男木島の魂
島の観光拠点であり、港のシンボルとなったアート作品
男木島の港に入るといちばんに目をひくアート作品がある。「瀬戸内国際芸術祭2010」で制作された、スペインの芸術家ジャウメ・プレンサによる作品『男木島の魂』だ。青い空に映えて白く輝く屋根の部分には8つの言語がデザインされており、建物自体がアートになっている。単なる建築物ではなく人々をつなぐものになってほしいとの願いから、現在は乗船券の販売、観光案内などを行う「男木交流館」に。観光客や島民が集う交流の拠点であり、港のシンボル的な建物にもなっている。昼間は屋根の文字が足元に複雑な影を落とし、夜はライトアップされて幻想的な雰囲気。建物の周囲には水が張られており、水面に映し出された姿と合わせるとまるで二枚貝のように見える。外から、内から、見る角度や時間帯によってさまざまな表情を楽しむことができるので、島を訪れた際は必ず立ち寄ってほしいスポットだ。
スポット詳細
情報提供: ナビタイムジャパン