気比の松原

崎/岬

日本3大松原のひとつ、白砂青松の景勝地は憩いと癒やしの空間

白くまぶしい砂浜、そこに影を映すアカマツ、クロマツの緑の葉と幹、そして爽やかな青に染まった空と海。日本3大松原に数えられる気比の松原は、天候に恵まれればこうしたコントラストを愛でることのできる、国指定の名勝だ。

敦賀湾の海岸線に沿って砂浜と松林が弓なりの曲線を描く 敦賀湾の海岸線に沿って砂浜と松林が弓なりの曲線を描く

波穏やかな海と砂浜は地元市民にとってレジャーの場

敦賀市の市街地北側、敦賀湾の南端西側に位置し、東西約1㎞、南北約0.4㎞にわたって砂浜と松林が続く白砂青松の地が気比の松原だ。アクセスには車が便利で、十分な広さの駐車場に車を停めると、正面に砂浜、その奥に穏やかに波が寄せる海と白い雲の浮かんだ青空、左方に松林が視界を占める。美しい敦賀を代表する景勝地であると同時に、夏は海水浴場として開放される地元市民にとっての憩いのスポットでもある。取材に訪れた日も、平日にもかかわらず海水浴を楽しむ家族連れの姿が見られた。有名景勝地での遊泳は、ぜいたくなひとときといえるだろう。

週末には多くの海水浴客が訪れる 週末には多くの海水浴客が訪れる

風光明媚な景観は万葉の昔から。広重の浮世絵にも描かれる

美保の松原(静岡県)、虹の松原(佐賀県)と並ぶ日本3大松原に数えられるなど、気比の松原の日本的景観は、古くから多くの人の心を魅了してきた。歌川広重の浮世絵『六十余州名所図会』に気比の松原が描かれているほか、万葉集や日本書紀にも気比の松原が登場するという。不思議な伝承も伝わっている。聖武天皇治世の奈良時代に、敦賀の海岸に異族の大群が来襲した。すると一夜にして松原が現れ、近くにある氣比神宮の使いである白鷺(しらさぎ)が松の上に数多く飛来した。異族はこれを恐れて、退散したという。敦賀は古代から海外交流の玄関口であり、もし外国と一朝ことあるときは防衛の最前線となり得る場所だった。そんなことを考えながら林間を歩くと、気比の松原の違ったイメージが浮かんでくる。

松林は人の手で適切に管理されており、伝説に語り継がれる貴重な景観を今も維持している 松林は人の手で適切に管理されており、伝説に語り継がれる貴重な景観を今も維持している

砂浜にヤドカリのように松ぼっくりが落ちているところも絵になる風景だ 砂浜にヤドカリのように松ぼっくりが落ちているところも絵になる風景だ

木漏れ日いっぱいの遊歩道。句碑を巡る散策も楽しい

松林には遊歩道が整備されており、海を見ながら歩く所要約15分の散策コース、高浜虚子などの句碑を巡る所要約20分の歴史文化コース、松原の美しさを満喫しながらたっぷり歩く所要約40分の森林浴コースが用意されている。木陰の涼を感じながらウォーキングしてみた。針葉樹のクロマツ、アカマツが植生する松林では木漏れ日が多く、キラキラと輝いて降り注ぐ。吹き通る浜風も心地いい。小鳥のさえずりもそこかしこから聞こえてくる。気比の松原に訪れた際は、景観に目を奪われるだけでなく、癒やしをたっぷり得ることもおすすめしたい。

高浜虚子の句碑。1957年(昭和32)に気比の松原を訪れた虚子は、「松原の続くかぎりの秋の晴」と詠んだ 高浜虚子の句碑。1957年(昭和32)に気比の松原を訪れた虚子は、「松原の続くかぎりの秋の晴」と詠んだ

スポット詳細

住所
福井県敦賀市松島町
駐車場
あり(無料)
※海水浴期は有料

情報提供: ナビタイムジャパン

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