霧降ノ滝
葛飾北斎の浮世絵にも描かれた名瀑
上下二段に分かれて木々の緑を縫う流麗な名瀑
日光市街地の北方、女峰山東山麓に広がる霧降高原。車で日光の社寺の入り口にあたる「神橋」交差点を、東武日光駅側から見て右に折れて10-30分(紅葉の時期は日光ICから霧降大橋を渡ってまっすぐ上がるルートがおすすめ)の辺りに広がるリゾート地で、四季折々に心地良い景色を見せてくれる。なかでも霧降ノ滝は霧降高原を代表する景観のひとつ。上段25m、下段26mという具合に上下二段に分かれており、全長75mにもなる滝は、下段の水流が霧のように岩にぶつかりながら流れ落ちることから、その名がついたといわれている。
滝を撮影するなら望遠レンズをお忘れなく
夏の新緑と秋の紅葉の時期はとりわけ美しく、栃木県では華厳の滝と並び「日本の滝百選」にも選定されている。紅葉の見頃は10月下旬から11月上旬といったところ。観瀑台からは距離があり遠景になるため、滝の撮影をするなら望遠レンズの付いたカメラを持っていくのが良い。高原ドライブのスタート地点、あるいは結びの地点として訪れよう。
ロケーション抜群! 「山のレストラン」
観瀑台へ続く遊歩道のスタート地点、散策後のひと休みにちょうどいいところに1軒、
「山のレストラン」という食事処がある。森の木々に囲まれたレストランで、テラス席の一部からは霧降ノ滝も眺められる絶好のロケーションだ。霧降ノ滝を遠望できる場所は観瀑台を除けばこの山のレストランだけ。デザートだけでもOKなのでぜひ寄っていこう。
食事メニューは「ポークリブの和風グリル(2750円)」などグリル中心の豪快な料理がそろっており、特撰とちぎ和牛のステーキや魚料理、冷製オードブルなどもアラカルトでオーダー可能。コース料理もあるので、このレストランを軸に高原ドライブのスケジュールを組んでもいい。コースのデザートは看板スイーツのチーズケーキ「ニルバーナ」(単品でもオーダー可)。デンマーク王室御用達の上質なデンマーク産クリームチーズ、レモン風味のサワークリームを使用し、すっきりとした甘みとコクを感じさせる味わいに仕上げている。散策で疲れたあとにもぴったりの甘さ。ぜひ試してほしい。
スポット詳細
- 住所
- 栃木県日光市所野 地図
- エリア
- 日光・鬼怒川・中禅寺湖エリア
- 電話番号
- 0288221525
- 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン