龍神温泉 元湯
1300年の歴史を誇る「美人の湯」を源泉かけ流しで
弘法大師によって開かれた温泉郷「龍神温泉」
群馬県・吾妻郡の「川中温泉」、島根県・出雲市の「湯の川温泉」とともに「日本三美人の湯」と称される日本の代表的な温泉地。田辺市に流れる日高川最上流部の渓谷沿いに温泉宿が軒を連ね、人里離れた山間部にひっそりとある秘湯だ。温泉の歴史は古く、役行者(えんのぎょうじゃ)が発見したのち、弘法大師が難陀竜王(なんだりゅうおう)の夢のお告げによって浴場を開いたとの伝説が残っている。江戸時代には、紀州藩主・徳川頼宣が気に入った湯としても有名で、紀州の殿様の別荘地としての歴史も。そんな温泉地にある唯一の外湯として親しまれているのが「龍神温泉 元湯」だ。
源泉かけ流しの露天風呂で秘湯気分を満喫!
「龍神温泉 元湯」の源泉は、肌の不要な角質や毛穴の汚れを取り除いてくれる、ナトリウム炭酸水素塩泉(重曹泉)。肌をしっとりすべすべにしてくれることから、「美人をつくる湯」として親しまれている。そんなぜいたくな湯を源泉かけ流しで体験できるのがここの魅力。山並みに囲まれ野趣あふれる造りの露天風呂では秘湯気分を味わえ、全面ガラス張りの大浴場からは自然豊かな渓谷沿いの景色が眺められる。46℃の自噴泉の大浴槽と48℃のボーリング泉の檜風呂の2種の浴槽があるので入り比べて楽しもう。
湯上りに静かな温泉街をぶらりとお散歩
静かな時間が流れる温泉街には、隠れ家的なカフェがあり立ち寄りスポットが多数。食事処やお土産店はもちろん、弘法大師が龍王の夢のお告げで温泉を見付け、薬師如来を安置したという「温泉寺」や、温泉寺の山奥にあり、中里介山の小説『大菩薩峠』にも登場する「曼荼羅の滝」も近くにあるので、訪れた際には足を延ばしてみるのもおすすめ。滝までは急こう配の山道が続くが、舗装された石畳の道なので歩きやすく手すりも設置されている。湯上りには、日高川沿いを散策し、渓谷美を堪能してみては。
冬期は424号でのアクセスがおすすめ
大阪方面から「龍神温泉 元湯」を目指す場合、最寄りは阪和自動車道有田IC。そこから国道424号線を経由し、所要時間は約1時間。最寄りICからは山道が続くので運転には注意を。そのほかにも、京奈和自動車道かつらぎ西ICより高野山を経由し、高野龍神スカイラインで向かうルートもある。春、夏、秋は四季折々の景色を眺められるドライブコースとしても有名だが、冬期は積雪などのため通行止めとなることがあるので、有田ICを経由して向かおう。
スポット詳細
- 住所
- 和歌山県田辺市龍神村龍神37 地図
- エリア
- 高野山・龍神温泉・九度山エリア
- 電話番号
- 0739790726
- 時間
- 7:00-21:00(最終受付20:40)
- 休業日
- 無休
- 料金
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【入浴料】
[大人(中学生以上)]800円
[小人(小学生)]400円
[幼児]無料 - 駐車場
- あり(70台)
- クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 不可
- Wi-Fi
- あり(フリーワイファイ田辺市)
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 平均予算
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【昼】1-1,000円
【夜】1-1,000円 - 滞在目安時間
- 30-60分
情報提供: ナビタイムジャパン
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クチコミ
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- 久々に行ってみた。
- 源泉掛け流しだけかと思ったら、循環もありちょっと残念。露天はしっかり循環と書かれていた。内湯は循環では無いらしいが、加温しているらしい。しかし、湯は良かった。
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- 源泉かけ流し
- 龍神温泉に行きました 車で高野山から龍神スカイラインを通り山の紅葉を見ながらのドライブは この季節ならではです 温泉街?に着くと想像とは かなり違い、かなりひっそりとしていました 事前にリサーチせずに行ったのも悪かったのですが、旅館での昼食付き日帰り入浴は、当日では受付してもらえませんでした...
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- 名湯なるほど!朝&夜、2回、入ってみた!
- 少しとろんとした、肌になめらかなお湯がヤミツキになりそうでした。併設の「別館」に宿泊したので、温泉の利用はフリー。朝も夜も入りましたが、すがすがしい朝に露天風呂から見た絶景は忘れがたい思い出です。
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