栃木

日光・鬼怒川・中禅寺湖

NIKKO / KINU RIVER / LAKE CHUZENJI

世界遺産の日光東照宮と、表情豊かな自然に囲まれた一大観光地

日光エリアのシンボルといえば、徳川初代将軍家康公を祭神として祀る、世界遺産の日光東照宮。「陽明門」をはじめ、「三猿」や「眠り猫」などの彫刻など見どころ満載だ。この日光東照宮のほか、二荒山神社、日光山輪王寺、日光山輪王寺大猷院のある一帯は「日光山内」と呼ばれ、JR・東武日光駅から続く参道には、数多くの飲食店やお土産店が軒を連ねる。なかでも、名物の湯波料理や、ハイカラグルメを提供するお店が人気だ。日光山内をさらに西に進むと、美しい紅葉で知られる「いろは坂」が現れる。いろは坂を登り切った先には、男体山の噴火により、約2万年前にできたといわれる「中禅寺湖」があり、中禅寺湖から流れ落ちる「華厳ノ滝」とともに、自然美を満喫できる。東武鬼怒川線の起点・下今市駅からは、SL大樹が、関東の奥座敷とも呼ばれる「鬼怒川温泉郷」までを結んでいる。沿線にはユニークなテーマパークが点在している。

recommend spot

エリアの見どころ

  • spot 01
    日光東照宮
    江戸時代の職人技が集積された日光のシンボル
    徳川初代将軍家康公を祭神として祀る、世界遺産のパワースポット。国宝8棟に重要文化財34棟を含む55棟が並ぶ境内は見どころ満載だ。華麗な彫刻が圧巻の陽明門をはじめ、江戸時代の職人技が光る建築美を堪能しよう。
    絢爛豪華な陽明門
  • spot 02
    二荒山神社
    日光信仰の起源となった日光最古の神社
    奈良時代に創建された日光最古の神社で、御神体は男体山。大己貴尊(おおなむちのみこと)を主祭神として祀る、良縁祈願や開運祈願の神社としても人気のパワースポットだ。運試しスポットが充実しており、楽しく参拝できる。
    男体山を御神体とする開運祈願のパワースポット
  • spot 03
    日光山輪王寺
    関東の一大霊場として栄えた世界遺産寺院
    「日光の社寺」の一、開創1250年を超える名刹。日光山を開いた勝道上人が、奈良時代に四本龍寺を建てたことに始まる。国内屈指の大きさを誇る木造坐像のある「三仏堂」、美しい回遊式日本庭園。ほっと癒やされる世界遺産を旅しよう。
    高さ7.5m。国内屈指の大きさを誇る千手観音像
  • spot 04
    日光山輪王寺大猷院
    徳川三代将軍・家光公を祀る廟所
    大猷院とは、徳川3代将軍家光公の諡号。4代将軍家綱公が建立した家光公の霊廟であり、家光公が敬愛した家康公を見守るような方角を向いている。世界遺産に登録されており、境内には国宝や重要文化財も多数。日光山輪王寺三仏堂とセットでお参りしたい。
    4体の夜叉が見守る「夜叉門」
  • spot 05
    日光表参道
    日光東照宮の門前町は楽しさおいしさ満載!
    日光表参道は、JR・東武日光駅から日光東照宮のある日光山内に延びる一本道。参拝者が必ず通る門前町としてさまざまな店が並び、賑わいを見せている。日光名物を味わえる老舗から新店まで見逃せないスポットがいっぱい。ゆっくり散策してみたい。
    オレンジの屋根の建物は日光金谷ホテルのベーカリー
  • spot 06
    本格懐石湯波料理 割烹 与多呂
    日光の歴史が育んだ絶品郷土料理を堪能!
    日光の郷土料理、湯波。もともとは日光山の修行僧が食していた精進料理で、そのうち参拝者にも振る舞われるようになったことが起源といわれている。「本格懐石湯波料理 割烹 与多呂」では、その湯波を使った本格懐石料理を提供。明治創業の老舗湯波製造所「海老屋長造」から仕入れる高品質な引揚湯波、生湯波、たぐり湯波などを、落ち着いた和の設えのなかで味わえる。オススメは「湯波上ランチ(4400円)」。抹茶と寒天と豆乳を使った湯波滝川豆腐、湯波巻き海老の天ぷらなど湯波ざんまいのヘルシーな内容だ。さらに内容が多くなる「本格懐石料理湯波料理」2種は要予約。どの料理でもひとりから利用可能。
    特上質大豆を使った湯波は繊細な味わい
  • spot 07
    日光茶屋
    綿飴みたいにふわっふわ。日光天然氷のかき氷
    日光名物のひとつ、日光天然氷。天然氷は人工池に良質な湧水を引き、2-3週間ほどかけてじっくり自然冷凍させた氷で、製造元は全国でも5軒しかない。なんと、その内の3軒が日光市内に存在するのだ。なかでも1894年(明治27)創業の老舗氷室「蔵元 松月」の天然氷を提供する日光茶屋は、もともと日光東照宮敷地内で営んでいた有名店。現在は日光表参道沿いに店を構え、観光客を明るい接客でもてなしている。「天然氷はブロックごとに質が異なるので、違いを見極めながら歯を調節して削ります。ふわふわで綿飴のような食感になるように」と語る、店主の吉田さん。「まずはそのおいしさを、シロップをかけずに味わってほしい」と、かき氷のシロップは別添えで提供している。オススメは栃木産イチゴ「なつおとめ」を発酵させた、酵素シロップの「なつおとめイチゴ」。果実と砂糖のみ、火を通さず2週間かけてていねいに仕上げたシロップは、自然な甘さで天然氷との相性も抜群だ。天然氷と自家製シロップのマリアージュをぜひご堪能あれ。
    いちばん人気の「なつおとめイチゴ」1000円(8-12月限定)。時期以外のイチゴはとちおとめを使用
  • spot 08
    日光金谷ホテル
    150年の歴史を誇る、現存する日本最古のリゾートホテル
    ヘレン・ケラーが宿泊した部屋も残る、創業150年の伝統を誇るクラシックホテル。日本最古の老舗ホテルであり、登録有形文化財に登録されている館も。その歴史が育んだホスピタリティ、伝統の味わいに癒やされたい。
    国内外の著名人に愛されたホテル
  • spot 09
    日光金谷ホテル メインダイニングルーム
    日光随一の名門ホテルで伝統フレンチを堪能!
    明治に創業した、現存する日本最古のリゾートホテル・日光金谷ホテル。そのメインダイニングルームは1936年(昭和11)、ホテルロビーを改装する形で生まれた。明治、大正、昭和を渡ってきた空間は、迦陵頻伽(かりょうびんが)などの彫刻をはじめ古き良き時代の装飾や調度品で彩られている。そんなクラシックな空間で楽しめる料理も、歴代のレシピを受け継ぎながら先進性を加味してきた、味わい深いものばかり。大正時代のレシピを基に再現された「大正コロッケット」や、日光のニジマスを使用したソテーが看板料理だ。\ランチメニューはプリフィックスランチ(6000円〜)やカレーランチなどを提供。2023年(令和5)のホテル創業150周年に向けて考案したフルコース「金谷ホテル150周年記念ランチ」では、「日光虹鱒のソテー 金谷風」などの看板料理に現代のスタイルを取り入れた新しい料理も加えたぜいたくな内容となっている。ティータイムなら「アフタヌーンティーセット」もオススメ。
    ランチメニューの一例。「金谷ホテル150周年記念ランチ」10000円
  • spot 10
    日光田母沢御用邸記念公園
    空間の美を堪能できる国内最大の御用邸建築
    1899年(明治32)、のちの大正天皇・嘉仁(よしひと)親王の静養を目的に造営された御用邸を復元したもの。3つの時代の建築様式が存在する集合建築群で、国重要文化財に指定されている。建築の粋と野趣あふれる日本庭園の美しさを堪能しよう。
    名建築と日本庭園が織りなす美しさは必見
  • spot 11
    小杉放菴記念日光美術館
    日光の画家・小杉放菴の偉業を伝える美術館
    日光における近現代の文化考察と継承を願い、1997年(平成9)に開館。コレクションと展示の中心は日光生まれの画家・小杉放菴。「仙人になった画家」とも称される小杉放菴の世界に没入してみよう。
    小杉放菴の代表作『泉』など10点前後を展示する展示室(1)
  • spot 12
    日光市霧降高原キスゲ平園地
    季節の草花が彩る雄大な草原から絶景を堪能!
    赤薙山(あかなぎさん)中腹、標高1300-1600mの高地に広がるキスゲ平。100種以上の草花が咲き誇るなか、初夏に咲くニッコウキスゲの群落は特に見ごたえがある。天空回廊という階段や遊歩道からは関東平野を一望する大パノラマを楽しめる。歩きやすい格好で向かおう。
    天空回廊の展望台。運が良ければ富士山が見えることも
  • spot 13
    霧降ノ滝
    葛飾北斎の浮世絵にも描かれた名瀑
    華厳ノ滝、裏見ノ滝とともに称される日光三名瀑のひとつで、市街から霧降高原方面へ車で10分ほど上ったところに、観瀑台へつながる遊歩道の入り口がある。観瀑台まで徒歩10分ほど。江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎も描いた美しさを気軽に楽しもう。
    原生林を縫うように流れ落ちる
  • spot 14
    いろは坂
    いろは48音をくねくね絶景ドライブコース
    数々の旅行雑誌や漫画にも登場するなど、ドライブコースとして全国的にも有名な、日光市街と中禅寺湖を結ぶ観光道路。木々のトンネルを抜けるドライブは爽快で、展望台からの眺望もすばらしい。一方通行で抜け道がないので、事前に訪れる時期や時間帯の情報をしっかり調べておこう。
    第二いろは坂途中にある黒髪平展望台から夜明けの眺め
  • spot 15
    明智平展望台
    壮大なスケールで奥日光をまるごと堪能!!
    日光市街と奥日光を結ぶ観光道路「いろは坂」の上り途中にある明智平駐車場から、ロープウェイに乗車してたったの3分。その展望台では、息をのむほどの壮大な風景が待っている。まずはアクセスの注意点を確認して、じっくり旅の計画を立てよう。
    初夏の新緑と秋の紅葉がベストシーズン
  • spot 16
    華厳ノ滝
    圧倒的なスケール! 日本屈指の名瀑へ
    日光四十八滝といわれるほど、多くの滝が存在する日光を象徴する名瀑。日本三名瀑にも数えられるそのスケールや造形美は圧巻のひと言だ。「華厳滝エレベーター」を降りた先にある観瀑台から間近に眺められる。日光の自然を語るならここははずせない!
    水しぶきがかかるので、カメラを構えるときは気をつけて
  • spot 17
    英国大使館別荘記念公園
    中禅寺湖畔の森で英国文化の香りに触れる
    日本の明治維新に影響を与えた英国人外交官アーネスト・サトウの個人別荘であり、のちに英国大使が別荘として使用してきた建物を復元した歴史公園。中禅寺湖を一望する建物内では、国際避暑地としての奥日光の歴史や当時の英国文化に触れられる。
    窓辺からは中禅寺湖を一望できる
  • spot 18
    イタリア大使館別荘記念公園
    中禅寺湖畔の自然と調和した空間にうっとり
    1928年(昭和3)に建造されて以後、1997年(平成9)まで、歴代イタリア大使に愛用された別荘を復元した記念公園。眼前に中禅寺湖を見渡す別荘は、湖畔の豊かな自然と見事に調和しており、大使が過ごした心地良い避暑生活を想像させる。
    英国大使館別荘記念公園と合わせて訪れたい
  • spot 19
    中禅寺湖
    国際避暑地として栄えた絶景ドライブスポット
    およそ2万年前の男体山噴火で発生した溶岩によって渓谷が堰き止められ、原形ができたといわれている湖。その風光明媚な環境から、明治から昭和初期にかけては国際的な避暑地として栄華を誇った。現在にも残るその美しさを、湖畔ドライブで堪能しよう。
    中禅寺立木観音前、歌ヶ浜駐車場から
  • spot 20
    半月山展望台
    30分ハイキングのゴールに感動の絶景が!
    中禅寺湖南側にそびえる標高1753mの半月山。山頂には展望台があり、言葉にならないほどの美しい風景を眺められる。登山口に駐車場があり、片道約30分。登山に不慣れでも十分に登れる。ここでしか見られない絶景を目指して歩こう。
    紅葉シーズンは撮影目的の登山者が多く訪れる
  • spot 21
    日光山中禅寺立木観音
    日光開山の祖・勝道上人作の立木観音を祀る
    世界遺産・日光山輪王寺の別院で、784年(延暦3)、勝道上人(しょうどうしょうにん)によって建立された古刹。本尊は、なんと勝道上人みずからが彫ったとされる十一面千手観世音菩薩(立木観音)。日光開山の歴史を色濃く表す霊場として、たくさんの参拝客が足を運ぶ。
    本尊を祀る本堂と、絶景を見渡せる五大堂
  • spot 22
    二荒山神社中宮祠
    男体山から降りそそぐパワーで運気上昇!
    霊峰・男体山を御神体山として鎮座する二荒山神社中宮祠。男体山の頂上には二荒山神社の奥宮が鎮座しており、日光山内にある本社との中間に存在することから、中宮祠と呼ばれている。さまざまなご利益があり、奥日光の旅に欠かせないパワースポットだ。
    中禅寺湖岸の道路から見える鳥居が目印。
  • spot 23
    戦場ヶ原
    奥日光の大自然を湿原ウォークで満喫!
    多様な湿原植物や野鳥に出合える自然の宝庫、戦場ヶ原。男体山の神と赤城山の神が、美しい中禅寺湖をめぐって争ったという伝説がその名の由来だ。整備された自然研究路はほぼ平坦で、ハイキングの心得がなくとも気楽に自然観察を楽しめる。
    戦場ヶ原自然研究路、湯滝へ抜けるコースのなかで、男体山など日光連山を眺望するポイント
  • spot 24
    赤沼自然情報センター
    楽しい奥日光ハイキングに欠かせない情報拠点
    自然の宝庫である奥日光。そのなかでも、標高1400mの高地に広がる湿原地帯の戦場ヶ原周辺には、ハイカーや野鳥を撮影するカメラマンにも人気のハイキングコースがある。範囲が広大なため、湯滝へ抜けるポピュラーなコース、小田代原へまわるコースなど数パターンのハイキングコースから選べるが、季節やそのときの気分によって上手に選びたいところ。ビギナーは特に正確な情報をキャッチしてから歩きたい。そんなときに、この地域の正確な自然情報や歩道状況をキャッチできるのがココ。いわゆる情報発信基地の役目を担っている場所だ。各コースの各地点にその時期どんな花が咲いているか、どんな野鳥に出合えるか、危険な箇所はないか。さまざまな情報を地図やパネルで発信している。栃木県立日光自然博物館の運営で職員も常駐しているため、信頼性もバッチリで安心。わからないこと知りたいことは職員に聞いて、楽しいハイキングの足がかりにしよう。
    戦場ヶ原の入り口にあたる赤沼の駐車場にあり、バスの待合所でもある
  • spot 25
    竜頭ノ滝
    四季の移ろいも美しい奥日光の名瀑
    華厳ノ滝と湯滝と並ぶ奥日光三名瀑のひとつで、戦場ヶ原を流れてきた湯川が、中禅寺湖に注ぐ手前に形成されたもの。滝壺付近が岩によって二分され、岩が竜の頭、滝がヒゲに見えることからこの名がついた。観瀑台から圧巻の光景を間近に眺められる。
    夏季は深く鮮やかな緑に包まれる竜頭ノ滝
  • spot 26
    SL大樹・SL大樹ふたら
    半世紀ぶりの復活を遂げ、鬼怒川が抱く大自然を走る
    2017年(平成29年)8月、東武鉄道が約半世紀ぶりに復活させた蒸気機関車。「SL大樹」は下今市駅から鬼怒川温泉駅を、「SL大樹ふたら」は下今市駅から東武日光駅、東武日光駅から鬼怒川温泉駅までを、噴煙をあげ汽笛を鳴らしながら走行する。乗車方法や運行状況、沿線の見どころをチェック!
    鬼怒川線を走行するSL大樹
  • spot 27
    東武ワールドスクウェア
    世界の有名建築を巡って世界旅行気分を堪能!
    世界中の建築物や遺跡などを25分の1の縮尺で再現した個性派テーマパークで、展示数なんと22か国102点! その精巧さは目を見張るばかり。街の人々の目線で観察したり、遠近法を生かしたおもしろい写真を撮ったりしながら世界旅行を楽しめる。
    東京スカイツリーは園内のさまざまな角度から見える
  • spot 28
    EDO WONDERLAND 日光江戸村
    街も人も江戸時代! 忘れられない体験づくし!!
    江戸時代の街並みや文化を再現した一大テーマパークで、園内に足を踏み入れれば、右も左も店も人も食べものも江戸時代。忍者や侍といった「江戸人」になりきる変身、修行体験から職業体験まで、時代をそのまま体験できるのが特徴だ。
    全6プログラムある芝居の1つ「花魁道中」。開演時間になるとたくさんの人が道の両脇に列をなす
  • spot 29
    日光鬼怒川ライン下り
    鬼怒川が抱く大自然の創造を川面からとことん堪能!
    鬼怒川の渓谷美を満喫できるウォーターアクティビティの名物、鬼怒川ライン下り。船頭がたくみに操る和船に乗って40分間、渓流を囲む大自然を満喫できる。乗船前と下船後の場所とアクセスや発船時刻をよく確認して、旅のプランを練ろう。
    右前方にそびえ立つ「楯岩」は圧巻の高さ
  • spot 30
    日光さる軍団
    芸達者な「おさる」たちによる珠玉のパフォーマンスを見よ!
    2013年(平成25)に惜しまれながら閉園するも、2015年(平成27)に復活を遂げた「おさるのテーマパーク」。「反省」で一躍有名になった太郎次郎一門による抱腹絶倒のショーが繰り広げられる。メインステージでの公演時間を軸にスケジュールを立て、おさるの楽園をまるっと満喫しよう。
    メインステージでの『パイレーツオブモンキー』公演の様子
  • spot 31
    龍王峡
    自然の神秘が生んだ芸術! 岩壁と渓流が織りなす絶景を堪能
    およそ2200年前、海底火山の活動で噴出した溶岩が鬼怒川によって浸食され形成されたといわれる峡谷。龍王峡自然探究路という遊歩道が整備されており、気軽にハイキングを楽しめる。ここでは龍王峡駅から景観のハイライトである「むささび橋」までのコースをご紹介。
    虹見の橋からの眺め。左手に見えるのが虹見の滝
  • spot 32
    平家の里
    平家落人伝説が残る秘境で、かの時代へタイプスリップ
    源平の戦いに敗れ追手から逃れてきた平家の落人が、河原に湧く温泉を発見して傷を癒やしたという伝説が残る湯西川。静寂の大自然に包まれた温泉街は、まさに秘境と呼ぶにふさわしい風情だ。その地にたたずむ平家の里で、落人の暮らしにまつわる伝承に触れたい。
    ブナ材を用いる木杓子つくりの道具や機織機などを展示する「調度営みどころ」
  • spot 33
    陽明門
    日光東照宮のシンボル。圧倒的な建築美に酔う
    国宝にも指定され、そのシンボル的な存在として人々を魅了する陽明門に施された彫刻群には、江戸時代の職人技が集約されている。日光東照宮でしか見ることのできない圧倒的な建築美。匠の技をすみずみまで観察してみたい。
    極彩色に輝く江戸時代の芸術
  • spot 34
    三猿
    「見ざる言わざる聞かざる」。人生の教訓を伝える猿の彫刻
    世界遺産、日光東照宮の建物には国宝の陽明門をはじめ、たくさんの彫刻が施されている。なかでも、愛らしい姿でひときわ人気を集めているのが神厩舎(しんきゅうしゃ)に刻まれた「三猿」だ。愛らしい猿の彫刻がなにを表現しているのか、一つひとつ学んでみたい。
    中央の彫刻が「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿
  • spot 35
    西洋料理 明治の館
    明治築のレトロな洋館で味わうふんわりオムレツライス
    日光山輪王寺境内に隣接する駐車場奥に立つ、異国情緒たっぷりの洋館。「蓄音機の父」と呼ばれたF・W・ホーンの別荘として明治後期に建てられたもので、日光石を採用した「乱れ石積み」という工法が用いられている。18世紀にヨーロッパで流行したジョージアン様式の建築としても貴重な近代遺産であり、1977年(昭和52)、当時の姿そのままにレストランとして開館した。明治の館の料理は「明治が作り上げた極上の洋食」というコンセプト。ハンバーグやハヤシライスなど、洗練されていながらも懐かしく、心温まる西洋料理を提供している。看板メニューはチキンライスとふわとろ食感のオムレツに、秘伝のデミグラスソースをあわせた「オムレツライス」。地元の良質な卵をふんだんに使用したオムレツの自然な甘みが、ケチャップ味のチキンライスをふんわりと包んでいる。デザートは輪王寺の大僧正が名付け親となったベイクドチーズケーキ「ニルバーナ」がオススメ。名前は「最も優れたもの」という意味で、上質なデンマーク産クリームチーズにサワークリームと少量のレモン汁をあわせている。一見レアチーズケーキにも見える、まろやかな味わいの絶品ケーキ。ぜひ試してみよう。
    金谷ホテルから招聘したシェフが現在の総料理長として腕を振るう。写真はいちばん人気の「オムレツライス」1870円
  • spot 36
    カフェ・フルール
    長く愛され続ける駅前喫茶で絶品チーズケーキを堪能
    東武日光駅から徒歩1分、日光東照宮へとまっすぐ延びる表参道沿いにある喫茶店で、1977年(昭和52)のオープン以来、長きにわたり地元、観光客のリピーターに愛されてきた。メニューはまさしく「昔ながらの喫茶店」といったラインナップで豊富。コーヒーだけでもスコッチコーヒー、ウインナーコーヒー、ブルーマウンテン、マンデリンなど10種類以上から選べる。フードもクロックムッシュ、クロックマダム、ミックスサンドからボルシチまで楽しめる。開店以来の看板メニューは特製のチーズケーキ。飲み物とセットで頼める「フルールセット」が人気で、チーズケーキは焼き上げたあと、表面にサワークリームを塗って冷蔵してひと晩寝かせているそう。なめらかで濃厚なベイクドチーズケーキに酸味のあるサワークリームがアクセントとなり、とても美味。ここへ来たらはずせない一品だ。お土産用にホールケーキの用意もあるので、気に入ったらぜひ購入したい。
    看板メニューの「フルールセット」880円。開店以来ずっと同じチーズを使っている
  • spot 37
    日光宮前だんご
    おだんご一筋300年!もちもちの香ばしさがたまらない!
    なんとびっくり、1723年(享保8)創業で300年もの歴史をもつ、昔ながらのだんご屋さん。徳川家の歴史では八代将軍吉宗の時代から続いている。もともと、日光東照宮境内の休憩所に併設する形で営んできた店で、東照宮の世界遺産登録を機に移転、2021年(令和3)に今の場所で営業を再開した。門前街を散歩しながら立ち寄るのにもちょうどいい一軒。現店主は11代目で、代々、夫は外で働き嫁が店を切り盛りしてきたが、11代目は定年退職を境に夫婦で営むようになったそう。店の軒先までくると、焼き場から食欲を誘う香りがただよってくる。おだんごの材料は米と米粉のみ。手でこねて丸めて茹でてもっちもちの食感に。注文後に秘伝の自家製味噌ダレと黒砂糖をまぶして網で焼き上げる。黒砂糖の食感と懐かしい味わいを楽しめる「宮前だんご」と香ばしい醤油味の2種類に宇治抹茶がセットになった「おだんご抹茶セット」がオススメ。東照宮を訪れた大名やそのお付きの人々にも愛されてきた日光名物。旅人気分も満喫しながら味わって。
    「宮前だんご」と醤油味のおだんごに抹茶の付く「おだんご抹茶セット」700円。コーヒーセットもある
  • spot 38
    湯沢屋
    「日光の社寺」御用達。200年の歴史を守る和菓子店
    「日光酒饅頭」で知られる、1804年(文化元)創業の老舗和菓子店。2022年(令和4)2月には併設の「鉢石カフェ」がリニューアルし、古さと新しさが調和した、よりオシャレなくつろぎスペースとなった。お菓子をふくらませるための膨張剤などなかった時代に生まれた酒饅頭。天然酵母の発酵力を利用して、小麦の皮をふっくらとさせる昔ながらの製法を受け継ぎ、新しい技術も加味しながら製造を続けている。日光東照宮の参詣者をはじめ多くの人から親しまれてきた饅頭は、大正時代には日光御用邸に献上され、大正天皇がおしのびで来店したこともあるのだとか。ほんのりとした酸味と、くどさを感じない自然な甘さ、もちっとした食感。添加物をいっさい使っていないので余計な味がせず、ぱくぱくと飽きずに食べられる。時間が経つと固くなるが、蒸したりオーブンで焼いたりするとまたおいしく味わえる。「日光煉羊羹」とあわせて日光土産の定番。併設の鉢石カフェでも抹茶やコーヒーと一緒に堪能できる。
    生地フカフカ、甘さ控えめ「元祖 日光饅頭」。1個180円からで6~48個入まである
  • spot 39
    ステーキハウスみはし
    極上のうまみ! 「とちぎ和牛」のビーフステーキに感動!!
    日光金谷ホテルへつながる細い坂道沿いで、1973年(昭和48)の創業から日光初ビーフステーキ専門店として営んできた「みはし」。日光山輪王寺に隣接する「明治の館」、霧降の滝遊歩道の入り口にある「山のレストラン」も同じ系列(明治の館グループ)で、こちらが1号店となる。初訪問であれば、やはり代名詞のビーフステーキを試してほしい。栃木県内の指定生産者が育て、厳格な審査を通過しAランク4等級以上に分類された霜降り黒毛和牛「とちぎ和牛」などの、高品質の肉を使ったビーフステーキは、ひと口頬張ればその味わいに感動すること間違いなし。嚙むごとに口の中に広がる上品な脂のうまみ、ジューシーで香ばしく、やわらかな食感。創業から看板メニューとして長く支持されているのも納得で、とろけるおいしさの虜になる。玉ねぎをベースにニンニクと醤油、酢で味を調えたソースも相性抜群。付け合わせの野菜もきちんと手をかけており抜かりがない。幸せな時間を提供してくれる絶品グルメに酔いしれたい。
    絶品サーロイン(200g)9350円。250g(1万1880円)もある。サラダとライスまたはパン付き
  • spot 40
    海老屋長造
    湯波料理を日光に広める始まりとなった湯波の老舗
    日光名物の代表格である湯波。京都の「湯葉」も有名だが、それぞれ製法が異なる。湯波も湯葉も豆乳を加熱した際にできる薄い膜をすくい上げて作られるもので、日光の湯波は膜の中央に串を刺して2つ折りにしてすくいあげるのに対し、京都の湯葉は一枚仕立て。その分、食べごたえにも違いが表れる。海老屋長造は1872年(明治5)創業。以来7代にわたりのれんを守り、技術と歴史を継承しながら、食卓にその味わいを届けている。日光湯波は寺社への供え物として広まったのが始まりで、海老屋の「しの巻湯波」は日光東照宮にも献上されてきた。大きな俵型の「たぐり湯波」は宮内省大膳職から直々の用命で作り、大正天皇が滞在していた田母沢御用邸にも献上していたそう。消泡剤など余計なものをいっさい使わず、厳選した国産大豆と女峰山を源流とする清らかな水、伝統の製法で手間暇をかけて作り上げる極上の一品。上品なうまみと食感をそのまま堪能できる「さしみ湯波」から、日光の人々にとって最もなじみ深い「揚巻湯波」、江戸時代に広まった女性のマゲに似ていることから名付けた「島田湯波」など、どれも見逃せない。日光土産に欠かせない名店。
    「島田マゲ」から名を取った「島田湯波」、10個入616円、25個入1350円。蕎麦やうどん、スープの具などに
  • spot 41
    日光さかえや
    日光駅間近。「揚げゆばまんじゅう」といえばココ!
    日光名物といえば、湯波。東武日光駅から日光東照宮へ続く門前街に湯波の名店が多く立ち並ぶなか、日光さかえやはその湯波を使った「揚げゆばまんじゅう」で知られる老舗和菓子店。1958年(昭和33)の創業から駅前で観光客の人気店となっている。生地に日光湯波と豆乳を練り込んだまんじゅうに、薄く衣を付けて揚げる「揚げゆばまんじゅう」は、ほんのりと塩が利いてほどよい甘さ。これから門前通りを歩く観光客にとってもちょうどいい腹の足しになる。お土産にもピッタリなので帰りがけの立ち寄りどころとしてもオススメだ。夏季になれば、自家製かき氷を目当てに行列も。ふんわりとした日光天然氷に日光産イチゴの果肉をゴロっと使用した「日光産いちごかき氷」が大人気だ。限定20食なので早めの来店を。冷たいかき氷と揚げたてアツアツの「揚げゆばまんじゅう」を交互に味わうのもいい。店主との会話も楽しみながら日光名物を食べ尽くしたい。
    さかえや名物「揚げゆばまんじゅう」1個220円-
  • spot 42
    松月氷室
    行列必至!「日光三大氷室」のかき氷に感動
    全国でも6軒しかない天然氷の氷室のうち、3軒を有する日光。4代目徳次郎、三ツ星氷室と並び称される「日光三大氷室」のひとつ・松月氷室の直営店が、宿場町として栄えた今市にある。全国各地に卸している最上級の天然氷の実力を確かめたい。
    人気ナンバー1の「生いちごプレミアム」1100円
  • spot 43
    そば処 報徳庵
    参道並木沿いにたたずむそば処で日光産そばを堪能
    緑豊かな杉並木公園内で営むそば処、報徳庵。日光は二宮金次郎ゆかりの地であり、報徳庵の建物はその家を再現している。店名はその教えから取ったものだ。杉並木公園は全長37kmもある日光東照宮の参道並木一角に整備された公園で、園内には杉線香生産の動力として利用されていた水車や、移築された旧江連家(えづれけ)住宅も併設。風情ある風景が広がっている。そんな空間で楽しめるのは、日光産そば粉で打つコシの強い二八そば。そばの実を殻ごと挽く挽きぐるみを用い、香り豊かなそばを提供している。人気の「天ざるそば」に付く天ぷらはカボチャやナス、玉ねぎ、舞茸など、自家菜園をはじめ地元で採れる旬のものを使用している。金次郎の名を冠した、山の幸たっぷりの「金次郎そば」や日光湯波を生かしたそばもあり、日光をまるごと味わえるメニューが勢ぞろい。日光山麓の名水にはぐくまれた味わいを、日光の自然とともに堪能できる。10-3月限定のサイドメニュー「いも串」も見逃せない。
    「天ざるそば」1380円。天ぷらは時期によってシュンギクが大葉に変わるなど旬のものを味わえる
  • spot 44
    日光霧降高原 大笹牧場
    まるで天空の牧場。絶景の高原で動物と触れ合う
    女峰山東山麓に広がる霧降高原。「日光三名爆」に数えられる滝やニッコウキスゲの群生地などの観光スポットが点在する高原で、標高1300m地点には動物がのびのびと暮らす大笹牧場がある。動物に癒やされる高原リゾートを満喫しよう。
    放牧地でのんびりと過ごすブラウンスイス牛
  • spot 45
    チロリン村 CAFE OWL
    天然氷蔵元直営カフェで絶品かき氷と高原の空気を満喫
    日光市内に3軒存在する天然氷の氷室のひとつ・4代目氷屋徳次郎の直営。「日光三名爆」に数えられる「霧降の滝」からほど近く、高原の清涼な空気と大自然に抱かれた開放的なテラス席で、日光天然氷のかき氷や自家製ケーキなどを楽しめる。栃木県産の食材と自家製にこだわりながら提供するかき氷は、夏季には開店から行列ができるほどの人気ぶり。削りたてのかつお節のようなふわふわの天然氷を彩る自家製シロップは、栃木県産のユズやブルーベリー、上質な大納言あずきを使用した「抹茶あずき」、チョコレートシロップの「チョコミルク」や「はちみつレモン」などバラエティに富む。数量限定、日光産「なつおとめ」をたっぷり使った「プレミアムイチゴミルク」は夏季限定で、その時期のイチオシだ。4代目氷屋徳次郎として催事で提供しているものは出さず、本店と切磋琢磨しながら新しいものを生み出していくことも、アウルのこだわりのひとつ。ここでしか出合えないプレミアムなかき氷を味わいに、高原の旅へ出かけよう。
    こちらは通年で提供される、栃木県産とちおとめを使った「イチゴ」800円。自家製練乳をかけるとプラス150円
  • spot 46
    中禅寺湖遊覧船
    湖上から奥日光を堪能する絶景クルージング!
    奥日光を代表する景観、中禅寺湖。周囲約25km、最大水深163mの湖で、およそ2万年前の男体山噴火によりできた湖とされている。遊覧船は1周55分。湖上から奥日光の雄大な景色を眺めながら、船でしか味わえない旅情を満喫しよう。
    船の駅中禅寺。始発は9:30。以降15:30発まで1時間ごとに出航
  • spot 47
    中禅寺湖畔ボートハウス
    昭和20年代をしのびつつのんびり。絶景の休憩施設
    明治から昭和初期、国際避暑地として栄えた奥日光。この建物は1947年(昭和22)、アメリカの水辺リゾート施設をモデルに建設された建物を、当時の姿に近い形で復元したものだ。現在は資料室を併設した休憩施設として開放している。
    デッキスペースからは中禅寺湖が目の前
  • spot 48
    源泉
    日光湯元温泉&中禅寺温泉の恵みの源がここに!
    美しい湯の湖を抱く日光湯元温泉。ここで湧く温泉はこの地域だけではなく、中禅寺温泉の温泉施設まで引かれている。まさしくその「源泉」があり、遊歩道も整備されていて見学が可能だ。日本で4番目に濃いとされる硫黄と歴史がプンプン香る。
    温泉施設ごと管理する源泉から湯煙がのぼる
  • spot 49
    日光山温泉寺
    温泉に入れるお寺! 世界遺産・輪王寺の別院
    風光明媚な湯の湖を抱く奥日光湯元温泉。その源泉地のすぐそばにたたずむ静謐な寺院で、日光山輪王寺の別院であり、名の由来は境内に薬師湯があることから。古くから輪王寺を訪れる修行僧が利用してきたその温泉に浸かってみよう。
    男湯も女湯もほぼ同じ形、大きさの「薬師の湯」
  • spot 50
    湯ノ湖
    神秘的な雰囲気漂う火山湖。手つかずの自然に癒やされる
    男体山登山道入り口のある二荒山(ふたらさん)神社中宮祠や華厳の滝をはじめ、観光スポットが点在する中禅寺湖から、さらに奥へ。中禅寺湖の主要な水源である湯川が三ツ岳の噴火によってせきとめられて形成された湯ノ湖は、中禅寺湖とはまた異なる雰囲気で魅力たっぷり。周辺を散策してみよう。
    「湯滝」のある南岸から眺めた湯ノ湖。国道120号線沿いに駐車スペースもある
  • spot 51
    足尾銅山観光
    国内最大規模。400年にわたる銅山採掘の歴史を学ぶ
    かつて、国内の約40%を占める銅産出量を誇っていた足尾銅山。約400年にわたり掘り開いた坑道を、江戸時代の手彫りの様子から機械化された時代まで、人形による作業風景を交えて再現している。日本一の鉱都と呼ばれた足尾銅山の雰囲気を感じられる。
    全長460mほど続く「通洞坑」坑内の様子
  • spot 52
    欧州浪漫館 che Hoshino
    異国情緒漂う湖畔で日光の幸を生かした本格フレンチを
    奥日光・中禅寺湖畔にたたずむ、アットホームなフレンチレストラン。明治期に国際避暑地として栄えた古きよき時代の雰囲気を、日光・奥日光の幸を生かした料理で楽しんでほしい。その想いで30年以上営んでいる。地域の人々にとっても観光客にとってもなじみ深い一軒だ。料理のコンセプトは、素朴ななかにもどこか新しさのあるひと皿。主体はランチもディナーもコース料理だが、ランチタイムではカレーセットやハンバーグセットなど気軽に利用できるセットにアラカルト、ディナータイムでもアラカルトがオーダーできる。ランチタイムのコースはプリフィクススタイルで、オードブル、メインディッシュ、デザートを好きな組み合わせで楽しめる。オススメはなんといっても、中禅寺湖のヒメマスを生かしたムニエル。ヒメマスの身はホクホクとやわらかく、皮も香ばしくておいしく味わえる。日によって仕入れがない場合もあるので、予約時にたずねてみよう。ほか、地元のものは地元で消費するというモットーのもと、ニジマスやヤシオマス、湯波といった日光産、栃木県産の食材にこだわった料理を提供。温かい雰囲気のなか、日光の恵みをふんだんに取り入れたフレンチに酔いしれたい。
    レンガを多用した欧風の建物。大きな木とかわいいフライパンの看板が目印
  • spot 53
    日光アクティビティツアー FullTime
    奥日光の大自然を自転車で駆ける爽快トラベリング!
    華厳ノ滝駐車場の向かいで営むレンタサイクル兼ツアーガイド店。e-bikeやマウンテンバイクなど各種自転車のレンタルに加えて、さまざまなサイクリングコースのツアーを提供している。奥日光を知り尽くした地元ガイドのもとで、旅を満喫!
    ツアー中はガイドが写真を撮ってくれる
  • spot 54
    NAOC
    渓流をボートで下る! 大興奮の鬼怒川アドベンチャー
    鬼怒川を抱く雄大な渓谷美をウォーターアクティビティで堪能! 鬼怒川の流れを生かしたレジャースポーツのパイオニア的存在である「NAOC(なおっく)」では、ラフトボートに乗って清流を下るラフティングを楽しめる。スリルと気持ちよさ満点の鬼怒川の旅へ出かけよう。
    急流ポイントのスリルがたまらない
  • spot 55
    鬼怒川温泉
    渓谷美とウォーターアクティビティが魅力の温泉郷
    関東平野東部を北から南へ流れ利根川へ注ぐ鬼怒川流域の温泉郷・鬼怒川温泉。雄大な渓谷美や温泉宿はもちろん、ウォーターアクティビティや人気テーマパークも見逃せないものばかり。ポイントを押さえて関東屈指の温泉郷をとことん上手に満喫したい。
    紅葉シーズンの鬼怒川。写真は鬼怒川ライン下りのスタート地点の様子
  • spot 56
    Cafe Salon de The OKA
    温泉街で人気の隠れ家で手間暇をかけた料理に癒やされる
    鬼怒川温泉街で地元客にも観光客にも長く支持されている、隠れ家的なカフェレストラン。木目を基調にした落ちついたたたずまいの店内では、オーナー夫妻が愛してきた華やかなマイセンのカップやランプシェードが目を楽しませてくれる。常連客から「マダム」と親しまれている奥さまの接客もアットホームで温かく、居心地がいい。開店から17年、ロングセラーの看板メニューが、太田原牛をぜいたくに使用したハンバーグのランチセット。フルーティーなデミグラスソースがベストマッチのハンバーグは、ほのかな甘みととろけるうまみがたまらない。みずみずしいニンジングラッセやサラダのドレッシングまでサイドディッシュも手間暇を惜しまず、デザートも絶品。手作りにこだわった料理への愛情を感じる品々が心とお腹を満たしてくれる。ハンバーグを食べ終わったらデミグラスソースで残りのライスを味わうのもいい。食後は挽きたてのコーヒーをマイセンの器で。のんびりと余韻に浸りたい。
    「とちぎ和牛大田原産ハンバーグランチ」。サラダ、デザート、ライス、ドリンク付きで2310円。デザートの内容は時期によって異なる
  • spot 57
    足湯カフェ エスポ
    抜群のロケーションと絶品スイーツを満喫
    鬼怒川温泉郷の宿泊施設・ホテルサンシャイン鬼怒川に併設された足湯カフェ。圧巻の渓谷美の広がる絶景ポイント「鬼怒楯岩大吊橋」を一望する好ロケーションで、テラスでは温泉を引いた足湯に浸かりながらのんびりできる。メニューはチーズケーキやガトーショコラなどスイーツが主。夏季には松月氷室の天然氷に自家製シロップを使用したかき氷も楽しめる。「鬼怒川の新たな名物にしたい」と、こだわりにこだわりぬいて考案したイチオシスイーツは、自家製コーヒーゼリーをまろやかな自家製ペーストで包んだエスポ限定「珈琲モンブラン」。クレミアの生クリームとマロンペーストのほどよい甘みにふりかけたコーヒー粉、コーヒーゼリーとの苦味がほどよく溶けあい、大人な味わいが口いっぱいに広がる。イチオシの一品、コーヒーやモカ、カプチーノと一緒に堪能しよう。ホテルでも提供している「飲むあんにん」をはじめテイクアウトも充実しているので、時間がないときの立ち寄りにもオススメ。鬼怒川のよいところをあれもこれもとよくばりに満喫できるのがうれしい。
    天気のよい日は足湯付きのカフェテラスが特等席。ここから鬼怒楯岩大吊橋も見える
  • spot 58
    自然浴 離れの湯 あけび
    まさに「自然浴」。野趣あふれる個室貸し切り露天風呂
    趣のある蔵造りの東屋門を抜け、鬼怒川渓谷の自然に囲まれたアプローチを進むと、川のほとりに敷設された古民家風のラウンジと10棟のコテージがある。10棟それぞれが源泉かけ流しのお風呂を備えた個室となっており、それぞれ貸し切りの日帰り温泉施設として利用できるようになっている。野鳥のさえずりや葉擦れの音など、自然界の音のみが辺りを包む、まさに鬼怒川の自然をそのまま、プライベートに堪能できる空間だ。露天風呂は檜風呂と石風呂の2つ。個室でのんびりしながら、家族で、カップルで、心ゆくまで気ままに過ごせる。利用システムは1室あたりの計算で1時間3800円-。以降は30分ごとに料金が上積みになる形で、時間が長くなるほどお得になる。利用時間内の出入りは自由。必須ではないが予約がベターだ。木のぬくもりあふれる古民家風ラウンジ「風待ち亭」にも足湯があり、本を読んだり生ビールを飲みながらゆっくりできる。大自然とともにくつろげる場所で、非日常の居心地を満喫したい。
    鬼怒川の自然に包まれた離れの湯処
  • spot 59
    eラフティング
    息を合わせて進む!大人気の渓流アクティビティ
    美しく堂々たる渓谷で知られる鬼怒川。ボートに乗り込んで流れにのり自然を満喫するのが、このエリアで定番のウォーターアクティビティだ。なかでも、eラフティングでは4-11月中旬まで、ラフティングやキャニオニングをメインにガイドツアーを催行している。ラフティングは、店舗で受付を済ませ装着品を身につけたら、みんなで車に乗り込みスタート地点へ向かう。ガイドからパドルの扱い方を含めた注意点のレクチャーを受けて乗船だ。ともに乗船するガイドや仲間と元気にかけ声をあげ、ラフティングツアーがスタート。みんなでボートに乗り込み、息をあわせてパドルで漕ぎながら鬼怒川を下ると、雄大な自然のなかを浮遊しているかのような気持ちよさ。小さな波を越えるたびに味わえる爽快感、ガイドや仲間との楽しい会話。本物のぜいたくとは自然のなかにこそあるのだと実感させてくれる時間が続く。約4kmのツアー中、途中下船して大きな岩の上から川へ飛び込んだり、小さな滝に船ごと突っ込んで瀑水に打たれたりなどのプチイベントもある。水飛沫を浴びながら鬼怒川をとことんエンジョイしよう。
    鬼怒川の流れは穏やかで、所どころにある小さな急流がスリリングなポイント
  • spot 60
    鬼怒楯岩大吊橋
    温泉街と楯岩を結ぶ吊り橋から眺める景色に感動
    鬼怒川温泉街から、迫力ある岩壁「楯岩」を結ぶ全長140m、高さ37mの歩行者専用吊り橋。そそり立つ楯岩は、戦の際に使用される盾に形が似ていることが名の由来で、その高さは100mにも及ぶ。吊り橋の中央付近からその方向を見渡せば、峡谷を縫うように流れる美しい鬼怒川と温泉街、楯岩が織りなす絶景が広がっている。タイミングがあえば、鬼怒川ライン下りの船の姿も見られる。吊り橋からの眺望を楽しむだけでなく、周辺散策もオススメ。鬼怒川温泉街から吊り橋を渡りきると、道が左右に分かれており、左方面は徒歩10分ほどで「古釜の滝」という美しい二段の滝を望める。右方面は同じく徒歩10分ほどで温泉街全体を見渡せる「楯岩展望台」と「楯岩鬼怒姫神社」、手彫りのトンネルなどがある。鬼怒川温泉ならではの「鬼怒川温泉七福邪気」モニュメントもあるのでぜひ探してみて。温泉街側へ戻ると「ホテルサンシャイン鬼怒川」が営む足湯カフェもあるので、疲れを気にせずたっぷり周辺を散策していこう。
    観光案内所を併設する専用駐車場からすぐ近く
  • spot 61
    日光 花いちもんめ
    圧巻のベゴニア! 年間を通じて色鮮やかな花々がお出迎え
    約600品種、計8000鉢にも上る色とりどりの花が咲き誇る、関東以北で最大規模のベゴニア園。大小2つの温室があり、一年中満開のベゴニアを楽しめる。ウサギやハムスターなどのかわいい小動物や鳥と触れ合えるコーナーもあり、癒やしに満ちた花の楽園だ。
    1万3223平方メートル(約4000坪)もの広大な敷地内でベゴニアを中心にたくさんの花々を楽しめる
  • spot 62
    鬼怒川温泉ロープウェイ・おさるの山
    空中散歩も触れ合いも満喫できる絶景ロープウェイ
    紅葉スポットとしても知られる、標高700mの丸山山頂と鬼怒川温泉街を結ぶロープウェイ。山頂には数十匹の猿がのんびりと暮らす「おさるの山」があり、金網越しに猿を観察したり、エサをあげたりできる。お得な「ライン下り&ロープウェイパック」も要チェック。
    全長621m。約4分の空中散歩を楽しめる
  • spot 63
    湯西川ダックツアー
    水陸両用バスで秘境・湯西川の大自然を満喫!
    日光市最北部を流れる湯西川。標高700m以上の山間を流れ鬼怒川にそそぐ川で、流域には平家落人伝説が残る秘境ムードたっぷりの温泉街がある。そんな手つかずの自然に抱かれた湖を、水陸両用バスでクルーズできるよくばりなツアー。感動と興奮の旅へ出かけよう。
    青空を映す湯西川ダム湖を遊覧するダックツアー
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旅のヒント

  1. その1

    首都圏から、日光・鬼怒川方面へ行く場合は、東武鉄道の特急「Revaty(りばてぃ)」が便利。途中の下今市駅で、日光方面と鬼怒川温泉方面に行き先が分かれる。

  2. その2

    日光山内へは、JR・東武日光駅から「世界遺産めぐりバス」を利用するのがよい。日中は10〜15分おきに出ており、フリーパスもある。

  3. その3

    中禅寺湖方面に行く場合は、JR・東武日光駅で東武バスを利用。紅葉の時期は、いろは坂を中心に渋滞するため、夜間や早朝の移動がベター。

  4. その4

    東北新幹線を利用して日光方面に行く場合、JR宇都宮駅が起点となる。ここからJR日光線に乗り換える。直通する特急列車などはない。

  5. その5

    車で日光方面へ向かう場合、東北自動車道の宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、日光ICが最寄りになる。鬼怒川方面へは、その手前の今市ICを利用。

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