新湊大橋

横浜ベイブリッジと同じ構造。運が良ければ立山連峰が見えることもある

富山新港の東西の港口をつなぐ橋として2012年(平成24)に完成した新湊大橋。アプローチ部分を含む全長は3.6km、海面からの高さは約47mあり、黒部ダムを除くと富山県内で最も高い建造物だ。高さ127mの塔から斜めに張った72本のケーブルで橋桁を直接支える構造の斜張橋(しゃちょうきょう)としては日本海側最大。シンプルで凜とした美しさがあり、晴れた日には立山連峰とのコラボレーションも見られるため、写真愛好家の被写体としても人気だ。上は車道、下は歩道の2層構造で、地上と歩行者専用通路「あいの風プロムナード」はエレベーターでつながっている。車道を走り抜けるドライブ、「あいの風プロムナード」での散歩、どちらでも富山湾や港を行き交う船の景観を楽しめる、とっておきのスポットだ。

富山新港の両岸2か所に「あいの風プロムナード」につながるエレベーターがあり、それぞれに駐車場も備えている

耐風・耐震対策が実施されている全天候型の歩行者専用通路「あいの風プロムナード」

帆船海王丸や海王丸パークも見渡せる