休止中)が設けられており、館内であれば自由に持ち出して読むことができる。また週末にはプロの漫画家が講師で、マンガ制作の体験ができる「ワークショップ」を開催している。
カフェで休憩してショップで感動を持ち帰り
1階「特別展示室」では、人気マンガや漫画家の特別企画展を定期開催している。特別展示室の隣は、マンガの楽しさをカフェメニューで味わえる「マンガカフェ」。壁やテーブルにはマンガ風のコマやセリフがデザインされ、料理やドリンクを置くとマンガの世界から飛び出したような写真も撮影できる。季節限定のメニューや特別企画展と連動したコラボメニューも注目だ。館内を巡ったあとは中央の「ミュージアムショップ」へ。複製原画をはじめとした、まんが美術館でしか手に入らないオリジナルグッズや商品が豊富。企画展と連動した期間限定のポップアップショップも展開しているので、作品のワクワクや感動をお土産に持ち帰ろう。
スポット詳細
- 住所
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秋田県横手市増田町増田字新町285
地図
- エリア
- 横手・湯沢・栗駒エリア
- 電話番号
- 0182455569
- 時間
- 10:00-18:00
- 休業日
- 第3火
- 料金
- 無料(企画展のみ有料)
- 駐車場
- あり(180台)
- クレジットカード
- 可(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、銀聯、DISCOVER、Diners Club)
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(Suica、PASMO、QUICPay、iD、PayPay、楽天ペイ)
- Wi-Fi
- あり(フリー)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 可(当館敷地内の喫煙所をご利用ください)
- ベジタリアンセレクション
- あり
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン