小杉放菴記念日光美術館
日光の画家・小杉放菴の偉業を伝える美術館
油彩、水彩、日本画など幅広い分野で活躍
日光の名誉市民でもある画家・小杉放菴の作品を所蔵し、「自然へのいつくしみ」をテーマにその画業を世に伝える美術館。小杉放菴は1881年(明治14)に日光に生まれ、1964年(昭和39)に没するまで、洋画から油絵、日本画、水彩画へと舞台を移しながら東洋の美を追求し、幅広い作品を残してきた。日露戦争従軍後は文部省美術展覧会で2度にわたり最高賞を受賞し、のちに横山大観などとともに再興日本美術院に参加。そこで洋画部を牽引し、解散後は春陽会を創設するなど、精力的な芸術活動によって画壇に大きな影響を与えている。
日光ゆかりの作家などの展示会にも注目
代表作には東京大学安田講堂の壁画や『水郷』、『奥の細道画冊』などがあり、それらにはいずれも、自然をやさしく見つめるやわらかい眼差しのようなものが伝わってくる。その作品性や画家の精神、豊かな自然を抱く日光という土地の特性こそが、この美術館に掲げられたテーマの所以でもある。日光ゆかりの作家や日光の風景にちなんだ展覧会も随時開催しているので、ホームページで展示内容を確認してから訪れたい。日光の大自然が育んだ画家の感性に触れ、心穏やかなひとときを過ごそう。
展覧会開催時は小杉放菴の展示がない場合もあるので、訪問前にウェブサイトで内容確認を
鑑賞後は余韻とともにほっとひと息
すばらしい作品群を堪能したら、併設の「カフェ アン・レーヴ」でひと休みしつつ、アート鑑賞の余韻に浸るのがおすすめ。戦後、世俗から離れた余生を過ごしたことから「仙人になった画家」とも称される小杉放菴にちなんだオリジナルドリンクやコーヒー、ケーキセットなどを楽しめる。緑豊かな庭のなかにさまざまな作家の屋外彫刻を展示している建物周辺も散策してみよう。
スポット詳細
- 住所
-
栃木県日光市山内2388-3
地図
- エリア
- 日光・鬼怒川・中禅寺湖エリア
- 電話番号
- 0288501200
- 時間
- 9:30-17:00(入館は16:30まで)
- 休業日
- 月(祝の場合は翌日)、展示替え・メンテナンス期間
- 料金
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【入館料】
[一般]730円
[大学生]510円
[高校生以下]無料 - 駐車場
- あり(普通車60台、大型3台、身障者用2台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(日光市Wi-Fi)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 英語メニュー
- あり
- 平均予算
- 【昼】1-1,000円
- 滞在目安時間
- 30-60分
- 車椅子での入店
- 可
- 乳幼児の入店
- 可
情報提供: ナビタイムジャパン
クチコミ
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- ステキな建物と落ち着けるカフェ
- 旅先の美術館でまったり過ごすのが好きです。以前から気になっていたこの建物、緑に囲まれてステキです。大型連休に訪れましたが、カフェは穴場かもしれません。高い天井と大きなガラス窓の空間で、静かに過ごせました。
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- 芸術家というのは新風を巻き起こして炎上する
- 小杉放菴の洋画家にして日本が日本画から水墨画への変更は探求を続けた結果であり最終は日光に戻られて明治・大正・昭和の時代を生きてきた人。水墨画では知っていましたが画風に独特な繊細さがあり好きな作品が多く興味を持ってみました。 ところが驚かされたのはこの建物半端でないのです。とにかく御影石をふんだんに使ってデザイナーはだれだろうと検索したところでした。現代建築ではあるのですがエントランスからトイ...
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- 神橋を左手に見て、坂を上がっていくとあります
- 日光駅から東照宮に向かっていくと、左手に神橋が現れます。そこを右折していくと右手にあります。日光出身の画家・小杉放菴とその周辺の画家たち、あるいは、近代(明治以降)の日光の文化についてご紹介することをテーマとした美術館です
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