蒜山高原
豊かな自然を生かした観光スポットがある高原のリゾート地
放牧されたジャージー牛を見て、濃厚な乳製品を味わう
上蒜山(1202m)、中蒜山(1123m)、下蒜山(1100m)を合わせて蒜山三座と呼ぶ。これを背後に雄大な自然にあふれた蒜山高原が広がり、隣接する鳥取県の大山(だいせん)や三瓶山(さんべさん)とともに「大山隠岐(だいへんおき)国立公園」に指定されている。多彩な観光スポットが集まっているのが特徴だ。放牧エリアでジャージー牛と触れ合える「ひるぜんジャージーランド」は、蒜山酪農の直営。施設では、ジャージーヨーグルトやコーヒー牛乳、アイスクリームなど、ジャージーミルクを使ったお土産がそろうほか、希少なジャージー牛のステーキ、チーズフォンデュなどを味わえるレストランも併設されている。
サイクリングやドライブが楽しい
蒜山高原を自転車で巡るのも楽しい。高原を一周するに全長約30kmの「蒜山高原自転車道」が整備されていて、各所に休憩所やレンタサイクルの貸し出し施設がある(詳しくは蒜山観光協会に問い合わせを)。牧歌的な風景を眺めながら、のんびり走って散策するのがおすすめだ。また、真庭市北部は生きた化石といわれ国指定天然記念物のオオサンショウウオの生息地として知られる。「ヒルゼン高原センター」で見ることができるので立ち寄りたい。そして、高原のドライブも爽快だ。春から夏は緑に包まれ、秋は紅葉が美しい。蒜山と大山を結ぶ「蒜山大山スカイライン」は全長9.3kmのドライブロード。ブナの原生林など沿線から望む雄大な自然景観が魅力だ。
豊かな自然を体感できるスポット
名水百選の「塩釜(しおがま)の冷泉」は、中蒜山の谷間から湧き出ている冷泉。夏でもひんやり気持ちのいいスポットだ。「蒜山ハーブガーデン」には、西日本最大級のラベンダー畑や、ハーブガーデン、紫陽花園などがある。B級グルメとして人気の「ひるぜん焼そば」や「ジンギスカン」といった名物グルメも味わいたい。2021年(令和3)に誕生した蒜山の新しい顔が、CLT(直交集成板)を使った建物「グリーナブル ヒルゼン」。建築家の隈研吾氏(くまけんご)がデザイン、東京・晴海から移築したことでも注目を集めている。外観だけでも一見の価値ありだ。
スポット詳細
- 住所
- 岡山県真庭市蒜山 地図
- エリア
- 蒜山高原・津山・美作三湯エリア
- 駐車場
- あり
情報提供: ナビタイムジャパン