戸隠神社 中社
御神木や三本杉も見どころの中社は戸隠エリア観光の中心地
社殿は1087年(寛治元)に創建された。現在の社殿は1956年(昭和31)に再建されたもの
象徴的存在の大鳥居
中社へは、長野駅からバスや車を利用し約1時間で到着する。バスは中社の目の前に停まり、車なら周辺に駐車場も多いので参拝しやすいスポットだ。また周辺に多く建つ宿坊に泊まり、早朝から参拝へ向かう人も多い。まず目に飛び込むのが中社のシンボルでもある大きな白木の鳥居。中社正面の大鳥居は2020年(令和2)、84年ぶりに建て替えられたもの。鳥居は2か所にあり、もうひとつは西参道入り口に立っている西鳥居。鋼鉄製で西側参道入り口駐車場から入ることができる。
社殿、宝物舘、滝と見どころの多い中社境内
中社の祭神は、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)。天八意思兼命は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)が岩屋に籠ることで世の中が真っ暗になったとき、「岩屋の前で大騒ぎをして不思議に思った天照大御神が岩戸を少し開けたら天照大御神を導き出す」という岩戸を開くきっかけとなるアイデアを出した神様。そのため、智恵の神様といわれている。学業成就・商売繁盛・開運・厄除け・家内安全に御神徳がある。社殿は、妻入り向拝唐破風付きの社殿で外陣の中央に神楽の舞台が造られており、毎年数々の太々神楽(だいだいかぐら)が奉納されている。社殿から向かって右にある青龍殿に併設されている宝物館では戸隠神社のさまざまな社宝を見ることができる。
巨木巡礼! 樹齢700年を超える御神木と樹齢800年を超える3本の大杉
中社境内に入ると、まず目の前に現れるのが境内にある巨大な杉の御神木。御神木とは「特別に神聖視される樹木」のことを指す。日本古来からある「自然に神が宿る」という信仰のなかで、樹木、岩、山、滝が神の依り代として崇められてきている。中社には御神木と3本の大杉があり、この戸隠を遥か昔から見守り続けているということだ。見上げると、その雄大さと悠久の時の流れを刻み続ける生命力に圧倒される。
周辺のお店や観光施設にも注目!
戸隠観光スポットの拠点といえる中社の周辺には、多くのそば屋や土産物屋が並ぶ。また戸隠民俗館といった戸隠の伝統的な風土と生活を学べる観光施設もある。現存する忍術の流派のひとつである戸隠流の忍者にちなんだ、大人も子どもも楽しめるからくり屋敷もあるので、ぜひ立ち寄ってみよう。中社に車を停めるかバスを降りたあと、五社巡りをしながら合間に戸隠そばを味わい、自然や文化や歴史に触れるといったトレッキング感覚での楽しみ方もおすすめだ。
中社から下に向かって車で約5-10分、徒歩で約15-20分で宝光社、火之御子社がそれぞれあり、上には車と徒歩で約40分、徒歩のみなら約1時間で奥社、九龍頭社へ行くことができる。
スポット詳細
- 住所
- 長野県長野市戸隠3506
- エリア
- 長野市周辺エリア
- 電話番号
- 0262542001
- 時間
- 9:00-17:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- [拝観料]無料
- 駐車場
- あり(150台)
- クレジットカード
- 不可
情報提供: ナビタイムジャパン
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