紀の松島めぐり
くじら号で、約1時間の海の旅へ出発!
はやる心で船旅へ
遊覧船のコースは1周55分のAコースをメインに1周30分のショートコース(最終便のみ)、1周40分のCコース(荒天時のみ)。乗船料は、Aコースが大人(中学生以上)1800円、小人(4歳以上)900円で、ショートコースは大人1000円、小人500円、Cコースは大人1400円、小人700円。Aコースは午前午後それぞれ3便ずつ、ショートコースが1便ある。波の高いときなどは欠航する場合も。観光桟橋向かいの切符売り場で券を購入し、出航まで待合室でゆっくりと過ごせる。南紀勝浦周辺の観光案内のパンフレット等が設置されているので、情報を集めるのもここで可能。くじら号が桟橋に着くと声をかけてもらえるので、乗り込んでいざ海の旅へ出発。大きなマグロの絵に彩られた魚市場に見送られながら、紀の松島を目指す。
ゆったりできる船内席と臨場感あふれる船外席
「日本三景」のひとつ・松島(宮城県)になぞらえたのが「紀の松島」。勝浦港の沖合、周囲約17kmにさまざまな奇岩が点在している。「ラクダ岩」や「ライオン島」など動物の形をした岩や、ロマンをかき立てる海蝕洞窟など見どころは多数。穏やかな湾を抜けると、外洋へ。ダイナミックな波のうねりが冒険心をくすぐってくれる。座席は冷暖房が効いていて心地よく過ごせる船内の席と、潮風を直に感じられる1階デッキ席、そして高い視点から左右の眺望を一度に楽しめる2階席。席の移動は自由なので、気分に応じて思いおもいに海を満喫することができる。見どころの紹介や解説は船内アナウンスが教えてくれるから、シャッターチャンスも安心して狙うことができる。
奇岩を楽しみ、生け簀(す)のイルカにも遭遇!
通常Aコースは隣の那智湾沖へと向かい、天候に恵まれると海上から遥か山手に日本一の落差を誇る那智の大滝を望むことができる。数々の海蝕洞窟や奇岩が織りなす「紀の松島めぐり」を楽しんだあとは、太地町(たいじちょう)にある「太地くじら浜公園乗り場」に到着。ここでいったん下船して、乗り場近くにある鯨の博物館や石垣記念館を訪れることもできる。そのあとの便で観光桟橋まで戻るのも、片道だけの利用も可能。いちばんのおすすめは、15:20観光桟橋発の便。太地町の「ドルフィン・ベェイス」のイルカの生け簀に船を横付けし、キャッチボールやジャンプなどイルカの曲芸を間近で見ることができる。波や天気の状況によってはイルカを見られないこともあるので、運のよいタイミングだけのお楽しみだ。
地元の味・「磯部」のたこ焼き
太地くじら浜公園乗り場を出たあとは、15分程度で勝浦観光桟橋へと一路戻る。小さな入り江に囲まれた隠れ家のようなホテルや孤島に浮かぶ島に立つ旅館など、海の観光地・南紀勝浦ならではの景色を見納めて、約1時間ぶりの陸へと上がる。切符売り場のそばにはときどき、たこ焼き屋「磯部」が出現。昔から地元で愛され続けてきた「磯部」のたこ焼きは甘酸っぱいソースが特徴で、12個入り300円というボリュームも人気の秘密。海旅の楽しさにはしゃぎ疲れた心と体を、ほっこりとおいしく癒やしてくれる。周辺では建物やアーケードなど昭和の観光ブームの頃をしのばせるレトロなスポットが見られる。近くの勝浦漁港内には足湯「海乃湯」等があり、無料で利用可能。温かい温泉の湯が、歩き回った足の疲れを癒やしてくれる。
スポット詳細
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町勝浦442-20 地図
- エリア
- 那智勝浦・太地・新宮エリア
- 電話番号
- 0735528188
- 時間
- 8:00-17:00
- 休業日
- 水(但し、荒天時及び閑散期、臨時休業あり)
- 料金
-
[Aコース]大人1,800円、小人900円
[Cコース(荒天時のみ)]大人1,400円、小人700円
※令和6年1月1日より - 駐車場
-
あり
※近隣にコインパーキング(タイムズ)あり - クレジットカード
- 不可
- 電子マネー/スマートフォン決済
- 可(PayPay)
- Wi-Fi
- なし
- コンセント口
- なし
- 喫煙
- 不可
- 乳幼児の入店
- 可
- ペットの入店
- 可(ケージまたはバッグに入れて指定場所を使用)
- 雨の日でも楽しめる
- はい
- 備考
- ※詳しくはお問い合わせください。
情報提供: ナビタイムジャパン