久慈地下水族科学館 もぐらんぴあ
多くの支援を受け震災から復興した日本で唯一の地下水族科学館
多くの支援を受けて復興リニューアル
岩手県三陸北部にある「もぐらんぴあ水族館」は、トンネル水槽とアオウミガメの「かめ吉」が人気の地下水族館。東日本大震災で被災し、かめ吉の安否も心配されたが、リニューアルオープンまでの間は、八戸市水産科学館「マリエント」で保護されており、無事に生還した今は空を飛ぶかのごとく元気に泳ぎ回っている。水族館は震災後、一時久慈駅前で仮営業を続け、さかな博士でおなじみの「さかなクン」から、コレクションやイラストを贈られるなど大きな支援を受けた。ほかにも山形県の加茂水族館、東京都池袋のサンシャイン水族館からの支援などもあり、2016年(平成28)に元の場所でリニューアルオープンを迎えた。
久慈の魅力が詰まった複合型施設
もぐらんぴあ水族館の魅力は大きく2つ。1つ目は、タッチプールや餌付けなどの体験、南部もぐり・海女の素潜り実演など、「見て、触れて、体験する」参加型の水族館であること。特に「海女の素潜り」の潜水具を着けず、水中で自在に動き回る華麗な実演には驚かされる。クラゲや深海魚のコーナーも人気だ。2つ目は、石油文化ホールや展示室、防災展示室(2、3階)など水族館とは別の施設が併設されていること。意外と知らないエネルギーの秘密や、災害対策の心得や知っておくべき知識について、楽しみながら学ぶことができる。三陸ジオパークに関する映像資料も数多く、ジオ博物館としての利用価値も高い。
驚きと感動が生まれる展示の数々
4階にはさかなクンの特設展示コーナーがあり、物販コーナーにもさかなクングッズが豊富に並んでいる。深海生物のぬいぐるみも「キモかわいい」と人気だ。屋上展望台からは久慈の海と石油備蓄基地が見渡せる眺望スペースが広がり、開放的な気分になれる。見学時間は1時間半程度が目安らしいが、地下の水族館だけでもあっという間に1時間経ってしまう。小さい施設ながら、驚きと感動、そしてためになる見どころがいっぱいだ。施設の隣には緑地公園や埠頭もあり、水族館を含めてエリア一帯でリフレッシュできる。時間が許すなら、北限の海女の本拠地「小袖海女センター」も訪ねてもらいたい。
スポット詳細
- 住所
- 岩手県久慈市侍浜町麦生1-43-7 地図
- エリア
- 三陸海岸エリア
- 電話番号
- 0194753551
- 時間
-
[4-10月]9:00-18:00(最終入館17:30)
[11-3月]10:00-16:00(最終入館15:30) - 休業日
-
月(祝の場合は翌日)
※臨時閉館あり、要問合せ - 料金
-
【入場料】
[一般]700円(団体500円)
[高校・大学生]500円(団体300円)
[小・中学生]300円(団体200円)
※乳幼児は無料
※団体は20名以上より - 駐車場
- あり(50台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(mogura)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり(英語版のパンフレットはあります)
- 滞在目安時間
- 60-120分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
- 備考
- ※感染症拡大防止のため、手指の消毒、検温をお願いしております。ご理解とご協力をお願い致します。
情報提供: ナビタイムジャパン